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外資系証券会社
外資系証券会社が企業を買収するのことの仕組みがわかりません。教えてもらえませんか? 素人質問で、知識の欠片もなく申し訳ありません。 この疑問に思ったことが、外資系企業が他の外資系の企業を「買収」したということを聞きます。 昨年のテレビドラマ「医龍2」でも、内田有希さんが役をやっていた 片岡という女の人も、病院を買収をする。そういう買収というのは証券会社がするものなのか、わからないのです。つまり仕組みですね。 そこで教えていただけないでしょうか?
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小さな会社を経営しています。 企業の買収をするのは何も外資系会社や証券会社にしかできないことではありません。日本の会社が海外の企業を買収することもありますし、国内企業同士での売却、買収も数多くあります。買収に特別の資格が必要と言うわけでもありません。 証券会社は銀行同様に金融会社です。一般企業と異なり、沢山の企業情報、時に他企業がまったく知らないようなうま味のある情報が集積されています。そして手元には巨額の資金があります。ある企業が優良会社であれば、株主への配当も大きいでしょうし、資産も多いでしょう。さらに業績が伸びると金融会社が考えれば、それを傘下に納めて自社の価値を高めたいと考える他企業もあります。 また自分の会社の弱い部門をその会社が非常に得意としていて市場でもそれが認められていること、あるいは自分の会社がまだ進出していない外国市場にすでに他社が一定の強みを持っていること、これも「わざわざ自分達で苦労しなくても、その会社を手に入れればいい」と考える買収企業によっては大変魅力的に映ります。 証券会社が買収する最終目的には、その会社を経営することではなく、転売して巨額の利益を手に入れることにもあります。つまり金融系の会社がその企業を買収して自らの傘下に納めることもありますし、さらに他社に転売して利益を得たいと考えることもあるわけです。 買収される企業の一部分(これから儲かる分野、自社が弱い分野)だけを買う、全社まるごと買収する、合併して一社になるなど企業買収の方法は数多くあります。これを全部解説すると膨大なページになりますので、このあたりで失礼!