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固定バイアスではカップリングコンデンサーが不可欠?

真空管アンプを作るとき、出力管を固定バイアスにするなら、その前段 をカソードフォロワーとしたとき前段との間に(カップリング?)コンデンサーは不可欠なのかしら? 尋ねる理由を示すのがエチケットですね。出力管のマイナスバイアスを小さくして使うためにカソードフォロワーにしようとしているのですが、同時に、固定バイアス方式も取り入れたいから、ということです。

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  • JT190
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回答No.1

> 真空管アンプを作るとき、出力管を固定バイアスにするなら、その前段 をカソードフォロワーとしたとき前段との間に(カップリング?)コンデンサーは不可欠なのかしら? 不可欠ではないです。前段のカソードを-電源に繋いでおき、グリッドも-で引っ張れば、前段のカソード電圧も-に出来ますから、そのまま出力管の固定バイアス電圧としてグリッドに直結出来ます。(直結=コンデンサ不要) ↓こんな感じ http://www2f.biglobe.ne.jp/~furovisu/s_single/sakuzu/801s1.gif > 尋ねる理由を示すのがエチケットですね。 エチケットだからではなく、「抽象的・概念的な質問に対しては、具体的な回答が出来ないから」です。 もっと言えば「質問者が何を考えているのか、何をしようとしているのか分からないから」「質問者自身がどの程度の予備知識を持っているか分からないから」です。 > 出力管のマイナスバイアスを小さくして使うためにカソードフォロワーにしようとしているのですが、同時に、固定バイアス方式も取り入れたいから、ということです。 前の質問と合わせて考えるに・・・ http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4716825.html http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4717333.html 「終段の211を浅めのバイアスで使い、グリッドが+になる領域まで振りたいので、前段をカソードフォロアにしたい」 ということですよね? (この「グリッドが+になる領域まで振る」のをA2級増幅と呼びます) この考え自体は正しいです。実際25年位前までは、211のアンプといえばドライバは12BH7の直結カソフォロと相場が決まっており、これで211のグリッドを+領域まで振って大出力を得ていました。 (現在では12BH7→出力管に置き換えたり、トランスドライブにする例が多いですが、それでも基本は上記の構成です) しかし・・・カソフォロドライバ管を211にすることは余り(というか全く)お勧めできません。 ・211をドライバにするなら、トランス結合とすべき (百歩譲っても、せいぜいチョーク結合) ・カソフォロドライブとするなら、同じような特性の小型管(VT62やVT25クラス)で十分 (カソード抵抗をある程度大きくしようすれば、プレート電圧を600V以上は掛けられなくなるはずで、211は不要) ・そもそも、直熱管をカソフォロで使った例を聞いたことがない (いろいろ問題が噴出する可能性があるので、事前に詳細検討が必要と思われる) ついでに書けば、直熱管の場合は両chのヒーター(フィラメント)電源は共用できません。(もちろん、片chの出力管とドライバ管でも共用できません) 意欲は認めますが、失礼ながら明らかに知識不足ですので、現時点で211のような高圧回路を弄るのは「絶対にやめておいた方が良い」と思われます。

elegantia
質問者

お礼

詳しい説明をありがとうございます。 現用のアンプの改造増築という構想なので、1.プレート電圧は500vである 2.インターステージトランスを取り付けることが面倒だし、取り付け場所もない、ということで、カソードフォロワーを考えました。アドバイスに基づき、さらに構想の細部を詰めていきます。