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水槽立ち上げのバクテリア
はじめまして。 初心者です。水槽立ち上げ時の事でお聞きしたいのですが、 カルキぬきした水を入れ、市販のバクテリアを入れ、 バクテリアの餌となるものとして、あるサイトを参考にゆで卵の白身を4カケラほど入れ、投げ込みのフィルターを入れ1週間ほどたちます。 ゆで卵が白いわたぼこりで包まれた様に、なっています。 これはなんでしょうか?また水槽立ち上げまでには ここからどうすればよいのでしょうか? お解りのかた教えて下さい。 現在は水換えもせず、ゆで卵も替えていません。 ちなみに30cm水槽で、約12リットルです。
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こんにちは。 >ところでこのゆで卵、結果として入れた事は >よかったのか、まずかったのか? >Densuke03さんのご意見を聞きたいです。 「ゆで卵を入れて、その後どのように手当てしていくか」という、全体的な計画=方法論がはっきりしているのならば、入れたことはその1ステップとして良かったと思います。そうでなければ、もっと良い方法もあったと思います。 水槽での飼育には、「こうじゃないといけない」という決定的な方法論がありません。「魚に有害なものを蓄積させない」という、許容範囲の広い中でひとつひとつの方法を自由に選択していくことになります。つまり、その範囲の中であればどのような方法でも正解です。 ただし、「ここでこの方法をとるならば、次はこの方法をとらざるをえない」という点がたくさんあります。今回の件では、ゆで卵を入れるならば次にそこに間違いなく発生するカビにどのように手当てするか、という手段が用意されていなければなりません。 実は、水槽での飼育には、化学や生物、物理などの総合的な知識が要ります。しかし、そのようなものを趣味で楽しんだりショップで働くためにすべて具備するなどということは現実的でありません。したがって、どんなベテランや専門店の店員であっても、科学的にはおかしなことを言っている場合が少なくありません。ただ、実際の水槽での飼育の場面ではそれでもたいていは問題ないのです。 ある程度確立された方法論には、おかしなor間違った方法が一箇所入っていても、そのあとに、それをフォローして利点へ変えていくような方法が用意されています。しかし、あっちの方法論をちょっと、こっちの方法論をちょっと、という具合に組み合わせて独自の方法論を作ろうとすると、おかしなことになってしまいがちです。 「じゃあ、『ある程度確立された方法論=おかしくない方法論』というのはどうやって見分けたら良いの?」という疑問がわいてくると思いますが、現状では、やはり専門の本を一冊買うことをお勧めします。出版されている本はだいたい信用できます。一方ネット上にはツギハギの方法論がたくさん書かれています。その中から手段に矛盾のない方法論を選び出すことはなかなか難しいと思います。あえてネット上で信頼できる方法論を探し出すのであれば、長期に渡ってきちんと実践されておられる方のサイトを選び、一から十まで忠実に倣うようにするとうまくいくはずです。 そして、関係する科学の知識と経験が増えてくると、自ずと「あ、ここはこうアレンジできるな」というのが分かってきます。そうなったら、wchbg631さん独自の方法論を新たに作ることができ、さらに魚の飼育が面白くなってくるはずです。 私はこのように思います。
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- x530
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No.3です。 > x530さんの、信じる回答を選ぶ基準とは何ですか? ・とても難しい、ご質問に思います。 私の場合、基本的に熱帯魚の棲む現地を訪れ経験則です。 ・同じ生体の飼育でも、水槽の大きさや、水槽で育てる水草によりコメントは変わります。 だた、この掲示板限定ならば、 ・bellena33様 ・singura様 の二方は、想像するに恐らく熱帯魚関係の仕事に関係されている方だと推察されます。 円筒形は縦に切れば長方形、横に切れば円形になります。 同様に、「bellena33様」「singura様」のコメントは切り口の方向性は異なる事がありますが、熱帯魚のことを良くご存知で、とても愛している方のコメントだと思います。(いつもナルホドと思います。) 私は、義理の弟がアフリカ人で、友達がミャンマー人という事もあり、その関係で現地に足を何度か運んだ経験から、チョッとだけ熱帯魚に、本当にほんの少しだけ知識が増えたのかも知れません。 アフリカやインド、タイ、ミャンマーは、本当に熱帯魚の宝庫ですから。 ただ、現地の川では、体長10cm以上の馬鹿でかいヒルに、イキナリ10匹くらいに噛み付かれて、3~4日、高熱でうなされる事も何度かありましたよ。 ~あ、、、今思い出しても気持ち悪い。。。
お礼
げ、現地での経験って。あなた・・・ あまりにもスケールが大きくって、 x530さんもsinguraさんも知識や経験が深いのですね。 なんかイチローと松井に打撃フォームを教えてもらった 野球少年みたいです。 少しツッこんだ事ききすぎてたらお詫びします。 しかし10cm以上のヒル×10・・・考えただけで鳥肌ですっ!
- x530
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No.3です。 > そしてアンモニア発生源?ですが普通の熱帯魚の餌でもよいのですか? ・熱帯魚の餌は、主原料は魚とエビのすり身です。(草食性の魚の餌以外) 結果として食べ残した餌も、アンモニアの発生源です。 ただ、アサリや豚肉、卵よりもアンモニアの発生量が少ない(直ぐに腐らない)ので、濾過バクテリアの繁殖には効率が悪く、立ち上げ時には使われないのです。 > これからなんですが、『3cm位の小型魚を少数、1~2匹』はすぐ入れてよいのでしょうか? ・カビた卵を撤去し、半量の換水後ならば、すぐに入れても問題ありません。 実は、アンモニアや亜硝酸を分解する濾過バクテリアは、数十種類います。 目的とする魚の飼育環境から発生するアンモニアが、一番、増えてほしい濾過バクテリアを育てるアンモニアです。 > そして最後にビンボー初心者はできれば試薬を使いたくないのですが、(単純に経済的な理由です)その2つを使わず、もしくは何かで代用して、濾過バクテリアの繁殖を知る術はありませんか? ・ミナミヌマエビを3匹ほど魚と一緒に飼育する方法があります。 http://park17.wakwak.com/~kabukabu/data-m_numaebi.htm ミナミヌマエビは、アンモニアや亜硝酸、飼育水の汚れに、魚よりも敏感です。 通常ならば水質に敏感なため、水槽を立ち上げ、魚を飼育し、一番最後にエビを水槽に投入します。 この、エビの特性を逆手に取る方法があります。 昨日まで水槽で落ち着いていたミナミヌマエビが複数匹、同時にバタバタ騒ぎ出したら(水槽内を泳ぎ回る状態)アンモニアや亜硝酸が上昇してきたと判断できます。 温度合わせなど十分に注意深く換水し、数時間でエビが落ち着けば、アンモニアや亜硝酸が原因だと判断できます。 ただし、水槽を12時間ごとに観察できない、wchbg631様の仕事などが忙しい方だと(注意を怠ると)エビは多分、死亡することになります。 やはり、私は、出来れば、亜硝酸試薬だけは購入するのが良いと思います。 亜硝酸濃度が、ある日を境に急に減少する様子「つまり、水槽が立ち上がった瞬間」は、水槽立ち上げの最初だけしか見ることの出来無いサプライズです。 亜硝酸が、ある日を境に急に0になります。 この日が、水槽内の濾過バクテリアが活動し、水槽が立ち上がった記念日なのですから。。。とても勉強になりますよ。 最後に例の「綿ぼこり(カビ)」について、、、 水槽内の底に残った「残り餌」などが直ぐにカビる状態は、水槽内に様々な細菌やバクテリアが大量繁殖しているサインです。 状態により、水面に油膜が張ったりすることもあります。 この状態が長期的に続くと、魚に病気を発症するエロモナス菌(これも常在菌です)なども繁殖します。 原因は、水槽水が富栄養化です。 「餌の量の多すぎ」や「換水をサボる」ことが主な富栄養化の原因です。 水槽が完全に立ち上がる(様々な細菌や善玉、悪玉、日和見菌が落ち着くまで)には、3ヶ月ほど掛かります。 水槽を立ち上げ直後は、あまり関係ありませんが、3ヶ月を過ぎたあたりからは、水カビが発生することの無いように環境を整えてくださいませ。
お礼
今日、亜硝酸試薬を買ってきました。 水カビに関することもいろいろ参考になりました。 ところで、この件だけに限らず、いろいろな質問での回答で、 ある方は「これだ」と言い、また別の方は「いや、それだ」と 言った時、x530さんがその件に関してまるで分からない場合、 x530さんの、信じる回答を選ぶ基準とは何ですか?
- shingo_326
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no.1の者です。もちろんカルキ抜きしたものです! 立ち上げてから1ヶ月ほど毎日少量(4分の1程度)の水換えをする事が可能であれば、今すぐにでも魚入れて大丈夫ですよ!そのかわり、水換えする水はカルキを抜いて温度も合わせてからゆっくり少しずつ入れてくださいね!それ以降は魚の数によりますが、小さい魚5匹程度であれば週1で3分の1の水換えをし、3ヶ月後には半月に1度で十分です。しかし、今後ろ過装置を新たに導入する気がないのであれば、魚の調子など、様子を見て水換えしてあげてください。 淡水魚であればそんなにシビアにならなくても、よっぽどでない限り死にません。
お礼
水換えの温度合わせですが、水槽内はヒーターである程度の温度で ある場合、入れる水として、その温度に近くするには お湯を足したりするのですか? その際の注意事項とかありますか? >淡水魚であればそんなにシビアにならなくても、よっぽどでない限り死にません。 ↑の言葉でかなり安心しました。 前にヤマトを10匹と子赤を2匹☆にさせてしまったので、 慎重になってます。
- singura
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こんにちは。 >卵の白身を4カケラほど入れ、 こんな分解し辛いものを入れてしまってはタンパク質→アミノ酸→アンモニア→亜硝酸→硝酸塩と酸化作用が始まるまで相当の時間がかかると推測されます。 >ゆで卵が白いわたぼこりで包まれた様 亜硝酸を計測して発生していれば徐々に立ち上がる段階で、発生していなければゆで卵が役に立っていないと推測されます。卵ではなく生あさりを1~2個(12リットル用)潰して1週間~10日すれば必ず亜硝酸(NO2)は発生します。 ただし投げ込みのフィルターが生物ろ過として機能するかどうかは疑問です。 私も30センチ水槽10本を投げ込みのフィルターで飼育していますが生物ろ過が十分機能しているとは思えず、マツモやアナカリス、ナヤス等の水草で濾過を補っています。 使用している濾過器が小型外部ろ過やエアリフト式底面フィルターであればろ過の立ち上がり途中と断言できますが、投げ込みのフィルター私用で敢えてアンモニア(NH3/NH4)を発生させようとは、私でしたら考えません。 >また水槽立ち上げまでにはここからどうすればよいのでしょうか? 何を飼育しようとしているのでしょうか? また底砂の有無と使用しているなら何を入れているのでしょう? 水草の有無は?水槽の環境はいろんな状況が複雑に絡み合ってバランスが取れるようになっています。 30センチ水槽でアナカリスを入れ、投げ込みのフィルターで2日も水を回せば水がこなれ、小型魚の2~3匹ならバクテリア云々を考えるまでもなく飼育できます。飼育しているうちに水槽内にバクテリアが繁殖して10匹ぐらいは問題なく変えるようになります。 >現在は水換えもせず、ゆで卵も替えていません。 小型外部ろ過やエアリフト式底面フィルターであれば水を換えずゆで卵を潰しアンモニア(NH3/NH4)を発生させることをお勧めしますが、生物ろ過のあまり期待できない投げ込みフィルターでは先に書いた水草の導入を考え、今のゆで卵を捨て、リセットした方が安全かと思います。 参考まで。
お礼
ありがとうございます。 水草は私も入れております。ハイグロフィラとウィローモスです。 水草にも濾過を補う作用があるのですか。 この容量でこのフィルターではアンモニア発生させてもバクテリアが 追いつかないという事ですね。 飼おうとしているのはアカヒレやらグッピーやらテトラなどの小さい 物で比較的丈夫なものです。あ、ヤマトも混泳させたいです。 水槽が小さいので実際はその内2種類くらいでしょう。 底砂は白い粗めの石です。詳細は失念しました。 ここまで見てきて私がやってきた事とこれから飼育しようと する物に、かなり差があるように思えてきました。 参考にさせていただきます。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
> ゆで卵が白いわたぼこりで包まれた様に、なっています。 > これはなんでしょうか? ・多分、水カビ。 水槽の立ち上げについて、 水槽内に飼育者が放り込んだ有機物は、やがて腐敗します。 腐敗した有機物からは有毒物が生成されます。 水槽内の有毒物を無毒化するバクテリアが、水槽内で一定量、定着繁殖している状態を初期段階の「水槽の立ち上がった」といいます。 *飼育者が放り込んだ有機物=餌の事。(水底に沈んだ魚の残餌/魚の排泄物など) *有毒物=アンモニアや亜硝酸の事。 > ここからどうすればよいのでしょうか? > 30cm水槽で、約12リットルです。 ・難しく考えることはありません。 3cm位の小型魚を少数、1~2匹だけ、しばらく飼育すればOK。 小型魚を飼育すれば、残り餌や排泄物から有毒物が生成され、有毒物を処理する濾過バクテリアたちが繁殖します。 有毒物の濃度が、小型魚の致死量以上に高まらないように飼育することが大切です。 つまり、イキナリ、たくさんの魚を水槽へ入れなければ良いのです。 小型魚1~2匹を控えめの餌で飼育すれば、急激にアンモニアや亜硝酸の濃度が高まることはありません。 小型魚1~2匹を30日ほど飼育すれば、アンモニアや亜硝酸を分解処理する濾過バクテリアは水槽内に定着繁殖します。 飼育開始後、30日ほど経過した後に、目的とする魚を目的とする飼育数まで徐々に増やせば良いのです。 換水は、30cm12リットル水槽ならば、週に一度、4リットルほどで良いでしょう。 小型魚を少数飼育するのですから、ゆで卵は取り出して構いません。 水カビが発生する水槽環境は、あまり良い水槽状態ではありません。(まだ、魚も居ない水槽ですから、良いとか、悪いとか、それ以前の問題ですが、、、) 半分程度、換水してから、魚を入れることをオススメします。 > 市販のバクテリアを入れ、 ・濾過バクテリア類は、モノを腐らせる腐敗菌の仲間で、常在菌類です。 地面にも、私やwchbg631様の手の平にも、呼吸で吸っている空気にも存在する菌です。 「市販のバクテリア」に効果0とは申しませんが、私は無駄な出費だと思います。 可能ならば、アンモニアと亜硝酸の2つの試薬だけ購入することをオススメします。 濾過バクテリアが水槽内で繁殖したか否かを、有毒物(アンモニアと亜硝酸)のチェックを行うことで、間接的に知ることが出来ます。 また、有毒物の濃度を把握することで、危険の回避が可能です。 http://www.tetra-jp.com/products/treatment/treatment07/
お礼
ありがとうございます。 まずは、綿ぼこりの正体がわかり一安心です。 そしてアンモニア発生源?ですが普通の熱帯魚の餌でもよいのですか? これからなんですが、『3cm位の小型魚を少数、1~2匹』は すぐ入れてよいのでしょうか?それともゆで卵の影響で何日かおいて から投入した方がいいですか? そして市販のバクテリアですが購入してからx530さんのような意見をよく聞き、もう今度は買わないぞ!と決めつつ、残りを消費しています。 そして最後にビンボー初心者はできれば試薬を使いたくないのですが、 (単純に経済的な理由です)その2つを使わず、もしくは何かで代用して、濾過バクテリアの繁殖を知る術はありませんか?
- Densuke03
- ベストアンサー率78% (33/42)
はじめまして。 ゆで卵についた白い綿ぼこりのようなものは、水中で発生する「カビ」の仲間です。それ自体が魚や草に直接悪い影響を与えたりはしません。なので、あってもあまり気にしなくて大丈夫です。ただし、魚の粘膜が傷んで病原菌がついたりした場合、そこに取り付いて症状を悪化させたりはするので、無い方が良いようなものです。したがって、卵は、カビを落とさないようにそっと取り出してしまってください。 立ち上げのときに卵を入れる理由は、おそらく、卵のたんぱく質が硝酸に分解され→硝酸をエサとするバクテリアが増える、と考えてのことと思います(それ以外に有益な効果はありませんから)。しかし、ゆで卵だと、お気づきのように、有益なバクテリアとともに害になるバクテリアも増えてしまいます。 このあとですが、とりあえずゆで卵をそっと取り出してしまったら、あとは何もせず自然にバクテリアが定着するのを待つのが良いと思います。水温を26度ぐらいに保った場合、バクテリアがある程度水槽で機能するまで、だいたい50日ぐらいかかります。 「それまで待てない!」ということであれば、とりあえずもう一週間待ち、それから強健な魚を1匹か2匹、ためしに入れてみると良いでしょう。そこから1週間経ったら、さらに1、2匹、という具合に増やしていけば、それが出すフンもバクテリアのエサになるのでだんだん水槽の中が安定してきます。
お礼
ありがとうございます。 ゆで卵は早速取り出しました。 ところでこのゆで卵、結果として入れた事は よかったのか、まずかったのか? Densuke03さんのご意見を聞きたいです。
- shingo_326
- ベストアンサー率16% (13/80)
もうそのゆで卵を水槽から出していいと思いますよ! それから、一週間ほど回して魚入れちゃってください! あ、魚を入れる前の日に3分の1程水換えしてくださいね! 飼う魚は淡水魚ですよね?
お礼
お返事ありがとうございます。 魚を入れる前日の3分の1程の水換えは カルキ抜きした水道水でよかったですか? 飼おうと思っている魚は淡水魚です。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃるとおりサイトだけを頼るに無理をかんじました。 本を見て少し頑張ろうと思います。 ただ、本にはイレギュラーな事は余り載っていない物も多く、 そういう時にはまた質問させていただきます。 みなさん本当にありがとうございました。