通常は観賞魚用の浄水器に通すだけです。
カルキを抜くのが面倒くさいからですね。
ブリーディングのプロとかであれば、RO(逆浸透膜)を使用して、
水道水から余計なミネラル等を取り除きます。
さらに純水に近い水が必要な場合、その上で、イオン交換樹脂に通します。
これは、繁殖などで水道水よりももっと綺麗な水が必要だからですね。
また、水道水は時期により悪くなることがありますので、その対策でもあります。
ただし、純水に近い水は、あまりにもミネラルが取り除かれすぎており、
また緩衝作用もないため、ROで作った水は普通の水と割って使います。
しかしながら、このような水で育てられた魚は、一般の飼育者の水槽で水質ショックを起こしやすい欠点があります。
そのため、通常のお店では、できるだけ、飼育者の使う水に近いよう...
つまり、水道水をそのまま使用することにしているお店が多いです。
その他、水替え用の水槽(少量の水草が入っている)を用意し、
一旦水を貯めて廻し、その後水替えに用いるような場合があります。
これは、「尖った水を柔らかくする」と言われており、
無機物が多い水道水に対して、有機物を混ぜて魚の体表を痛めないようにするためです。
(その水を一瞬で簡易的に作るのが粘膜保護剤。)
基本的に、良い水とは引き算であって、何かの調整剤を足すようなものではありません。
※ 粘膜保護剤は除外
意図的に何かを添加する必要がある場合を除き、そういったものは買わない方が良いと思います。
お礼
いつもありがとうございます。 やっぱりカルキとか抜くだけで十分なんですね。