>では、数字が増えれば音作りが
>幅広くなるってことですね??
うーん、そこは一概には言えません。
ライブのPAなんかでは、29~31バンドの物を使うのが普通なんですが、この場合はライブ会場の音響特性に合わせたきめ細かい補正をするために使うのが普通です。
しかし、31バンドもあると、単純にこのうち1つだけのバンドを動かしても、出てくる音自体には、パッと聞いた感じでそんなに大きな変化は出ません。バンドの切り分けが細かすぎて、人間の耳ではパッと聞いた程度では変化が感じられないのです。実際、かなり耳の肥えた人…プロ音響屋の耳を持った人…でないと、どのバンドが変化したかなんて、瞬間的にはわからないです。
また、逆にこのような細かい特性を利用して、ハウリングする周波数だけをピンポイントで調整しつつ、客席にはほとんど音が変化してないように感じさせる…という技もできるわけです。
なので、31バンド級のイコライザだと、1つだけでなく複数のバンドを非常に細かく設定していって、初めて思い通りの音になってくる…という面があります。これっくらい細かいと、感覚的な調整というのは逆にメチャクチャ難しいですし、実際に調整にはかなりの時間がかかります。
楽器の音とかCD等の再生音を、感覚的な調整で好みの音に仕上げていく…という使い方なら、7バンドからせいぜい15バンドまでのグラフィックイコライザの方が、遙かに使いやすい場合が多いですね。
お礼
どうもお早い説明ありがとうございます。 「あぁ~!」とすごく納得しました!! ほんとにありがとうございます。。 では、数字が増えれば音作りが 幅広くなるってことですね??