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ヒンデミット金管楽器とピアノのためのソナタCD: おすすめの選び方
- ヒンデミットの金管楽器とピアノのためのソナタに興味を持ちCDを購入しようと思ったが、どのCDがいいか分からず迷っている。
- 探したCDは『Sonatas For Brass And Piano Members Of Met&Empire Brass.Korevaar(P)』、『Complete Sonatas Vol.7(Cello.Contrabass.Tuba.Trombone)』、『金管楽器とピアノのためのソナタ全集 グールド他』の3つと『Sonatas For Brass&Piano:Gould』の1つ。
- CDの選び方が分からず、曲目や作品番号の情報がないCDもあるため迷っている。トランペットやホルンのソナタも入っているCDもあり、オススメのCDを教えてほしい。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 なんとまあマニアックなご質問で・・・(笑) なんか狙い撃ちされた気もしなくもありませんが,まんまと釣られてみました♪ 定盤なのは,グールド(もちろん,「あの」グールドですよ)がピアノを演奏しているものでしょうか。(輸入盤と国内盤では,おそらく,内容の差はないものと思います) 資料としても音楽としても価値の高い名盤だと思っています。 ピアノ演奏としてのアクの強さは私にはよく分かりませんが,ほどよくドライな感じがヒンデミットのイメージには合うような気がします。(実際,グールドはヒンデミットがかなりお気に入りだったようですし) 金管楽器のソロを担当しているのは,フィラデルフィア管弦楽団(アメリカのメジャーオーケストラ)の当時の首席奏者たちだそうです。 他のアルバムは聴いた事がないものばかりなので比較はできませんが,1枚目でソロを担当しているEmpire Brass(エンパイヤ・ブラス)はその筋では大変に有名な,世界有数の金管五重奏団ですので,これも悪くはないだろうと思います。 2枚目もよく分からないアルバムですが,調べてみたところ,TubaのWalter HilgersさんはGerman Brass(ジャーマン・ブラス)というこれも有名な金管アンサンブルの創始者&奏者さんだそうですし,TromboneのソロはSloker(スローカー)さんではないですか!ソロ・室内楽でのトロンボーンの地位を著しく向上させた功労者です。もちろん実力も。 挙げていただいている中ではヨーロッパ系はこれしかないようなので,そういう意味での興味もありますね。ジャケットはこれがいいかも?(笑) あと,勝手に選択肢を増やして恐縮ですが,個人的にはこれも捨てがたいです。 http://www.amazon.co.jp/Paul-Hindemith-Complete-Brass-Works/dp/B0000038IN 理由は, 1.トロンボーンがJoseph Alessi氏(ニューヨークフィルハーモニック首席,超名手) もちろん他にも名手がいっぱいです。「Summit」と自称しちゃうくらいですし(笑)。 そういえば「Empire」といい,ラッパ吹きには自意識過剰が多いような気が。・・・えっ,私? 2.「ピアノ,金管と二台のハープのための演奏会音楽」という珍曲他,「朝の音楽」「4本のホルンのためのソナタ」等,金管マニア度はこちらの方が高い 他には,各楽器のソロのアルバムに入っていることもありますが,それは今回は対象外としましょう。 以上,いろいろマニアックに語ってみましたが,まとめとしては,個人的には,まずはグールドのもので十分だろうと思っています。(ピアノ視点がメインの方には特に^^) #ところで,正直に申し上げますと,そもそもこの作品自体が質問者さまの好みとはちょっと違うのでは?・・・という気も少々・・・。
お礼
先日はお忙しい中 色々教えて頂きありがとうございました。 全体的には思ったより好きです。体質に合わなくてお腹の辺りに妙な妖気が漂うかなぁ(変な表現ですみません^^;)と心配?していたんですが 全然そんな事なくて。やっぱりピアノとのソナタなので そういう意味で無事だったのかと(これがオケだったら?汗) Ta様には申し訳ない感じですが トランペットソナタが大変気に入りました。特に2・3楽章は凄く好きです。他の曲は『凄くいいな』と思ったフレーズの次のフレーズで『へっ?わからない。なんでこうなるの』って感じの繰り返しで^^;)部分的に好き…という感じです。 ピアノとの音の相性は 私の感覚ではホルンが一番良くて 次がトロンボーン トランペットでした。 あ、ホルンソナタの3楽章とアルトホルンの4楽章も私にしては?好きになりました(アルトホルンの4楽章の冒頭 突然聞き慣れない男性の声がして Ta様かと思いました…冗談です。) ここ(クラカテ)にお邪魔しなければ 一生聴く事がなかった曲に興味を持ち こうして楽しめる…これがクラカテの一番の良さであり 醍醐味だと思いますし 多分私にはカテゴリ違いの場所なんですが ここに居着いた?一番の理由です グールド…ってこんなに正統派でしたっけ?というほど 今までの印象とは違って聴こえるのは 私がグールドに偏見を持っていたのか ヒンデミットの作品だからなのか まだはっきり分かりませんが 非常にすっきりとした表現と音が適度に硬めな感じが、この作品に合う気がして爽やかに聴けました。グールドの他の作品も聴きたくなりましたね。 今回一番びっくりした事。私の母が ちょこんと隣に座り一緒に聴いていて 私より先に『あら~。こういう曲 いいわね~。オーケストラより落ち着くわ~』と感想を言ったのには びっくりしました。落ち着くかい?と少々疑問は残りましたが… なんだか大した感想ではないですが こんな感じです。まだまだホントは教えて頂きたい事もありますが 今回はこのへんで? ありがとうございました。
補足
ご回答ありがとうございます。私も質問しながら『なんとまぁ マニアックな質問だこと。これはTa595様以外の回答は多分無理かな…^-^;』と思いましたが 決して狙い撃ちした訳ではございません^^;)。 私もまさかこのような曲(こら)を聴きたくなるとは 夢にも思わず 自分でもびっくりです。 ちょっと背中押され過ぎて?回答を拝見したら全部聴きたくなっちゃいました(笑)が ご推薦頂きましたグールドに決めました。 感想を添えてお礼させて頂きたいので かなり時間がかかりそうです。珍感想?気長にお待ち下さい。