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千秋楽。「今場所 最後の取り組みであります」という場内アナウンス。間違いでは?
1月25日、千秋楽。白鵬と朝青龍の結びの一番(優勝決定戦ではないほう)。 「今場所 最後の取り組みであります。」 という場内アナウンスがありました。 結果的には、白鵬が勝ち、その後に優勝決定戦を やることになったので、その取り組みは 「最後の取り組み」ではありませんでした。 このようなアナウンスは間違いであり、 白鵬に対して非常に失礼だと思うのですが、 なぜこのようなアナウンスをしたのでしょうか?
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別にどうでもいいじゃん、そんなに屁理屈こねて回答者に噛み付かなくても。 それとも場内アナウンスはこう言えば質問者さんは納得するの?「~今場所最後の取り組みでありますが、西方・朝青龍が勝利いたしました場合は優勝決定戦を行ないますので、その場合は本取り組みが今場所最後の取り組みでなくなる可能性もございますのでご了承ください」と回りくどく言えばいいのかね? 改めて回答に入ります。 まず取り組みとは「取組編成会議」にて決定します。 【財団法人日本相撲協会寄附行為】 【取組編成要領】(昭和四十六年七月施行) 第一条:本場所相撲の取組は、取組編成会議において作成する。 第二条:取組編成会議は、審判部の部長、委員を以て組織する。 第五条:取組は、本場所の初日の二日前に初日、二日目の取組をその後は前日に取組を編成し、発表するものとする。 この解釈でいけば「取組」は前日に審判部部長・委員出席の元で会議を開いて決定しなければいけません。 つまり昨日の例なら、白鵬が勝って同点となった時点で、「白鵬と朝青龍の優勝を決める取組」を日曜日の本割後に緊急に取組編成会議を開催し、その優勝決定戦は本日の月曜日に行なわないといけなくなります。こんなバカなことがありえますか?? さて、優勝決定について、同じく【相撲協会寄附行為】から引用します。 【優秀力士表彰規定】(昭和三十二年十二月一日改正) 第一条:本場所に於て、幕内で最高の成績を納めた者には、賜杯と優勝旗を贈って、その栄誉を表彰する。 東西制の場合は、個人に賜杯を、団体には優勝旗を授与する。 第二条:個人優勝については、同成績のあった場合には、同点決勝を行って優勝を定める。 ここで第二条に「同点決勝」とのみ記載されています。「取組」とは規定されていません。優勝を定める「同点決勝」なのです。Wikiでは『取組』であると記載されているようですが、相撲協会の公認規則である【寄附行為】には一切、取組とは記載されておりません。 お分かりいただけましたか。 よって、場内アナウンスは間違いではありません。 あと、Wikiにこだわっているようですが、Wikiは妄信しないほうがいいですよ。「同点決勝」を「取組」として誤った記載をしているしね。 あくまでも素人編集のネット上の辞典であり100%の信憑性なんてありません。
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- yurikalove
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長年大相撲を見ていますが、この場内放送はずっと同じですね。 朝青龍が勝っていれば最後の一番になったのですから、優勝決定戦が あって最後の一番にならなかったのは結果論にすぎません。そもそも大相撲では優勝決定戦はあくまで番外の扱いです。春場所はおそらく優勝した朝青龍が東横綱になるんでしょうけど、昔は番付にも決定戦の勝敗は反映されませんでした。
- sirocop
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まだ閉じられていなかったのですね! ほとんどの方、勘違いされていますが#5でも書きましたが、厳密にはおかしいです。 というか、省略形なのですね。 ほとんどの方、場所と本割と混同していますね。 例えば広辞苑第6版でも 「本場所」:大相撲の正規の興行、です。 「本割」:大相撲で、発表された取組表によって行われる取組。 なんです。 興行というのは、大相撲興行全体を指しますから、千秋楽の表彰式が 終わり、観客に対して相撲協会がなすべきことが終了するまでです。 だから当然優勝決定戦は「今場所のうち」です。 仮に正しくアナウンスするなら 「今場所の本割最後の取組であります」です。 この「本割最後」の本割を省略しただけなので、それで一般に通用しているというだけです。 本割最後だから、休みがなければ普通は15日で15戦分が公式記録になるり、優勝決定戦が記録に残らないだけです。 もしも完全に「今場所最後の取組」が正しいなら、優勝決定戦は 次の場所の取組ということになってしまいます。 それはありえないでしょ。 あくまで本割りに組み込まれていない取組というだけです。 言葉尻を捉えるとか、そういうことではなく・・・
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、 結びの一番が、今場所最後か、今場所最後でないかということは、問題ではありません。 「優勝決定戦は、『取組』ではない。」という説が、かなり有力なのです。 「優勝決定戦が取組でない」ならば、「結びの一番が今場所 最後の取組である」ということは自明の理です。よって、場内アナウンスは正しいことになります。 #8の人の回答によると、 相撲協会の公認規則である【財団法人日本相撲協会寄附行為】によれば、 【優秀力士表彰規定】第二条に、『個人優勝については、同成績のあった場合には、同点決勝を行って優勝を定める。』と書かれています。 「同点決勝(=優勝決定戦)は取組である」とは明記されていません。 そして、 【取組編成要領】第五条に、『取組は、本場所の初日の二日前に初日、二日目の取組をその後は前日に取組を編成し、発表するものとする。』と書かれています。 この文面からも、「同点決勝(=優勝決定戦)は取組には該当しない」と考えるのが妥当だと考えられる。 「優勝決定戦は、『取組』ではない。」 だから、あの場内アナウンスは正しい。 …というのが、今のところいちばん有力なアンサーです。 もし、「優勝決定戦も、『取組』である。」と立証できるソースがあるのであれば、教えてください。 「優勝決定戦も、『取組』である。」ということが証明できたときに初めて、 貴兄のおっしゃる、「優勝決定戦は「今場所のうち」」ということが 生きてくるのです。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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#9のお礼より >野球の (最終回,延長戦)の関係は、 >相撲の (最後の取組,優勝決定戦)の関係とは違うと思います。 やっと理解できた様ですね、「今場所 最後の取り組みであります。」これが常識の言い回しだという事が..... 良かった(^_^
お礼
本当に良かったです。 全て、あなた様のおかげであります。
- KKBKTS
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#8です。 どなたかの野球の例えは質問者さん指摘の通り、あきらかにおかしいです。 9回で同点の場合の延長戦と相撲の優勝決定戦は全く意味合いが違います。 相撲は既回答の通り15番取組み終了後に同点者がいたため「優勝」を決めるためのものであり、この勝敗は通算記録(例・幕内通算勝利数)には含めません。 野球の延長戦は勝敗を決着するために「延長して戦う」イニングであり、延長戦の記録は公式記録にカウントされます。例えばホームランなど。そこが相撲と全く違います。シーズン終了時、ホームラン王(A選手)にあと1本差だったB選手は、「Aは延長戦のホームランが2本あるから俺がホームラン王だ!」なんて主張はしませんよね。 話を延長戦に戻せば、延長で決着がつくか時間切れ引分で審判が「ゲームセット」を宣告して終わりです。 延長戦に例えるなんて無知もいいところです。 野球に例えるならプレーオフ(クライマックスシリーズ)や日本シリーズ(ワールドシリーズ)が相撲の優勝決定戦と同じ意味合いのものでしょう。これらは総称して『ポストシーズン』と呼ばれ公式戦(ペナントレース)終了後に順位や日本一(世界一)を決めるためのもので、この試合の記録は通算記録にはカウントされません。これは相撲の優勝決定戦に準じています。
お礼
#9の野球の例えは、私の浅はかな思考回路では理解できないだけかと思いましたが、 やっぱり「あきらかにおかしい」のだということが分かりました。 よかったです。 #9&#12の人のように、本当に素晴らしい回答を掲示してくださる人もいて、 このサイトの回答は、玉石混合だということを再認識いたしました。
- 1-2-3-a-b-c
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No7訂正 行事→行司 床之助→庄之助 失礼しました。
- 中京区 桑原町(@l4330)
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言葉尻を捉えたいなら、貴方が質問に書いた 「今場所 最後の取り組みであります」 この通りです。 今場所は15番で終わり。 だから日本相撲協会が横綱朝青龍が14勝1敗で5場所ぶり通算23回目の優勝!と謳うのです。 16番目は「今場所」には無いのです、今場所が終ったあとで優勝決定戦が組まれたのです。 野球でも9回に入ると「最終回」と言うでしょ。 ゴルフもストロークプレイの場合は同打数の人でPlay offをします。 Play off = 競技外
お礼
貴重なご意見ありがとうございました。ただ、 >今場所が終ったあとで優勝決定戦が組まれたのです。 とおっしゃっていながら、直後に >野球でも9回に入ると「最終回」と言うでしょ。 という例を持ち出されたのは、私の浅はかな思考回路では理解できませんでした。 野球の最終回(9回)のあと、延長戦になった場合は、「その試合が終わった後で延長戦が組まれた」のではなく、「その試合の延長戦になった」のだから、 野球の (最終回,延長戦)の関係は、 相撲の (最後の取組,優勝決定戦)の関係とは違うと思います。
- 1-2-3-a-b-c
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No4の補足です。 取り組み前に行事が両力士を紹介(?)する場面があります。「かたや~、◯◯やま~。こなた~◯◯かわ~。」という口上です。 結びの一番の時は、このあと続けて「この一番にて本日のうちどめ~。」と言います。これは初日から14日目までで、15日目の場合は「これにて千秋楽~。」と言ったと思います(記憶が曖昧なので多少間違っているかもしれません)。 白鵬が勝った取り組み(結びの一番)の前にも言っていたはずです。すなわちこの取り組みが最後の取り組みだと宣言しているのです。場内アナウンスもこれに則ったものと考えれば、失礼ではないし間違ってもいないと解釈出来ます。 もうひとつ。結びの一番では木村庄之助が立行司でした。木村床之助はその日の最後の取り組み(1回だけ)だけを裁く行事です。結果的には優勝決定戦と2回出ましたが、結びの一番で木村庄之助が出て来たと言う事は、「最後の取り組み」だからと解釈するのが妥当ではないでしょうか。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。 >白鵬が勝った取り組み(結びの一番)の前にも言っていたはずです。すなわちこの取り組みが最後の取り組みだと宣言しているのです。場内アナウンスもこれに則ったものと考えれば、失礼ではないし間違ってもいないと解釈出来ます。 この説明が分かりやすかったです。
- Tepodong
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審判でもある行司が、取り組み前に 「この1番にて千秋楽」云々と言っていると思うのですが・・・。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。
- sirocop
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私も厳密に言えば間違いだと思っていました。 ただ、日本相撲協会に確認するほどの熱意もありませんでしたが・・・ 本場所というのは今は年6回行われている日本相撲協会が主催する興行そのものを言うので 優勝決定戦も「今場所内」だと思います。 もちろん本割の星勘定には優勝決定戦は入りませんが、行われるのはあくまで 今場所の中なので。 そういう意味でeurohandさんの感じられたことも正しいと私は思っています。 なぜ今場所最後の・・・というかについては恐らく 本割の外だよ、ということを伝えたいだけじゃないでしょうか?
お礼
どうもありがとうございました。
- 1-2-3-a-b-c
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取り組みとは割とも言います。 そこでWikiで割を調べてみて下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/割_(相撲) 優勝決定戦は正式な割とはされないとあります。 すなわちアナウンサーが言った言葉は間違っていないと思います。
補足
wikiで『優勝決定戦 (相撲)』の項を見ると、 「優勝決定戦(ゆうしょうけっていせん)は、大相撲において、各地位での最高成績者が複数でた場合に、優勝者を決めるための本割以外の取組である。」とあります。 「優勝決定戦は、取組である。」と書かれています。 1-2-3-a-b-cさんは「優勝決定戦は正式な割とはされない」と おっしゃいますが、割だとか割でないとかいう以前に、 wikiに「優勝決定戦は、取組である。」と書かれているのです。 私は、「今場所 最後の取組であります。」というアナウンスについて質問しているのであって、割について質問しているのではありません。 また、私は、(あらかじめ決められた言葉を発する)場内アナウンスについて述べています。 (刻一刻と変わるその場の状況を伝える)アナウンサーの言葉については、言及していません。
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お礼
当方には全く噛み付いたという意識はなかったのですが、貴兄にそのような印象を与えたのであれば、申し訳ございませんでした。 優勝決定戦は、取組ではない。 だから、アナウンスの内容は正しい。 …ということが、貴兄のご回答によって、スッキリと理解できました。 どうもありがとうございました。 また当方は、回答者がwikiについて触れたときにだけ、その人にwikiを引用して補足返答しましたが、特に妄信しているわけではありません。ですが、貴兄にそのような印象を与えたのであれば、本当に申し訳ございませんでした。