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処方食は一生続けてもアレルギーにならないのか?

うちのワンコ(7才)はアレルギーです。獣医さんでアレルゲンの原因を特定してもらい、「これと水だけを与えてください」と紹介されたのがウオルサム(現ロイヤルカナン)のブルータピオカ。結果、健康を100とすると、今の状態は65くらいです。フケが多く、毎日掃除しても、小皿山盛りのフケが出る。もっといいフードがないか自分なりに探し、与えてみたこともあったが、かゆみが強くなってきたり、目のまわりの毛が抜けてきたりしたので使用を中止し、結局ブルータピオカにしています。けど、本当に「水と処方食」だけで、健康な一生を送れるのか?処方食も「加工品」で、それだけをずっと食べ続けるって 自然じゃない。人間だって水とサプリメントだけで一生健康に過ごせるはずはないのに。獣医は必ず「これからは、ずっと水と処方食のみを与えてください」と言うが、それが原因でほかの内臓器官の病気になったりすることはないのか?その食事だけで健康に寿命をまっとうした犬は存在するのか?また、フードは長年同じものを食べ続けているとアレルギーになりやすいという説があるが、処方食のドッグフードそのものにアレルギーをもつようになったら何も食べられるものがなくなるじゃないか?その場合はどーするのか?

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  • inuyosi
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回答No.2

私の犬も大学病院でびっくりされてしまうほど、アレルギー検査の数値はひどいものでした(ただし検査結果は擬陽性が出やすく、すべて正しいわけではないことが明かになっています。)。そして、おっしゃるように、初めは大丈夫でも食べ続けているうちにそれがまた新たなアレルゲンになってしまう場合も確かにあります。(下痢のときに食べさせるとそれがアレルゲンになりやすいとのこと。) うちの犬は数年にわたり、何種類かの処方食を試してもあまり改善されなかったので、手作りに切り替えた結果、数ヶ月でアレルギー性の皮膚炎が劇的に改善され、一年後には完治といえる状態までになりました。それでもやはり次々に食材がアレルゲンとなってしまうようで、最終的には安心して食べさせられる食材は、数えるほどしか残りませんでした。それでも工夫しながら続けて、その犬種の平均と言われる年齢よりも長生きしてくれましたよ。 お悩み中でしょうから、質問者さんもお気持ちが揺れてらっしゃるのはわかりますが、質問文にちょっと矛盾を感じました。 >犬にいろいろな食品を与えてみて、食べられる物を試行錯誤するのもつらいです。 >もう痒がる姿は見たくないと常々思っている 試行錯誤の途中でちょっとでも悪化してしまうと不安になるお気持ちもとてもよくわかります。でも処方食がご不安なら、手作り、または併用しかないでしょう。ですが、手作りを続けるには、試行錯誤は不可欠です。 確かに合わない食材を与えるには危険も伴いますが、よほどのことがなければ一時的な悪化だと思います。でもそれは大丈夫な食材を見つけるためのリスクなので仕方ないと思います。私は「よほどのこと(アナフィラキシー)」に備えて、獣医さんから中和するためのステロイド剤を頓服として頂いてました。 また、うちの場合は発酵した食物は大丈夫でした。たとえば牛乳(一般的に下痢しやすいものではありますが。)がダメでもチーズやヨーグルトは大丈夫、などのように。同じ食材でも、そういう突破口というか、可能性もあります。でも飼い主さんがあきらめてしまったらそこで終わってしまいます。 ただ、処方食で症状が改善されるようなら、無理に手作りにする必要もないと思います。処方食が合わなくなった時点で次の手を考えればよいのではないでしょうか。 いずれにしても痒がる姿を見たくないなら、飼い主さんが努力するしかないと思います。ワンコは自分で食事の支度をすることはできないですからね。手作りを取り入れるなら、犬の様子をよく観察しながら、無理をさせずに、ゆっくり、ほんの少しずつ試して、ひとつでも大丈夫な食材を見つけられるとよいですね。どうぞ御大事に。

googoohiru
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「処方食が不安、でも手作り食の試行錯誤もつらい」では、ほんとに八方塞がりですよね・・・。経験談、とても参考になりました。大丈夫だと思った新しい食材を試してみて、でも次の日吐いていたりすると、とてもがっかりするのですが、そこでへこんではいけないのですね。アレルギーは治らないもの、とあきらめかけてもいるのですが回答者さまの「劇的に改善され」という言葉にちょっと希望を感じました。これからはもうちょっと精神的なゆとりをもってワンコと付き合っていこうと思います。

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回答No.4

アレルゲンの特定をしてもらい、とのことですが、アレルギー検査でアレルゲンの特定まで至るケースは比較的少ないのでは?と思います。No.2のかたもおっしゃっているように、検査では擬陽性が出やすく、実際の摂取でアレルゲンとなっているかどうかは不明である場合が多いのです。ですから、実際のところ、アレルギー検査というものは、結果を見ても実際にそれを臨床に応用することが難しい検査です。 ところで、処方食について疑問をお持ちのようですが、処方食でなくても、普通に市販されているドッグフードと水だけで生活している犬は多いと思います。No.1のかたもおっしゃっているように、処方食もドッグフード(総合栄養食のもの)も、主食であってサプリメントではありません。水とサプリメントだけ、という比較をされる時点で、まだ処方食についてのご理解が不十分であるということではないかと思います。同時に、アレルギーとは何か?ということや、愛犬の症状はアレルギーだけが原因で起きているのか?ということについても、もし今後手作り食などを試されるお気持ちがおありなのであれば、しっかりお調べになることをおすすめします。 >それが原因でほかの内臓器官の病気になったりすることはないのか?その食事だけで健康に寿命をまっとうした犬は存在するのか?また、フードは長年同じものを食べ続けているとアレルギーになりやすいという説があるが、処方食のドッグフードそのものにアレルギーをもつようになったら何も食べられるものがなくなるじゃないか?その場合はどーするのか? これらについて、 「それが原因で」ほかの病気になったかどうかを、誰が判断できるのでしょうか?「きっとある」と信じる方もいらっしゃるようですが、別々の個体が違う生活環境の中で生活しているのですから、何が原因になったかを断言することは非常に難しいと思います。 死ぬまで健康で、ということは有り得ないのではないでしょうか?死ぬのですからどこかに故障があるのが当然です。老衰、という死因はありません。死んだ動物の寿命が何歳だったのか、誰に分かるのでしょうか? 長年同じフードを食べているとアレルギーになりやすいというのは本当のことでしょうか?そうした説は確かにありますが、それについてご質問者様ご自身が確かめられましたか? 揚げ足を取っているようですが、決してそんなつもりではありません。ただ、あまり根拠のない説も世の中にはたくさん出回っています。何事もよく考えてから結論を出したり、信頼したりすることは、必要だと思います。 最後にですが、例えばブルーホワイティング&タピオカに対してアレルギーになったとしても、他のたんぱく質を主原料にした処方食があります。現実的な問題として、一つの処方食がダメになったからと言ってもう終わり、ということは全くありません。 獣医師も多種多様です。水分をたっぷりとれば病気が治る、という獣医師もいれば、酵素や生肉がよいという獣医師もいれば、それらを懐疑的に見る獣医師もいます。どれを信じるかは飼い主さん次第ですが、とにかく何を見るにせよ、(疑ってかかるのではなく)多角的な知識と見方をおもちになることが、結果的に愛犬のためになると思います。私自身はと言えば、手作り食はよいと思います。ただ、世に言う手作り食推奨の先生のおっしゃることの中には、怪しいものも多いなあ、という感触です。

googoohiru
質問者

お礼

ご意見ありがとうございました。私にとってワンコは自分の命の 次に大事な存在なので、絶対に「失敗」したくないのです。自分の 健康以上に、彼女の体調がものすごく気になるのです。なので、ちょっとした変化でもピリピリしてしまうんですね。確かに、いろいろな説がありますよね、手作り食だけでは犬の健康は守れない、とか。どの説もそれなりに説得力があり、かなり迷います。実家の雑種犬も、15年くらい生きましたが、スーパーの安いドッグフードや甘いケーキもたくさん食べていたのにアレルギーは全くありませんでした。。。(その代り、晩年には腎臓を悪くしてしまいましたが)。質問をしたときは結構深刻だったので、そういう文面になってしまいましたが、今は皆さんの意見を参考にして、気を楽にしてやっていきたいと思っています。

回答No.3

こんにちは。ご苦労されてますね。お辛い気持ちお察しいたします。 http://sumai.okwave.jp/qa4475865.html ↑(><)私もアレルギーで、ひどい目にあいました。 血液検査をして、ウチもサイエンスダイエットのd/d(ドライ)を示され、同じように・・・「コレと水だけを与えなさい。」といわれました。 言われた瞬間に、とりあえず2点心の中で「??」と思うコトがあり ・・・まずドライはウェットにしてもらいました。ドライは手軽ですが、保存料の問題はウェットより多いハズと考えたからです。 そして、とりあえずこの食事指導には「酵素」の補給についての配慮が、まったく無いのがおかしい・・・と、私は感じました。なぜ多くの獣医さんが「酵素」についての指導をしないのか?不思議でたまりません。「酵素」が不足しているコは、よく嘔吐したり下痢したりの症状で苦しむのにです。「酵素」不足はすべての内臓に影響をおよぼすので、「腎臓」「肝臓」「大腸」などの解毒器官にも関わりがあります。ですからアレルギーの改善にもおおいに関係があるはずと考えています。 血液検査の書類には、処方食として数社のドッグフード製品が示されていました。重症のアレルギーのコにはd/dなどよりも、さらに化学処理をして鶏肉の特徴も牛や豚の特徴もすべて取り除いた「無名の肉」とでも呼ぶべきものを使うと説明を聞きました。質問者さまの場合は、もう既にこの究極のアレルギー食まで行き着いているのかもしれませんね。 >それが原因でほかの内臓器官の病気になったりすることはないのか? (-o-)きっとあります! 重症のアレルギーのコは「腎臓」や「肝臓」や「大腸」の解毒器官に負担がかかっていますからね。 うちは「血液検査」をした外科の病院とは別に、「腎臓」の治療に強い内科の主治医がおりまして・・・そちらからd/d缶にさらに炭水化物を混ぜてたんぱく質の量をへらすようにアドバイスを受けて、そうしています。それに主治医が調合している「腎臓に良い漢方薬」を混ぜたものがメインの食事になりました。 それプラス「酵素」の補給などのために生野菜や果物などを与えています。 http://alic.vegenet.jp/eiyou/eiyou30.htm ↑野菜の成分表 野菜を選ぶ際は「鉄分」の多いほうれん草やカルシウムの多いモロヘイヤなどは「腎臓」の負担になるので避けろと主治医に言われました。 http://www.koro.co.jp/book/book.html ↑本村先生の本 http://www.susaki.com/html/vet/pc_books_index.html ↑須崎先生の本 最近、上記の獣医さんによる「食事指導」の本を5冊ばかり買い込んで、勉強しながら「手作りごはん派」にシフト中です。 まっかだったくちびるがキレイに治ってるのを見ると、嬉しくってナデナデしてしまったりします。でもちょっとポリポリ掻いたりすると胸がドキドキします。動物が苦しんでるのを見るのはホントに辛いですよね。 須崎先生の食事指導と本村先生の食事指導には、その内容にけっこう違いがあります。しかしアレルギーの皮膚疾患はドッグフードによってひきおこされているとする出発点の考え方は共通しています。 私もまだまだ勉強中ですが・・・手作り食の勉強をいっしょに頑張ってみませんか?ぜひ両氏の本を読んでみて下さい。質問者様が疑問に感じた事の答えが必ず見つかりますよ。 最後に今年の年賀状に友人のひとりが書いてくれた言葉が、とても印象的でしたので・・・私も質問者様とワンコにこの言葉を、送りたいと思います。 (^^)「苦しみを避けては笑顔に辿りつけない。悲しみを捨てては人の心と巡り会えない。たとえ牛歩でも一歩一歩前へ進む!!」

googoohiru
質問者

お礼

いろいろ参考になることを教えていただいて、ありがとうございました。「酵素」という言葉は聞きなれない言葉でしたので、とても興味深いです。先生方の本にも興味がありますので、今度読んでみますね!

  • dandy3548
  • ベストアンサー率18% (20/109)
回答No.1

処方食を食べることが健康に過ごせないかも・ということは無いと思います。十分に研究され、必要な栄養成分は入っていますので。 処方食=サプリメントではありません。 ただ、私たち獣医師たちもアレルギー性疾患は頭の痛い疾患です。アレルゲンをすべて除去することは不可能なので。 もし処方食に不安があるのであれば、アレルギー検査の結果をみてアレルゲンでないものを手作りしてみてはどうですか? 先生の中にも質問者さんのように処方食はナンセンスだ・・・という考えを持っている方もいます。 一度かかりつけの先生に相談してみてはどうでしょう。

googoohiru
質問者

お礼

回答をありがとうございました。 決して「処方はをナンセンス」とは捉えていません。現在お世話になっておりますので。ただ、不安なんですよね、これからずっと続けていいものなのか。「バランスよくいろいろな種類のものから栄養をとるように」と人間界でよく言われるように、動物も基本はそうでないのか?と思うから(コアラのようにユーカリの葉っぱしか食べない動物もいますが)。「アレルゲンでないものを手作り」は何度も考えましたし、試行錯誤もしていますが、なかなか難しく結局ドッグフードに戻ってしまいます。犬にいろいろな食品を与えてみて、食べられる物を試行錯誤するのもつらいです。もう痒がる姿は見たくないと常々思っているので、普段与えていないものを与えたことにより、ちょっとでも脱毛があったりすると、新しい食物を与えるのが怖くなるのです。処方食は「とりあえずの現状維持」には役立っておりますが、いずれ処方食が効かなくなったらどうしようと思うと、恐ろしいです。