山内裕太郎が試合したのはドラゴですよ。
あと本人には悪いけど、キックのトップクラスの選手ではないです。
新空手では3位、山本優弥にも判定勝ちとドロー、昨年の全日本キックの
70キロ級トーナメントでも準決勝で負けてる。
スイスであまり知られていない世界タイトルに挑戦し、聞いたことのない
選手にKO負けしてます。ムエタイとの実績も無い。
山内が全日本キックの初代スーパーウェルター級王座を取ったのは2006年だけど、
つまり2006年まで同階級もしくはそれに準ずるものが存在しなかった。
それほどキックの各団体、特に中量級は層が薄いですよ。
団体、階級によっては10位までのランカーにまともに選手が揃わない
なんていう冗談みたいな話さえある。
これは団体乱立と大規模な統一大会が無い、あと空手などに比べて
ジムが圧倒的に少ないのが原因です。
ブアカーオのパンチは単発ではないですよ。
ブアカーオが制覇した2006年のKO勝ちは全てパンチによるものです。
2004年のジョン・ウェイン・バー戦も見事だった。
タイで修行、活躍し、ボクシングの試合にも3年間出ていた
ジョン・ウェイン・バーに打ち勝ったのは大いに評価していい。
シュートボクシングの宍戸も左フック一発で沈めた。
第一、パンチのうまいアンディ・サワーに勝ってるんですよ。
2004年には魔裂斗に、2006年にはサワーに勝ってK-1制覇。
2005年決勝のサワー戦だって本当はブアカーオの勝ちだったと言っていい。
ムエタイに連覇させてはならないという運営側の露骨なジャッジだった。
おまけにブアカーオ封じのための首相撲禁止。
このサイトで誰かが書いていたけど、2004年の魔裂斗との決勝の
3ラウンド終了時の判定が一番おかしい。
魔裂斗はブアカーオにあれだけボコられていてドローですから。
あれがk-1の実体ですよ。忘れてはならない。
ブアカーオは、佐藤もだけど、ヒジ打ちのある、ラウンド数も多い
ムエタイ、キックの闘い方をしていた。
ヒジ打ちがあるから不用意に中に入れないし、
そしてスタミナ温存のため最初からパンチは飛ばさない。
だからと言ってパンチが単発だと言うのは、ムエタイ、キックを知らなすぎます。
魔裂斗はヒジ打ち、首相撲が無く、ラウンド数も短いK-1だから
ああいった前に出てパンチを打ち続ける戦い方ができるんですよ。
そしてそうした戦い方に焦点を絞ってきた。
(だからK-1だったら、ボクシング出身者にキックを教えて
K-1用に最初からパンチでラッシュさせる戦い方をさせたほうがいいかもしれないですね。
なんのことはない、魔裂斗二号を作ればいいわけですよ。
これはもちろんブラックジョークですけど 笑)
2007年の魔裂斗戦でブアカーオは、これも他の人が書いてたけど
なぜか消極的な試合運びが目立ちましたね。
前蹴りを全く出さない。ガードも低く、得意なスェーバックや
ステップワークも見られなかった。
2008年の佐藤戦では終盤までリードしていたが、ラスト佐藤の
バッティングがあり、それに抗議しようと一瞬審判の方に顔を向けたところに、
佐藤の膝蹴り、パンチをもらい負けたが(映像で確認してください)
しかし同時にあの倒れ方はおかしいとの指摘もあった。
真相は分からず、結果として二度負けた事実は消せないけれど、
だからと言って評価が下がるわけではない。
魔裂斗はもっと負けているでしょう。
魔裂斗は渡辺ジムのトレーナーに習っているだけあって
ボクシングに格段の進歩が見られる。
しかしトータルで優れたファイターという趣旨の意見には賛成できない。
2002年にクラウスに負けたときはリングで号泣、
2004年のブアカーオとの決勝前には満身創痍で弱音を吐き泣きそうな顔をしていた、
2007年サワーとの決勝も足の負傷で試合を投げTKO負け。
プロなのにメンタル面が弱すぎる。
またヒジ、首相撲が禁止され、短いラウンドのK-1だからできる
パンチの突っ込み、連打は得意だが、しかしディフェンスに大きな穴があり、
だから昨年は二度も大きなダウン。打たれ弱い。
(だが、佐藤、キシェンコには9ポイントしか与えられなかった。
ルールではリードした者に10ポイント与えられるはずなのに。)
今までのK-1だったら確実に魔裂斗の負けでしょう。
現にマイク・ザンビディスがこの時の魔裂斗のように、常に前に出て攻勢でも
一発パンチを喰らってダウンするという闘い方をよくしてましたが、
いつも判定負けにされてますよ。
また手数が多い割には相手をダウンさせることができないし、
ダウンさせてもKOできていない。
佐藤もキシェンコもあれだけパンチをもらってるのに。
足腰の力で押して、手数だけ出しているだけで、実はパンチ力はそれほどでもない。
そして下半身のガード、特にローキックのガードが下手。
ブアカーオに勝った試合でも、まともにローをもらい続け、体が横に反転していた程だった。
だから決勝ではダメージが残るパターンが多い。
本当のトータルファイターはブアカーオですよ。
K-1MAXは筋書きがあります。最初から魔裂斗の優勝ありきの大会ですよ。
負けたとしても番宣では常に魔裂斗がメイン。
魔裂斗びいきの組み合わせ、恵まれた対戦相手(わけわかんないアメリカのボクサーとか)
あとルール変更、露骨なジャッジ。
絶対王者ブアカーオへのリベンジ、
佐藤との日本人対決という魔裂斗劇場のために
ブアカーオは利用されていたというのが正解です。
ブアカーオが戦っていたのは、K-1を、会場を支配していたそうした空気でしょう。
アウェイなのによくやったと思いますよ。
ちなみにブアカーオの家は貧しくなく、実は父親は裕福な商人です。
ムエタイでも既に充分な収入があった。極貧の中で家族の生活のため、
妹の学費のためにK-1をやってたんじゃないんですよ。
K-1、TBSを信じちゃ駄目ですね。(笑)
武蔵は論外でしょう。みんなパンチを懸命に練習しているのに
高いレベルの選手相手なのに、あの人をなめたようなノーガード。
通用するわけが無いでしょう。自分がトレーナーだったら
構えから注意しますよ。基本からやり直しですね。
組み合わせの幸運から準優勝できただけの選手。
今じゃ後輩の藤本や新人前田にさえ負けてます。基本ができていないから。
白人、黒人選手には恐がって下がって試合するが、
アジア人のみに強気で前に出るところが本当に情けないです。
恥ずかしいんで名前返上して、本名でやってほしいものですよ
お礼
自分がモヤモヤしていたところを 詳しく文章にまとめていただいて本当にありがとうございます! 魔娑斗は現在は結構強いと思いますけど 昔は結構メンタルの弱さが出たりしてましたし ブアカーオやサワーという一線級には歯が立ちませんでしたしね ブアカーオ戦も含めザンビディス戦も贔屓判定がありましたからね。 佐藤vsブアカーオも怪しいものですね TBSと谷川の作為で負けたのか?と思わせるような試合でしたね 魔娑斗戦のときほどブアカーオの動きは悪いとは思いませんでしたし ある程度膝をもらってるにしろブアカーオの極端に悪くなった動きや 不自然な倒れ方でko負け(ブアカーオのスタミナ切れも考えられるけど) やはりMAX&TBSだからそう思わせてしまうのでしょうね。 亀田のころから何かといい加減でしたからね 僕以外にも思ってる人はいっぱいるのでしょうが 武蔵がなぜ引退しないのか不思議です。 今年の「3月28日GP・in横浜・開幕戦」に出るようです・・・