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DVD-RとDVD+Rの違い
早速ですが、質問です。 1)DVD-RとDVD+Rの違いを教えてください。 2)DVD-RWとDVD+RWの違いを教えてください。 3)片面2層式とは何ですか?
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DVD-RとDVD+Rの違い、これは、DVDの規格を制定する機関の違いです。 DVD-は、DVDフォーラムという規格団体が制定しているもので DVDフォーラムとは DVDの規格制定や、普及に向けた広報活動を行なう業界団体。 ハードウェア、ソフトウェア、マルチメディアあるいは放送の各方面から、日本国内で80社以上、全世界で200社以上が加盟しています。 DVD+は DVD+RWアライアンスという規格団体制定しているものです。 これはDVDフォーラムの一員であるソニーなど6社が別規格を提唱して 出来上がった規格です。 不思議な事に同じDVDでも「-」と「+」では互換性がなく、「+」出記録されたDVDは「-」対応の機器では再生できません。 新しいAV機器が出来ると必ずと言って良いほどソニーが別の企画を出して対抗する。 昨今ブルーレィでソニーが勝ったことは記憶に新しいと思います。 2の形式も同じです。RWが繰り返し上書き出来ると言うだけです。 3の片面二層とはDVDにより多くの情報を詰め込むために作られたものです。 記録面を二層にする事により、一層の倍の情報が詰め込めるわけですが、 二層構造の場合、全反射をする層を二つ持たせると奥にある層の読み込みが出来なくなります。 それゆえ片面(両面)二層ディスクの一層目(「レイヤ0」または「L0」と呼ぶ) が薄い金属膜で出来ており、二層目(「レイヤー1」または「L1」と呼ぶ)は 全反射をする構造になっている。レイヤー0は薄膜であるから読み取り検出率が悪くなるが、 記録密度を下げることで読み取り性能を向上させている。したがって、二層ディスクは一層ディスクの2倍の容量を持たないのである。 レイヤー0は内側から外側に向かって記録・読み込みをしていく一方式であるが、レイヤー1はパラレル方式 ( 一層目と同じく、内側から外側に向かっていく方式 ) と、オポジット方式 ( 外側から内側に向かっていく方式 )の二つがあります。
お礼
大変わかりやすいご回答、ありがとうございます。