国連追放はないでしょうね。
悲しいことですが、アメリカもグルですから。
イスラエルは強い軍隊を組織していますが、その財源や武器はアメリカからの援助です。アメリカは、イスラエルから見返りを得られませんが、アメリカの政界は在米ユダヤ人の献金に頼っています。つまり、政治家の利益のために、国益を半ば犠牲にしているんです。
>また戦争に決着が着いた時に日本みたいに指導者が戦争裁判にかけられるとは思わないのでしょうか?
>それと今まで日本にそういう歴史があったことは知っているのでしょうか?
戦争犯罪とか、国際法廷と言う言葉は、彼らもよく知っていますよ。
だって、第二次大戦では、ドイツが侵略やユダヤ人虐殺で裁かれましたよね。ユダヤ人やイスラエルも、首謀者であるナチスを許すまじと、世界のは出だろうが追いかけて、捕まえたり、報復を加えたりしたんですから。今だって、パレスチナやイスラム原理主義に対しては、世界のどこだろうと必ず仕返しをします。相手を殺すか、自国の法廷に引きずり出すまで諦めません。アメリカが「無茶だ。止めろ!」と言っても聞きません。
問題は、イスラエルが「自分たちは悪い」という自覚がなく、「負けるたらどうしよう」と考えないことなんです。イスラエルは、はっきり言って軍国主義教育をやっています。マサダの伝説など、日本の一億玉砕を説くようなお話を子供や兵士に聞かせているんですよ。
これは、アメリカがイスラエルを甘やかしすぎたのが最大の原因だと思います。さすがに、アメリカのユダヤ人も嫌気がさすこともあるようですが、やはり同胞を見殺しにはできず、援助を続けているようです。
ただ、キッシンジャーだけは、大い4次中東戦争の時に、イスラエルへの武器供給を遅らせるという嫌がらせをやりました。「いつも勝手に戦争始めやがって!たまには痛い目に会って、反省しろ!」ということなんでしょう。彼がそうできたのは、彼自身もユダヤ人であると同時に、冷静(冷酷)なリアリズム系の国際政治学者だったからです。
お礼
ご回答ありがとうございます。