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ベースのライン録り

エレキベースをPCでライン録りして既存曲とミックスしたいのですが、音量を上げるとすぐにベースが歪んでしまうため、曲にベースが埋もれてしまって困っています。 まずは録音環境なのですが、 ベース(PJタイプ)→ベードラ(SANSAMP)→I/F(FA-66)→PC(Cubase LE)となっています。 ベース音がよく聞えるように少し大きめの音量で録りたいのですが、一定の音量を超えると歪みが出るため(特に4弦の高フレット)、ベース本体のボリューム、サンズのアウトプットボリューム、I/Fの入力レベル、Cubaseでの各トラックの音量、などをそれぞれ歪まないよう調整しています。 けれどどうしても欲しい音量まで上げるとベースに歪みが生じてしまいます。仕方なくベースよりも曲の方の音量を小さくしてからオーディオファイルにミックスダウンし、それからSoundEngineなどで全体の音量をあげても、やはり歪んでしまいます。 普通に曲を聴いてる時にアンプのボリュームを上げても、聴いてる音楽の音は割れないですよね。そのようにしてベース自体の音量を歪ませずに上げて録音することはできないのでしょうか。 どなたか解決策が思いつく方、アドバイスをお願いします。 例としては、これくらいベースの音はハッキリと録音したいですね。 http://jp.youtube.com/watch?v=XWRWfD-LH40 この人の録音環境とかなり近いみたいなので、どうにかすればできるのではと思っているのですが……。

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  • kenta58e2
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回答No.4

No.3です。 >まずベースから直接FA-66に入力した場合、もちろん入力されるボリュームが下がりますので、 >サンズを通した時以上にFA-66の入力レベルやベースのボリュームを上げないと歪まないです。 >歪み方などはサンズ通した時と同じような感じですね。 うーん、ここだけそのまま読んだら、「要するに、SANAMPの出力上げすぎてるだけじゃないの?」と読めるんですけどね? SANAMPのエライ?ところは、LEVELを抑えめしても、DRIVEの調整次第で出力は小音量でもSANSAMPならではのサウンドを維持できる所にあります。 もしかしたら、普段ベースアンプに繋ぐ時の設定に固執してたりしやしませんか? ライブや練習で使う時の設定と、録音に使う時の設定は、全く別物として捉えて録音用は一から設定し直すつもりでないとダメですよ。 それで「普段アンプに繋いでいる時の音が出ない」と、SANSAMPのLEVELやDRIVEをグリグリ上げると、そりゃ簡単に歪みます。そういう時は、レベルは程ほどに録音して、DAWソフト側で音を再調整してやるのが本筋です。 FA-66にベースアンプ並の耐久性を求めたらダメということなんです。 FA-66はインターフェースであってアンプじゃないので、特性は全然違いますから、無茶したらFA-66がかわいそうってなもんですね。 >サンズからFA-66はXLRで繋いでます。 >試しにシールドも繋いでみましたが、歪みに関しては変化無しです。 ということなら、そこはXLRで良いでしょう。 ただ、それで歪みに関して変化無しなら、ますますもってSANSAMPの出力上げすぎだという気がしてなりませんね。 >ちなみに再生環境はPC→FA-66→ヘッドホン端子よりヘッドホンとなっています。 >というのはベースと曲のミックスの際にどうしてもクリップしてしまうことなのですが、 については、 1)まず、ソフト上の出力レベルメーターは、ベースを足した時点でクリップ域(赤域)に達していますか? 2)達してないなら、ミックスダウン時にFA-66のモニターボリュームはどの程度の位置で聞いていますか? 3)これはついでですが、使っているヘッドフォンはどんな物ですか? 1)は、ミックスダウン時の波形レベル自体がクリップして歪んでいるのかどうかの判断に重要。 2)は、単に再生音量が小さいという理由で、FA-66のヘッドフォンアンプ部が歪むほど音量を上げているだけではないか?という点の確認(FA-66のヘッドフォンアンプ部は、確かにちょっと音量小さめ) 3)は、ヘッドフォン自体が能率の悪い音の小さい歪みやすい物ではあるまいな?という念押し という意味です。 結局、モニターして聞こえる音量が小さく感じているから、ついつい全ての音量レベルを上げている…その結果歪んだりいろいろ弊害が…というのが、初級者にはありがち。だから生音DTMでは、再生環境も結構大切なんです。 もし、3)に問題が有れば、ヘッドフォンを良い物に変えましょう…ってケースは有り得ます。 もし、3)はOKなのに2)に問題があるなら、もうちょっと出力の大きいヘッドフォンアンプを間に入れるというのも手です(同じFA-66ではないけれど、私はその方法はよく使う) もし、3)2)には問題がないなら、あらゆる意味で『レベル操作がまだ下手』ということです。いや、偉そうに言って悪いけど。 >元の曲がクリップしないギリギリで編集されているため、そこにベースを足せばクリップするのは当然なのかもしれませんが、 ということに気が付かれているのは、大変結構です。そんでもって >そのために曲の音量を結構下げなくてはいけなくなります。 というのは、結局は元の音量が元々でかすぎるか、あなたが耳で感じるより遙かにベースの音量がでかすぎるかのどちらかしかないんです。 バックオケの音量は、耳だけでなくレベルメーターで見てMAXで-3~-6dBくらいにしておいて、ベースも単独トラックで鳴らしてレベルメーターが-3dBくらいに収まるように調整した上でミックスすれば、総合で0dB程度に収まるはず。そこで、瞬間的に+4dB以内に収まる程度に個々のトラック調整すれば、音量的には歪まない範囲に収まるはず。これが基本です。 トラックの音量調整は、耳でやる物ではなくてレベルメーターを見てやる物だと、今は思っておく方が良いですね(本当は両方必要ですが、現時点ではレベルメーター主体の方法を覚える方が先でしょう)。 もし、レベルメーター的にはMAXで0~+4dBくらいに収まっているのに音が歪むというなら、その音源をWAV化してそのままCD-R等に焼いて、コンポ等で聞いてみる。それでも歪むなら、録音システム自体に何か問題があるので、話はやっかいですが、そうやって作ったWAV音源をPC 以外で聞いて、少なくとも音はクリップ歪みを起こしていないなら、要は再生音量に頼りすぎてレベル上げすぎですね。 一度ご確認下さい。

hase1134
質問者

お礼

またも詳しくお答え頂いてありがとうございます。 やはりI/Fにベースアンプなみの耐久性を求めてはいけないですね。再生環境や再生音量には問題は無いと思うので、やはり録音時のレベル調整および録音後のソフト面での編集についてもっともっと勉強、実践していかなければならなさそうです。 今回みなさんに真摯にアドバイスをいただいて、かなり録音に関する理解と意識が深まりました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • kenta58e2
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回答No.3

>ベース(PJタイプ)→ベードラ(SANSAMP)→I/F(FA-66)→PC(Cubase LE)となっています。 という構成でしたら、私だったらコンプなんぞ持ち出す前に、まず『どこで歪みが始まっているか』の確認に精を出しますね。 ところで、『ベードラ(SANSAMP)』の「べードラ」って、ベースドライバって意味ですか? うちの地方ではその言い方はしないので、一瞬「?」でしたが(^^ゞ 結構いろいろ工夫されているようなので、余計なお世話の部分もあるやもですが、録音で歪みが気になる時は、「どこの機材の部分が、最も歪みやすいか」を先に見極めないと、堂々巡りになってしまうケースが多いです。 個人的には、FA-66の入力部分の歪みが経験的に一番怪しいと思うのですが、とりあえずチェックとしてベースからFA-66のHI-Z接続でやってみたら、もちろん音はイマイチでしょうが「歪み感」はどう変わりますか? また。SANSAMP→FA-66間の接続方法はどうでしょうか? 本来的には、XLR♂→XLR♀のバランスケーブルで接続するのが推奨セオリーですが、その時はSANSAMP側もFA-66側も、かなり抑えめにしないと歪みやすいことはあります。 逆に、SANSAMP→FA-66はアンバランスの普通のシールドケーブルで繋ぐ方が良い場合もあります。 ここは実際に試してみないと、どっちがよいか判断が難しいところですので、まだやってなかったら是非お試しを。 また、私の読み違いだったらすいませんが、 >欲しい音量まで上げるとベースに歪みが生じてしまいます。 >仕方なくベースよりも曲の方の音量を小さくしてからオーディオファイルにミックスダウンし、 >それからSoundEngineなどで全体の音量をあげても、やはり歪んでしまいます。 は、手法的にはちょっと間違いです。 ・仕方ないので、ベースの音量を小さめに録る ・ベースのトラックだけ、オートマキシマイズ等で信号レベルを上げる ・上げたベーストラックを使って、全体ミックスを調整する の順序がセオリーです。 録音の時にベース音が小さくて困る場合は、まぁセオリー的にはSANSAMPのパラアウトからベースアンプに繋ぐなり他のミキサーに繋ぐなりして、ベースのモニター音量稼いで録音するのが一般的。 録音時は、「ベースの音を聞く」ことより「いかにキレイに録音するか」が最優先ですから、「キレイに録音するためなら他の手段は選ばない」というやり方が大事ですね。 唯一気になるのが、 >SoundEngineなどで全体の音量をあげても、やはり歪んでしまいます。 というセリフ。 ここだけを読むと、信号は歪んでいないが、質問者の方の再生環境で歪んでるようにも感じられます。どういう機材で再生されているかが気になりますね。 とにかく、「歪まずに録れる設定」をまず確立することが大事です。 コンプだの何だのの出番は、まずそこを確立してから。 上記のとおり、特にSANSAMP→FA-66間と、FA-66以降Cubase側での録音レベルが適正かどうかを中心に見直していただいて、それでも一発解決とはいかないと思いますから、また「症状の変わった点」を中心に補足いただければと思います。

hase1134
質問者

お礼

こんなに詳しくご回答頂き、ありがとうございます。 順に補足していきます。 まずベースから直接FA-66に入力した場合、もちろん入力されるボリュームが下がりますので、サンズを通した時以上にFA-66の入力レベルやベースのボリュームを上げないと歪まないです。歪み方などはサンズ通した時と同じような感じですね。 サンズからFA-66はXLRで繋いでます。シールドで繋いだこともあるのですが、ケーブルの質が違うのか、歪み以前に音の良さでXLRの方を使っています。試しにシールドも繋いでみましたが、歪みに関しては変化無しです。 音量の稼ぎ方については、回答者様の仰るとおり間違いであったなと、他の回答者様のアドバイスからも痛感しております。 やはり適当なベースの録音レベルを見つけ、適当なミックスのやり方を習得する、というのが堅実な方法なのでしょうね。 あとは「症状の変わった点」と仰られましたが、単に自分が無知なだけで、これが普通の入力過多や無知なミックスによる一般的な症状なのではと思っているところです。(オートマキシマイズやノーマライズがどういった機能なのかすらわからなかったものですから) ちなみに再生環境はPC→FA-66→ヘッドホン端子よりヘッドホンとなっています。 あとお礼内で質問するのも失礼ですが、もう一つお聞きしたいことがあります。というのはベースと曲のミックスの際にどうしてもクリップしてしまうことなのですが、元の曲がクリップしないギリギリで編集されているため、そこにベースを足せばクリップするのは当然なのかもしれませんが、そのために曲の音量を結構下げなくてはいけなくなります。 曲の音量をほんの少し落として、ベースの音は多少大きくするくらいでクリップさせずにトラックダウンしたいのですが、そのためにはどういった編集操作が必要になるのでしょうか。 本当に無知な質問ですみません。DTMでのミックスのやり方もこれから勉強していきたいと思います。

回答No.2

私も#1の人とほぼ同じ見解です。 ですので、部分的に掘り下げたり、他にもできそうなことを並べていきます。 コンプレッサーは必須です。低音楽器は埋もれていると見せかけて実は前にいるというパターンが多いのですが、コンプレッサーは前に出過ぎないようにするための一番最初の処理になります。 次にイコライザーに関してですが、曲の方の低音域を抑えるという手があります。キューベースで言えば「4」がついてる点を下げます。 画面的に左から4分の一ぐらいのあたりに点をもっていって下げるといいでしょう。 そしてベースの方はアンプ側で極端な音にしないのがいいと思います。 で、これまでの質問と回答の間に一度も話題になっていない問題で、 ミックスダウンの時の話があります。 キューベースでおそらく、トラックを二つ作って、作業されていると思いますが、ミキサーを開くと一番右にマスタートラックというものがいて、このマスタートラックでクリップしているとすべてが台無しになります。 この問題をクリアしたとして、次に波形編集ソフトでの作業ですが、 このとき「ノーマライズ」を使うのが基本です。 ゲインで音を増幅した場合、「聞こえるまでゲイン!」とすると確実にオーバードライブがかかります。

hase1134
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。わかりやすく書いていただいて、とても助かります。 コンプレッサーは何だか音作りの一環として使うというようなレビューばかり見てきたのですが、やはり音量を整えるためにも必要なのですね。 あと今までクリップはあまり気にせず、聞える範囲で歪みが生じるギリギリまで音量を上げていました。これからクリップ自体が出ないように気をつけます。そうなると如何に高レベルかつ歪まないように入力できるかが重要になりそうです(だからコンプが必要となるのでしょうね)。

  • jakarta
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回答No.1

ラインですぐ歪むという経験がないのですが、音域も広く音量差も大きい楽器なので演奏によってはたしかに歪みやすいかもしれません。出過ぎている周波数域からクリップしてくるんですが、極端なイコライジングにならないように注意する必要もあります。 ベースは音域の広い楽器ですが、低音楽器ですので聴こえるというよりは感じる低音域も良く出ます。よく聴こえるようにしようとするなら歪まないように録音しCubase上での作業で、不要になる低音域はローカットフィルターでばっさり切ってアタック周辺(1~2kHzぐらい)を持ち上げるとよいと思います。もしなりゆきで高音域が出過ぎているようならハイシェルフやローパスフィルターで押さえるとよいと思います。むしろ既存曲とミックスなら下も上の方の周波数域もある程度必要なところ以外は極端に切ってしまってレンジを狭めた方がいいと思います。 また音量差のレベルも大きいのでコンプレッサーで整える必要があります。ベース単体のトラックの調整がうまくいけば処理後の方がレベルメーターの触れ方がずっと少なくなっているはずなのでより音量レベルをあげられるということになります。既存曲とミックスした時にもこもこしたりクリップしやすいようであればどこかの周波数域が出過ぎているのでイコライザーで削って下さい。 簡単に説明しましたがなれないうちはなかなか難しいかもしれません。

hase1134
質問者

お礼

わかりやすいご回答ありがとうございます。 やはり音量を稼ぐのは難しいのですね。自分の演奏のやり方と録音後のミックスの腕を上げていきたいと思います。

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