通常の取扱では普通郵便物よりも速達・書留などの特殊取扱郵便物は最優先で扱われます。
どのくらい優先するかというと…
郵便の世界では「結束便」という言葉がありまして、これは例えば窓口で○○時までに受付た特殊郵便物は必ず、その時間設定された直後の運送便にて運ぶというものです。
この作業を行う時には必ずと言っていいほど普通郵便物の区分作業を中断してまで行います。
運送便=トラックに搭載する場合にも、取扱郵便物がたくさんある場合には特殊郵便物を優先して搭載します。
また、特殊郵便物の区分作業は必ず「手作業区分」を行います。
機械にかかるものであれば、普通郵便物では葉書と定型封書の場合には郵便番号による機械区分、定形外の封書の場合にはOCRを使用した住所読み取り機械区分をおこなっていますが、これは完全ではありません。クセ字や毛筆字などは読み取り率がかなり落ちますから。
そこで職員の目を使用して、これら郵便物は最初の取扱から郵便番号ではなく、記載された住所のみによる区分を行っています。
間違いなく正しい住所に早く送るためには、人間の目が一番正しく判断できるものですから。
受付から区分、運送にいたるまで、中継局を含めて全ての郵便局で優先的に取り扱われますので、早くなります。
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