航空券組込の周遊きっぷでチケットレス利用について

質問

JR各社が発売する周遊きっぷのうち，ゾーン券を北海道・四国・九州（下関・北九州
ゾーンを除く）の各種とするものについては，ゆき券またはかえり券のいずれかを航
空券に置き換えて利用することが出来ます．この制度については，時刻表などにも記
載がありますが，たとえばJTB時刻表12月号1032ページには

「航空券は周遊きっぷと同時にお買い求めいただくか，事前に購入した航空券を提示
　して周遊きっぷを追加発売することで，[ゆき券]または[かえり券]の代わりとして
　組み込みます」

との記載があり，周遊きっぷの一部として「紙出力した航空券」が他のゆき券（もし
くはかえり券）およびゾーン券とセットになった状態であることが要件のように読め
ます．

しかし実際には，航空券のチケットレス化・IC化などが進んだ現在では，国内航空と
いえどもこの要件は実情にそぐわないものと考えられ，ネット上で検索すれば

「チケットレス決済を示す書面の提示でOK」

ですとか

「チケットレス予約した際の携帯の画面を保存しておいて提示すればOK」

などの記述も見受けられます．また実際に自分が東京から九州へ旅行した際も，都内
のJTBカウンターで「かえり券は航空券を購入済み」と口頭で述べるだけで，周遊きっ
ぷの発券が行われました．

よって，現実的にはチケットレスなどのように「紙出力した航空券」の存在がない状態
であっても周遊きっぷは発券されているようですが，本来この件についてはどのように
取り扱われるべき事柄なのかを知っておきたいと思いまして，そもそもの取扱の根拠と
なる規程等についてご存じの方がいらっしゃいましたら情報をいただきたく，こちらに
質問させていただきます．

長文で申し訳ありませんが，よろしくお願いいたします．

回答No.1

ao-b · ベストアンサー

「周遊きっぷが発売開始された国鉄時代にはチケットレス航空券など想定されていたわけがなく、そのまま現在までチケットレス航空券に関する記述が追加されていない」それだけのことです。

ただ、チケレス航空券が生まれてからも何度かゾーン廃止がなされており、その機会にチケレス航空券に関する記述を追加できたかもしれません。しかし実際にはおっしゃる通り、そのような記述はありません。この質問の直接の回答としては、「そもそもの取り扱いの根拠が直接的には書かれていない」ということになってしまいます。

このことをどのように理解するかについてですが、あいまいな記述は旅客有利に考えるのが自然です。質問者様が第三段落でおっしゃったように「紙券であることが必須」と読めそうでもあります。しかし上にも書いたとおり、この記述にはチケレスに関する記述がまったく無いため、「航空券＝紙でもチケレスでもいいからとにかく『航空券』」と捉えても別に不自然ではないでしょう。もしくは、「紙で発券されていなければならない、とは書かれていない」と捉えてもよいです。そう考えますと、チケレス決済を証明するものを提示するという方法は、決して規則を超えたものではないと思います。

一方、＞口頭で述べるだけで　という質問者様の体験については明らかに規則を超えています。ただ、この周遊きっぷについては誤発券の情報をネット上でよく見かけます。ひどいケースでは行き券の発駅と帰り券の着駅が異なるものもあったとか、その行き券・帰り券がゾーンの端ではなく内側まで入っているものもあったとか、いろいろあったようです。結局のところ、実運用上でもぐちゃぐちゃだったようなのです。（もっとも、最近のmarsは賢くなったらしく、そのような誤発券はしないようになっている・・・らしいですが。）

お礼

回答ありがとうございます．

やはり周遊きっぷは，1998年の制度発足が見切り発車的だった部分で，
そのしわ寄せが来ているような気がいたします．各社とも販売には非
常に不熱心ですし....