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CADについて
コンピュータを用いた製図システム「CAD」について、いくつかの質問をします。 1.CADのメリットとデメリットはなにか 2.絶対座標と相対座標の特徴や違いについて 3.画層とはなにか 4.OSNAPとはなにか 5.日本語入力がONのままだと作図の際どのような不具合があるか 上記質問に、簡単で結構ですのでお答えいただけると幸いと存じます。 どうかよろしくお願いします。
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- char2nd
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>1.CADのメリットとデメリットはなにか メリットとしては、 ・ データの2次利用が出来る。現在国道交通省などで設計図面の電子納品を進めているのはそのため。 ・ 作図による距離や面積が正確に求められる。 ・ 将来的には、図面データから各種数量を直接算出できるようになる(予定)。 ・ 出力時の拡大縮小が容易で、打ち合わせ資料や報告書などへの添付がし易い。 ・ 着色での表現が容易で、3次元パースなどへの転用が出来る。 デメリットは、 ・ 作図が正確で無い場合、距離や面積が求められない場合がある(正確かどうか以前に、システム上求められないソフトがある)。 ・ 精度が高すぎて、アバウトな表現には向かない。 ・ CADソフト同士のデータの互換性が低いため、他のソフトにデータを受け渡した場合正確に表現されないことがある。 >2.絶対座標と相対座標の特徴や違いについて 絶対座標は図面上の特定の場所を基準とした座標値で、相対座標はある任意の点からみた相対的な位置を示すもの。 例えば、図面の左下を原点とし、図面上にA、Bの2点がある場合、原点からみたA、Bの位置が絶対座標、Aから見たBの位置がAに対するBの相対座標を示す。 ちなみに土木などで使用する公共座標は絶対座標の一種。 >3.画層とはなにか レイヤーとも呼ばれる、図面データを構成するオブジェクトを複数の透明なシートに書き分けて重ねた状態で表示するためのもの。そのときのシート自体を画層(レイヤー)と呼ぶ。画層単位での表示・非表示や複製・削除などが可能。 例えば主な外形線と副次的な線、寸法線などを別々のレイヤーに記述していけば、寸法線を省略した状態での表示や他の図面へのコピーなどが出来る。 CAD製図基準ではそれぞれのレイヤーに記述する要素やレイヤー名が定められている。 なお、「画層」という呼び名はAUTO-CADなど一部のCADで使われており、一般的には「レイヤー」が使われている。 >4.OSNAPとはなにか 「オブジェクトスナップ」の略・・・らしい。AUTO-CAD独自の用語。 図形上のどの点をスナップ(取得)するかの設定のことで、距離の測定や図形・文字などを記述するときの基準点となる。 http://www1.odn.ne.jp/water/CAD/osnap.htm >5.日本語入力がONのままだと作図の際どのような不具合があるか CADソフトによって影響は異なる。普通は不都合などは起こらないが、コマンドによっては直接キーボードから数値や文字をパラメータとして入力する場合があり、その場合は半角英数文字でなければならないので、その点には注意が必要。
- ocean-ban
- ベストアンサー率30% (122/394)
>>5.日本語入力がONのままだと作図の際どのような不具合があるか あなたの使っているCADが何かわかりませんが 質問文から推察するとAutoCADのようですね。 コマンド入力は半角の英数じゃないといけません。 全角だと受け付けてくれませんよ。 >OSNAPとはなにか オブジェクトを選択するときにどのような対象を選ぶかですね。 たとえば線分の端点か、真ん中の中点か、また任意の位置の近点か。 円の中心か、四半分の位置か等々・・・。 スナップのオブジェクト設定で選んで下さい。 もっと自分で勉強しないとだめだと思います。 ヘルプを見ればわかることです。 健闘を祈ります。
お礼
回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
お礼
それぞれの質問にご丁寧にお答えいただき、ありがとうございます。 とても参考になりました。