王監督が健康上の理由で辞退する事が事前に決まっていたので、
流れは星野監督にあったのです。
星野監督は自身のブログで北京惨敗後に監督はやらないニュアンスの
事を書いていたのに、周囲に押されたこともあり、
WBC体制検討会議ではやる気満々だったのです。
その流れに疑問を言ったのが野村監督で、
説得力があったのがイチローの発言です。
「「最強のチームをつくると言う一方で現役監督から選ぶのは難しいでは、本気で最強のチームをつくろうとしているとは思えない」
です。
恐らく王さんがイチローに言わせたのではないでしょうか。
これで星野氏はようやく監督を固辞したのです。
野村監督も野村ジャパンに色気を持っていましたが、
イチローの発言から、現役の優勝監督を選ぶ流れになったことで
自分の芽がなくなったのです。
「イチローが監督をやれば」は悔しいので出た言葉です。