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奈良京都のお寺にある仏教における世界構造を書いた木製品

奈良から京都の有名なお寺にあり、仏教における世界の構造を書いた木の板(注:曼荼羅ではありません。線だけで描かれていたように記憶しています。)を見たことがあるのですが、その名前をおしえてください。 その物体の写真が掲載されているホームページがあればおしえてください。

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回答No.3

 今晩は。  おそらく「須弥山図」と呼ばれるものでしょう。仏教の世界観、宇宙観を図にしたものですね。調べると、実際にこれが動くように製作された「須弥山儀」 http://www.tsm.toyama.toyama.jp/curators/aroom/edo/shu-index.htm http://www.ryukoku.ac.jp/university/kouhou/shuppan/kohoshi/kohoshi63/05_treasure/index.htm というものまでが存在しています。もっともそれはほぼ地球、月、太陽という非常に重要な天体の運行のみを現す程度のようです。  それはともかくそのような図像は少なからずあるようです。 http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/muroga/bukkyo.html と言っても、肝腎のお探しのものは結局ウェブの画像検索ではみつかりませんでした。以上参考までにどうぞ。  ここに出ている『暦と占いの科学』は私も以前読んだと思います。 http://spatial-k.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_a68d.html ただし図書館から借りたものだったので、そのような画像があったかどうか確認が出来ません。こちらも探すとなにかヒントを得られるかもしれませんね。

23kuni
質問者

お礼

http://www.tsm.toyama.toyama.jp/curators/aroom/edo/shu-index.htm 私が見たものにも下のほうに曲線が描かれていた記憶があり、それが、おしえていただいた上記URLの須弥山図で描かれる海と一致すると思います。ですので、私が見たのは「須弥山図」のひとつだと思います。 「須弥山図」をキーワードに探していけば、かつて見たものに辿り着ける気がしてきました。 (「須弥山図」で昨夜一晩ずっとネット検索してみましたが、私が見たホームページはおそらく現在は無いのだと思います。) 「須弥山儀」や『暦と占いの科学』の情報もありがとうございました。勉強になります。

その他の回答 (3)

noname#72652
noname#72652
回答No.4

kohouanです。 詳しい人はいらっしゃるものですね。私もNo.3さんの仰るように、『須弥山図』ならばありうると思います。また『須弥山図』なら、僧侶などの仏教家でなければ描けないですものね。 これ以上は私も、仏教に詳しくないので、専門家の方々に回答をゆだねたいと思います。(私は主に仏像や宗派の種別の方に興味があるので。)

23kuni
質問者

お礼

その後、自身の質問が解決しましたので、せっかくですのでこの欄で書かせていただきます。 東大寺の大仏の台座の蓮弁でした。 東大寺の大仏殿の入口入ってすぐに復刻した原寸模型が展示されています。 この模型は東大寺大仏を訪れた人なら必ず見たことがあると言って過言でないわけですが、みんな大仏を見上げるので、視野に入らず記憶に残らないとも言えましょうか(笑)。本物っぽく復刻してあるのですが、模型だというのも印象薄くなりますし。 さて、この連弁は、仏教における三界が示されていて、上の無数の仏が描かれている部分が法界(無色界)、中段の線で描かれた部分が色界(縦に分割されていない横区切り線の中に家が描かれている段は18段なので色界は18天とするのと一致する)、その下に須弥山が七つ描かれていますが、その部分下段は欲界ということになると思います。 そして、この蓮弁の上に座っている大仏は三界を超えた涅槃(Nirvana)を示しているということになると思われます。 なお、東大寺内に図書館があり、この連弁の拓本(部分拓本から連弁1枚全体を復元した図)があることを教えてもらいました。東大寺図書館に感謝。

noname#72652
noname#72652
回答No.2

そのくらいの大きさの木の板でしたら、たとえば千葉にある成田山新勝寺の「額堂」に掛けてあるような、「奉納絵馬」の一種かもしれませんね。 ただこの場合は、「絵馬」と言っても、よく神社やお寺で合格祈願や良縁祈願などのために納める、ホームベース型のいわゆる「絵馬」でなく、仏教世界のことや、お釈迦様の生涯のことなどを書いた「奉納額」のことを言い、板の形も必ずしも五角形をしていません。このような「奉納絵馬」であれば、絵を描くこともあるし、木版画の版木のように木の板に絵を直接彫っていることもあるでしょう。あなたがご覧になったのは、おそらくこの「奉納絵馬」だと思われます。 1)京都・奈良の有名寺院にあって、2)曼荼羅ではないが線や文様などが書かれていて、3)ホワイトボード大の板で、4)風化して白くなっているものと言ったら、考えられるものは「奉納絵馬」しかありません。

23kuni
質問者

お礼

質問していただいて補足を書いたことで、より情報が集まりました。 ありがとうございます。

23kuni
質問者

補足

回答ありがとうございます。 「奉納絵馬」で検索してみますと、たしかに大きさ等は似ています。 ただ、描かれている内容が仏教の三界を示したものではなかったかと私は思っていて、それをもう一度見て確認したいのですが、 描かれていた内容からすると僧侶が書いたものではないかと思われ、また明確な絵柄(馬など)も無いものでしたので、もしかしたらまた別のものかもしれないとも思います。 なお、人が観覧するように台の上に置いてあったと記憶しています。

noname#72652
noname#72652
回答No.1

お寺にあって、仏教世界の構造について書かれていて、木の板で、曼荼羅でなかったら、「木簡」ではありませんか?ご覧になった木の板がどのような形や大きさなのかご説明していただけますか? 私は観音霊場巡りや四国八十八か所巡りなどお寺めぐりが好きなことから、仏教の勉強も趣味で少しだけしましたが、ご質問の文面だけでは、どのようなものをご覧になられたのかよく分からない為、名前を特定できかねます。もう少しご覧になった木の板の様子などの詳細をお聞かせいただけますか?

23kuni
質問者

お礼

質問していただいて補足を書いたことで、より情報が集まりました。 ありがとうございます。

23kuni
質問者

補足

中型のホワイトボード程度の大きさだったと思います。(大きめのテレビとかの大きさという感じです) とあるホームページで写真を見たときに、そういえば実物を見た事あるような気がすると思ったのですが、もう数年前なのでそのホームページがまったく思い出せません。(そのホームページが現在あるかどうかも不明です) 私が言ったことのある奈良京都ののお寺は有名なところしかないので、東大寺周辺か法隆寺周辺と思われるのですが、ネット検索で所蔵物などを探しても不明でした。(探している物は、彫刻に該当するのか絵画に該当するのかもよくわからない) 記憶では、風化で見えないくらいに薄くなってしまっているのですが、線や文様が書かれ、全体の色合いは地の木の色だと思いますが、茶色でした。かびなのか、ところどころ白っぽくなったりしていました。

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