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ニートになぜ、なるのか?

最近の子供、若者にニートとか、引きこもりとかいう人の数が多いのが、不思議でなりません。 なぜ、ニートになってしまうのか、その原因を教えていただきたい。 そして、その対策として家庭のあり方、学校のあり方の意見があれば、合わせてお願いします。

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回答No.16

ニートの定義がまちまちなので、意見がさまざま分かれますが.... ぎゃくに「仕事ってなに?」という方面から攻めてみるのもアリかもしれません。 教えて!gooでもまま見かける得体の知れないアジテーション「専業主婦って仕事なの?」というアレ....各人がこのあたりをどのように整理するかで、“しごと”に対する正しい?スタンスを持ち得ているかが決まるような気がします。 わたし個人は、、”しごとをする(持つ)”というのは社会(世間)とどのようにかかわって生きていくか、、ということほぼ置き換えが可能だと思っています。だからそれは稼ぎの多少ではなく(専業主婦も、孫の面倒をみるおばあちゃんも立派に”しごと”をしている訳です)、教育、スキル、(職業)訓練の有無とも実質的には関係がないと思います。昔のひとが”しごと”をする上で殊更に教育が必要だったとは思えないし、ビギナーはだれでもスキルがない(予め訓練して就く職業ばかりではないでしょう)。先に上げた”おばあちゃん”、、、これは家族という集団における”役割”であって教育、スキル、訓練のいずれとも無関係です。。 ”しごと”をこのように”(社会やひととの)関わり方”や”役割”として捉えると、、ニートの問題がおぼろげながら見えてくるように思います。引きこもり=自ら世間との関わりを断つことです。仕事に飽きて退職後これといって仕事に就かない=自分の”役割”を放棄したまま新しい”役割(ひととの関係)”を再構築しない。ことばはきついですが、この「反社会性」こそが世間を苛立たせるのだと思います。 こうした「反社会性」はいったいどこからニートの思考(志向)に忍び込んでくるのか。。。 教師やおとなが子ども達に向かって言うでしょう「あなたの好きなことをしなさい」と。。「自分の好きなこと」、、、近年無造作に口にされますが、これは諸刃の剣、とても危険なことばだと思います。年端もいかないこども時代から、すきなことをしてよい、しなさいと言い聞かせ続ければ、なかには周囲の人との距離を見失い、自分の役割を見失うものも出てきます。”役割取得”の訓練が出来ていない者に対して口にする言葉としては不適切でしょう。まずは「あなたのすべきことをしなさい(さがしなさい)」と諭すべきだったのではないでしょうか? 「自分の好きなことをする」、「自分探し」のような度を越した個人主義、内向的な価値観が教育に入ってきたのはそれほど昔のことではなく、おそらくこの10数年来のことです。 けっきょくニートというのは、今日蔓延する価値観、、親や教師、あるいは会社の上司といった教育・指導の立場の者達がこどもたちに植え付けた「行動原理」が今日になって芽吹いたもの、、、なんじゃないでしょうか。。

kinuaki
質問者

お礼

意味深いご回答ですね。 「好きなことをしなさい」で、度を越した自分探しをする・・なるほど。内向きな感じですね。 「貴方のすべきことをしなさい」だと社会の一員として責任を果たすという風にも取れますね。外向きになってきますね。 身勝手な個人主義の考え方に根っこがあるのかもしれませんね。 貴重なご意見ありがとうございました。

その他の回答 (15)

  • HK1496
  • ベストアンサー率29% (39/131)
回答No.5

こんにちわ。 若年層の「ニート、フリーター」問題について語られるときに 論じられるのが、 「最近の若者は甘えている・だらしない」という「若者自己責任論」 です。特に年配の方中心に。 しかし、問題の本質をわが国の「労働・雇用問題」から見てみると 本質が見えてきます。 (1)私は今、35歳。いわゆる「就職氷河期世代」です。有効求人 倍率が0.6倍という「戦後最悪」の雇用状況の中で、多くの友人が 就職できずに(大卒でありながら)、今で言う「非正規採用」の 身分から抜け出せずにいます。私はたまたまある大手企業に運よく 就職できましたが、それ以降5年間、私の会社は「新卒採用無し」 を続けました。それまで平均100人は採用していたらしいので、 その5年間で500人の若者が職からあぶれた形になります。 (2)また1995年には労働者派遣法が改正。表向きは「多様な働き方を 促進するための規制緩和」ですが、実態はグローバル競争と平成大 不況を背景に、企業が一斉に若者の採用を抑えたのとセットで、若者 を低賃金かついつでも首切り可能な「非正規」で雇用することで、 「総人件費」を削減する目的に作られた法律です。 この(1)(2)に共通するものは何か?勘の良い方ならわかると思いますが つまり 「中高年の雇用を守るために若者を切り捨てた」ということです。 その結果として、「ニート、フリーター」が大量に生まれたわけです。 つまり「ニート、フリーター」問題は現代の若者の資質や、教育や 家庭の問題ではなく、90年代から約10年間実施された日本の政治・ 経済の「構造問題」なのです。 もちろん個別のケースはいろいろあるでしょう。 しかし、(特に日本の中高年層。特にバブル世代から上)が、こういう 構造の問題に目をつむり、 「今の若者は甘えている。」「3K仕事をやりたがらない」 (実に多くの若者が低賃金で3K仕事をやっていますよ。 ご存知ないですか?) というのは、無知を通り越して、意図的な悪意を感じます。 自分達は高度経済成長、バブル景気の右肩上がりの時代を運よく 生きられたから、なんとか既得権益を守ろうとしているのでしょう。 若者が希望を持てない国に未来はあるでしょうか? またそのような国にしたのはいったい誰なのか? そろそろその事に皆、気がつくべきだと思います。

kinuaki
質問者

お礼

問題の本質は、確かにわが国の「労働・雇用問題」も大きく影響しているんでしょうね。非正規社員問題は現代日本の改善してもらいたいことですよね。 貴重なご意見ありがとうございました。

  • taunamlz
  • ベストアンサー率20% (175/843)
回答No.4

>なぜ、ニートになってしまうのか、その原因を教えていただきたい。 病気で治療、完治後ブランクがあるために以前と同じ条件では再就職できない。 うつで自宅療養、完治と思われても外見からは分からないため腫れ物を触る扱いのままずるずると。 親が子離れできないため。 会社を辞めたは良いが、次の仕事を見つけられないため。 ニートとは 「教育を受けておらず、労働をしておらず、職業訓練もしていない」人です。 まぁとりあえずこれの8ページを見てください。 http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/shurou/chukan.pdf 無業者・求職型・非求職型:右肩上がり 非希望型:ほぼ横ばい ニートとは非求職型と非希望型を合わせた物の様です。そうすると確かにニートは増えて居ます。 しかし、実は非求職型は就職活動をしていないと回答した人と言うだけです。 このデータは ●15歳以上35歳未満のうち、「配偶者なし」 と言うのが前提です。 ここで考えられるのは「独身者が増えている」と言うのも原因の一つではないか?と思います。 結婚適齢期は70年からずーっと上昇しています。全体の無職者の割合が一定だったとしても、独身で無ければカウントされないのですから、割合が増える理由にはなります。 バブルの崩壊が1990頃、これも無業者が増えた原因の一つだと思います。 7ページをご覧ください。 非希望型は人口の1.2%をキープしています。本当に働きたくない人は日本人全体の1.2%の人なのです。 他も見ましょう。 確かに人口全体から見たニートの割合は増えて居ます。 独自に計算しました。分母を全人口ではなく無業者にしてみました。 求職型 非求職型 非希望型 2002 60.3% 20.0% 19.8% 1997 58.1% 17.0% 24.9% 1992 48.9% 19.6% 31.5% これだと非求職型がなんとなく安定しました。 つまり、非求職型と言うのは時代によらず失業者の中に20%程度居ると言う事になります。 とすると、 >最近の子供、若者にニートとか、引きこもりとかいう人の数が多いのが、不思議でなりません。 A:ニートについては無業者が多いから。 >その対策として家庭のあり方、学校のあり方の意見があれば、合わせてお願いします。 A:おそらく彼らは就職活動の方法が良く分からないのでしょう。 新卒時は過剰に学校が協力してくれました。 今度は適度に親が協力すればいいかもしれません。 いろいろ書きましたが、ニートが増えたのではなく統計の方法と、それの報道の仕方が悪いんじゃないかと思います。 一番の悪はニートよりも失業者数だと思います。 引きこもりのデータは探してませんが、こちらもおそらく統計のマジックだと思います。

kinuaki
質問者

お礼

データに基づいた説明、勉強になりました。 日本の社会の雇用のあり方が根底にありそうな感じもしてきました。 貴重なご意見ありがとうございました。

noname#140971
noname#140971
回答No.3

Q、ニートになぜ、なるのか? A、社会に居場所がない! 私らの頃は、どんなオチこぼれでも中学を卒業したら汽車に乗って上京していました。 そして、どんなワルでも「働かざる者、食うべからず!」ぐらいは知っていました。 中には職を転々とするのもいましたが、結構、「石の上にも3年」で頑張ったものです。 もちろん、そういう頑張りに応える社会でもありましたね。 もちろん、そういう頑張りが出来ないと「恥」と思う文化もありましたね。 一言でいえば、昔はオチこぼれにも居場所があったということです。 社会での成功を第一義に考える親と教育現場。 で、そういう成功するコースに乗れない若者に社会で生き抜くを教えない親と教育現場。 さらに、一旦、コースから外れた若者を使い捨てていく社会の仕組み。 一言でいえば、現代はオチこぼれが生き難い世の中です。 私に言わせれば、中学まではテストなんて全廃して少数人数で人間力養成に力点を。 更に、同時に、4年生大学も9割の進学率。 と、競争と選別とは無縁の教育環境の中で育てたらと思いますね。 こういう風に舵を切らないと貧困層を中心にニートの大量生産が始るような気が・・・。 だって、なーんか、ちっとも夢や希望も居場所も無いような気がしますから・・・。

kinuaki
質問者

お礼

「社会に居場所がない」 そうかもしれませんね。 ただ、生きるためには、昔は3Kの仕事でも若者もやってましたよね。 最近は外国人労働者にさせて日本人は3Kの仕事はしない風潮も問題がありそうですね。 貴重なご意見ありがとうございました。

  • dai-ym
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回答No.2

一番大きな要素はニートや引きこもりでも食べていけるから。 普通の親ならいい歳をした子供が働かなかったらたたき出します。 働かないと生きていけない環境を作られます。 しかし、親の中には働かない子供が居たらその子供にお小遣いを渡してしまうような親もいます。 働かなくても生きていける情況を与えられるからニートでいられるんです。

kinuaki
質問者

お礼

親と環境に原因があるということですね。 ご回答ありがとうございました。

回答No.1

 僕はなったことが無いのでわかりませんが。思っていることを書きます。 ・大学受験に失敗しつづけて、やる気が無くなる ・大学を卒業しても職が見つからない ・インターネットに没頭してしまう。(ネットゲームにはまる、ネット依存) ・友人関係(会社内での関係)がうまくいかない。 などでしょうか。対策はとても難しいと思うのですが、ポジティブに生きられればならこうはならないと思います。ニートの方は暗い人が多い気がします。つまりネガティブ。  家庭として親もポジティブにいきる。つまり物事を考えるときは前向きに。親馬鹿になりすぎてはいけないかと(いろいろなニュースを見て)。時には厳しく。 間違っていたらすみません。以上です。

kinuaki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 確かにおっしゃられている4点に原因があるように思えますね。 ただ、30年前も受験勉強は今より猛烈だったような気がします。ネット依存は現代病かもしれませんね。 家庭では、厳しさがない親バカだということが原因のような気もしますね。

kinuaki
質問者

補足

大学受験失敗しつづけるということは、望みが高すぎるということもあるようですね。 私の子供には、1浪する時に共通一次でボーダーライン内の大学を受けるという約束しましたから、一浪で大学に入って2年の時、バイトのウェイトが多く遊んでいたため、テニス部だったので、もっとまじめにテニスをやれと言ってやりました。 その後テニス部で部長とかしたため、人間性も良くなった経験があります。そして今はバリバリ仕事をしています。 どなたか参考になればと思い、紹介しました。