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韓国vsヘッジファンド
韓国とヘッジファンドが為替相場で戦っていて、ウォンが急落していると聞いたのですが、 どういうことですか?ファンドはどうやって儲けているのですか? 又、韓国は負けたらどうなるのですか?
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- hmaguri
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空売りという単語をご存じでしょうか。 普通、株や為替というものは自分が持っているときよりも価値が上がればその差額の分利益が出ます。 たとえば、株を自分で買ったときは1000円。株が上がって、2000になった。このとき、売れば1000円のものが2000円で売れたわけですから。儲けは千円です。 空売りというものは簡単にいってしますと借金のようなものです。たとえば、一ドルで固定したウォン相場で考えます。 ヘッジファンドは誰かから一ドル1000ウォンの時に1000ウォンを借ります。この1000ウォンをある期日に返すという約束の下で借ります。たとえば、その場でこれを売ってしまって1ドルと交換しておきます。 これが、将来ウォンの価値が下がって 一ドル2000ウォンになったとしたら、今持っている1ドルのうちの50セントで1000ウォンを買い戻し借りていた持ち主に返す。 すると手元には50セント儲けたお金が残る。 原理的にはこういうものらしいです。なので、価値が下がれば下がるほどもうけられる。 ヘッジファンドはこの現象を圧倒的資金力を武器に人工的にこれを起こします。事前に意図的にウォン高へ持っていいってドンと落とす。当然、価値が下がりすぎることは国が嫌うので介入します。それすらも、利用してさらに儲ける。これがヘッジファンドらしいです。 また、この韓国の資金が底をついたときヘッジファンドは容赦なくおそいかかりウォン安を加速させます。 そうすると韓国は国外へ借金をしているのでこの借金が返せなくなりアイスランドの時のように、国が破産します。 起きる現象は、銀行の凍結。経済悪化などなど。いろいろです。 そのほかアジア通貨危機でも調べるといいです。
お礼
ありがとうございます。 大変参考になりました。 ヘッジファンはウォンの価値を下げさせるのを基本として、介入による一時的なウォン高も利用しているのですね。 その用意周到さ! 驚きです!