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外国で日本人髪をカットすると変わる理由とは?
- 外国でのヘアカットについて、外人・日本人ヘアスタイリストの違いやカットの理由についてまとめました。
- 外国でのヘアカット体験や外国人スタイリストのカット技術について、日本人の髪質やアジア人のイメージの問題も考えてみました。
- また、髪のケアやハイライトの施術についても、金髪と黒髪の相性について心配がある方にアドバイスをお伝えします。
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質問者が選んだベストアンサー
元美容師です。そしてロンドンのヴィダルサッスーンの講習(あまり意味の無い1週間のプログラム)を4回ほど受けてるので、外国人の髪もカットした事があります。 白人と、アジア人の髪質はまったく違います。 あと、頭の形も、生えてる場所もかなり違います。 よく、例えられるのが、白人の髪の毛がゴムならば、アジア、日本人の髪は竹です。 柔らかく、柔軟性があり、結構丈夫な髪と、硬くしなやかだが、実はもろい髪という事です。 日本では髪を染める過酸化水素液(オキシ)は6%までしか許可されておらず、もちろん6%でもかなり髪は傷みます。 ですが、イギリスでは普通に18%なんてものも使います。傷みはさほど無いのです。 日本人の普通の髪の毛に18%を使ってブリーチをしたことあるのですが、髪の毛がゴムのように溶けてしまいました。(営業ではなく) この質の違いから来る、経験値が上手に出来ない原因になります。もちろん、白人の髪の毛をあまり知らない日本人がカットした場合も同じで、どうもうまくいかないのが現実です。(言葉の壁以上のものもある) ですが、白人の髪、頭の形は かっこよくなりやすい。ので、逆の 白人美容師がかっこ悪くなりやすい日本人の髪をカットするほうが不利なのです。 ちなみに、正面から見て、縦が短く、横を向いたときに左右に長い楕円刑のほうが、髪型が決まるとされています。 日本人は横を向くと、首の方まで髪の毛が生えていますが、白人は真横を向いて鼻の頭の水平のライン位までしか毛は生えていませんので、コンパクトに仕上がります。 口元のラインでボブにしても、白人の多くは襟足に毛が生えて無いので、ゆれる感じに仕上がりますが、日本人の多くは、口元のラインよりも下までみっしり毛が生えてますので、ボブにするとカッチリと動きがなくなり映画レオンでみたマチルダやアメリのオドレイトトゥと同じ髪型を日本人がやろうとしても、(刈り上げするしか無かったり笑)ぜんぜん決まらない、そして美容師の腕を嘆く。なんて事が多々あります。 中近東の方の髪質も黒髪ですが、ペルー人も同じように、黒く長い美しい髪の毛が美人の条件になる国では、カットの技術も、それに伴なった技術という事になりますので、ロング専門といった感じになるでしょう。
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- sisimarudawan
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中近東の方の髪質はまったく接した事が無いので解りかねます。 カラーリングもパーマのアジア系の人の経験をそれなりにしていれば問題は無いと思いますが、日本と違い、カットの技術者はカットだけで、カラーリストやパーマなどは別のその道のプロがやります。 国によって日本人美容師が多くいるところもありますので、住んでいる日本人同士で口コミなどで聞いて行くのも良いと思いますよ。
お礼
とても参考になりました。 私の想像をはるかうわまる差でした。 確かにここまで違ってくると 仕上がりに差が出てくるの十分納得です。 毛が生えている部分、などは ぜんぜん意識したこともありませんでした。確かに私もこちらでボブにしたとき 最後にバリカンで首付近の毛、そられました! 日本でボブにカットしたことがなかったので 今までそれがあたりまえだと思ってたぐらいです!!!(笑) 薬品もずいぶんと違うのに驚きました。回答者さんが経験したように溶けた状態になることを考えれば 多少の色のニュアンス違いなんて 贅沢な悩みですよね。 確かに中近東の方はロングが多いですね。 あちらの方はずいぶんヨーロッパに近いですし 髪質もむしろ東洋人よりも白人の方に似ているのでしょうか? カラーは大丈夫かな? と思って。もしこれ読んでくださっているなら是非最後アドバイスいただきたいです。 どうもありがとうございました!