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留学を終えて大学復学後の編入について
- 留学を終えて大学復学後、法学部の編入について迷っています。
- 留学の経験から中国の文化に興味を持ち、他大学の中国文化専攻のゼミに興味を持ちました。
- 編入することで就職活動への影響や就職の幅を考え、大学にとどまるべきか編入するべきか迷っています。
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質問者が選んだベストアンサー
私は大学時代、法学部(ただし政治学科)で中国語をやっていました。 確かに、質問者さんみたいな人は、私の周りにもいました。 私自身も学生時代、法律の授業は面白くないと思いました。 ただ、結論からいえば、語学や文化だけ詳しくても役に立ちません。日本の法律と中国の法律、その運用の実態を知っていた方がいいでしょう。 転科し、中国語や文化を専攻しても、就職は単に中国語ができるということで可能かもしれません。しかし、中国の工場に派遣されたり、単に物の売り買いをするなど、商売上手や商いが好きな人じゃないと苦しいですよ。まして、相手は中国人です。工場の立地によっては、住環境も悪く、娯楽がない場合もあります。 法律がなぜ面白くないのか? それは、法律の知識が必要となる具体的な状況を知らないからです。 また、理論的な基礎から勉強しないと、理解できません。 基礎はどんな分野でも、抽象的な概念ばかりで、面白くないものです。 (私は、語学の発音や文法も同様に面白くないと思います) 結局、興味を持てるかどうかは、基礎を終了して応用まで見通せるかどうかなのです。 せめて、中国経済や、中国に進出した企業の状況などを勉強していれば、商法や労務など法律家の出番になる場面が予想できるはずです。 語学をやっている人は、次に文化に興味を持つ人が多いんですが、実学という視点でいえば、やっぱり政治経済や法律など社会科学の分野に関心を持つべきだと思います。 それと余計なことかもしれませんが、公務員で国内にいる中国人の助けになる職種ってなんでしょうか?原理的に矛盾していますし、実際にそれを主眼とした職種はないと思いますよ。 地方自治体では、外国人登録や健康保険などの業務で、外国人を向き合うこともありますし、中には外国籍市民という言葉を使う自治体もあります。しかし、原則として、必要最低限の関与、あるいは外国人を管理するものです。そもそも、法律上、外国人に市民権はありません。
お礼
回答ありがとうございます。 法律と中国語を学んでいらっしゃった方からのご意見がいただけるとは思っていませんでしたので、嬉しくて何度も読み返しました。 語学は基礎ができて現地の人とコミュニケーションがとれるようになってきた頃から面白くなってくるのですよね。 勝手に自分で線引きしていただけで、法律の勉強も実は語学と似たようなものなのかなと思いました。 まだ基礎を固めていない状態で、面白くないからやめてしまおうというのではなく、まずは基礎をやり終えてみてそこから何が見えるかを考えていこうと思います。 中国の経済や法律などを勉強したら良いという意見も参考になりました。 公務員の職種の話ですが、役場で臨時募集していた地域の語学ボランティアを公務員の臨時募集と勘違いしていたようです。 よく確かめもしないで自分の将来として語ってしまい、お恥ずかしい限りです…。