まず,勘違いされている部分があるようですので,そちらの説明からします。
髪の毛の縮毛は,ちゃんと遺伝されます。
しかし,遺伝と言っても,親からだけでなく,その人から5代さかのぼった間に誰かそのような人がいれば,それが出てくることがあります。
つまり,その人(お子さん)の親(2人),祖父母(4人),曽祖父母(8人),曽祖父母の親(16人),さらにその人たちの親(32人),合計62人のうち一人でも縮毛の方がいればその人に縮毛が遺伝すると言われています。(ただし,医学的に研究された結果ではないのでこの人数は変動する可能性があります)
私は,トリートメントなどで縮毛は改善されないと考えています。
基本的に,トリートメントは髪の毛に栄養補給するものですし,リンスは髪の毛のコーティング剤ですが,双方とも水分調整はしてくれません。
縮毛には,濡れるとカールがきつくなるタイプと乾くとカールがきつくなるタイプの2つがありますが,お子さんは後者のようですね。
と言うことで,髪の毛の水分保湿率を上げることが縮毛を緩やかにする一番の早道だと思われます。(決して,ストレートにはなりませんけどね)
保湿率を上げるには,頭皮の毛穴から分泌される皮脂が大切です。
もしかして,毎日シャンプーしていませんか?
今年から小学校にあがるお子さんですから,シャンプーを毎日するのはしすぎです。
小学校入学前後のお子さんは,2日に1度,もしくは,1週間に2度程度で充分だと,私は考えていますよ。
それと,1回のシャンプーで2度洗いするのではなく,1度洗いで充分です。(汚れがひどいときだけ2度洗いしてください)
第一,そのくらいのお子さんの場合,皮脂の分泌量は大人と比べますと大変少ないですからね。
シャンプー剤は,汚れだけでなく,皮脂まで洗い流してしまいますので,水分の保湿率が下がってしまっていると思われます。
そのため,縮毛がきつくなっているのではないかと思われます。
もし,思い当たる節があるのでしたら,気をつけてみてください。
小学生くらいまでは髪の毛全体の成長期で,より太く,しっかりとした髪の毛が生え変わるたびにそこから生えてきます。
そのため,細かった頃に比べれば,カールがきつくなってきたようにも感じることでしょう。
女の子ですから,ロングヘアーにするのも一つの手かもしれません。
髪の毛が重くなれば,その分,カールが伸びますから・・・。
しかし,これも水分の保湿率が上がらないことには意味がありません。
と言うのも,アフロヘアが爆発したような感じになってしまうのではないかと想像できるからです。
ですから,どちらかと言えば,ショートヘアのほうが無難かもしれませんね。
ただし,No.1のfushigichanさんが書かれている「思い切って髪の毛を短く切ってしまうと、また毛質が変わるかもしれないですね」と言うことはまったくありませんのであしからず・・・。
一朝一夕に体質が変わらないと同じで,一瞬で髪質を変えることは出来ないです。
とにかく,根本的に調整するのであけば,気長にする以外にありません。
まぁ,最終手段として,ストレートパーマをかけるか,縮毛強制するか,ですが,たぶん,理容師・美容師がやりたがらないかもしれないですね。
だって,梳かしたクシが折れると思うほどの縮毛って,ストレートパーマはかかりにくいですし,植毛強制では切れ切れになっちゃいそうですから・・・。(たぶん,私だったら断ると思います。ですから,「自信なし」なんですよ)
ですから,「最終手段」です。
お礼
早速にありがとうございます。 髪の短い頃は、きっと長くなったら治るだろうって 思ってたんですが、いつまで経っても治るどころか、 むしろ気のせいか、ドンドンちぢれていってるような 気がするんです。 それも何と言うんでしょうか、カールって螺旋階段のようなやつですよね、そうじゃなくて、こまかく角角してる感じなんです。おまけに非常にぱさついた感じでして、 まさに潤いも何もない。例えばリンスをしても、乾いて しまえばまた元のとおり、櫛が引っ掛かってしまって、 櫛が折れるんじゃないかっていうぐらいのクセ毛になってしまうんです。。。 もしかして、どこか、ヘアケアのご相談とかされましたか?ともかくこのままじゃますます酷くなるような気がして。。。