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植木鉢、大は小を兼ねない、のはなぜですか?
園芸の初心者です。本には、鉢植えの場合は、植える植物に見合ったサイズの鉢に植えること、とあります。植木鉢は大は小を兼ねないとあります。同じ植物を庭での地植えと鉢とで育てると、殆んどの場合、地植えのほうが、ずっとよく育ちます。地植えはいわば無限大の植木鉢であると考えると、なぜ大きいほうが良いとならないのか不思議です。水やりで根ぐされが起きやすいのなら、適切な水やりをすれば、大きいほうがよいのでしょうか?蘭などの特殊なものは、鉢サイズが大切なのは理解ができます。
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こんにちは。1周り大きな鉢に植える理由は↓に載っています。見た目のバランスとやはり根腐れなどを起こさない為です。 http://dictionary.bloom-s.co.jp/etc/kiso7.htm 大きすぎる鉢での適切な水やりといっても表面はカチカチに乾いていて、下部はいつまで経っても湿っているという事になりかねません。そうすると下部の根っこがいつも湿っていて根腐れという事態になるのです。地植えの場合は水分は適当に抜けますが、鉢の場合鉢の中が全ての環境になりますので、地植えよりも水やりは慎重に行います。特にプラ鉢は軽くて割れにくいですが、通風が悪く適切な水遣りをしていないと素焼きや駄温鉢よりも根腐れしやすくなります。 経験から言うと2周りぐらい大きな鉢なら何となく大丈夫ですが、それ以上大きくなると成長が悪いことがあります。ただコッラという花は名札に「10号鉢ぐらいに植えつけて下さい」と書いてありましたので、その通りにして成功しました。植物によって若干の違いはありますが、大抵は一回り大きな鉢にして方が良いです。 ご参考までにm(__)m。
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- leman
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>水やりで根ぐされが起きやすいのなら、適切な水やりをすれば、大きいほうがよいのでしょうか? 大きければいいというものでは実はないのです。植物の根っこは何かにぶつかるとそこから細かな根っこをだす仕組みになっていてそれが丈夫な植物に成長させることになるからです。これが大きいとひょろ長い根っこしかないのでとてもひ弱な株になってしまったりするのです。 一度よく育った植物の根を観察してみるといいでしょう。鉢の壁にびっしり細かい根が張り付いているはずです。
お礼
ご回答ありがとうございます。実は、その点がわからないのです。地植えの場合は、根がぶつかるものがないのに、鉢植えより元気に育つからです。これについても、教えていただければありがたいです。
植木鉢が大きくなるほど、土の量に対して、土が空気に接する部分の面積の割合が少なくなります。 計算を単純にするために、円筒形の植木鉢を形状はそのままでサイズアップしていくことにします。 例えば、植木鉢の容積が8倍になったとすると、開口部(空気に接する土の部分)の面積は4倍です。容積が27倍だと、開口部の面積は9倍にしかなりません。 つまり、植木鉢が大きくなるほど土の量に見合った水分の蒸発が出来なくなることを意味します。 水やりを控えめにして上手にやれば問題ないのかもしれませんが、管理が難しくなるのは確かでしょうね。
お礼
ご回答、ありがとうございます。確かに、同じ容積でも鉢の直径によって、空気中への水分の発散の度合いはちがってきますね。なんとなく、水やりさへ気をつけていれば、大は小を兼ねるはずと考えていましたが、水やりの苦労が並大抵ではなくなりますね・
お礼
ご回答ありがとうございました。 地植えは無限大の鉢、よって鉢は大きければ大きいほど、地植えに近づくはず、と勝手に考えていました。植物はすぐに大きくなりますので、植え替えの面倒くささもあって、いつもおおきな鉢に植えていました。確かに、根腐れもたびたびありましたが、そんなもんなんだろうと、思っていました。これからは、ちゃんとした大きさの鉢で育ててみます。