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防衛記念章はどうしてメダル化されない?

現行の防衛記念章の形体は単なる「略綬」ですね。 どうして本来の勲章・記章の形に改めないのでしょうか。 西村代議士などが国会質問で働きかけたりしていたようですが、 実際のところ政府、防衛省、各幕僚監部などはどのような見解を持っているのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • KITAIKKI
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回答No.1

 防衛記念章にメダルがなく略綬だけだということですが、そもそもその略綬と思われている物が略綬ではないということをご理解ください。  防衛記念章の本来の位置づけは徽章そのものであって、勲章ではないということです。勲章でしたらメダルがあって、そのメダルの代わりに受勲を誇示する意味で略綬があるのですが、防衛記念章は今の形そのものが本来の姿だということです。  ということで、国際的な会議や合同演習の際、自衛隊員はあまりにも軍人として胸が寂しかろうということで、あたふたと制定された防衛記念章ですが、政府、防衛省などはこれ以上のことは考えていないようです。さらに言えば幕僚監部などの現場がこの件に関して口を挟むことはないかと思います。そんなことをすれば、そんなに勲章が欲しいのか、そんなに戦争がしたいのかという、口さがのない非難や中傷を政府や身内から(つまり防衛省の役人ですが)受けるからです。  もっとも他の軍隊においても、リタイヤした老兵ならいざ知らず、現役が受勲したメダルをすべて身に付けて公式の場に出る事は稀で、ほとんどが略綬で済ませていますので、メダル自体の必要性は薄くなっています。さらに勲章メダルをごてごてと体の前面に貼り付けて喜ぶのは、共産国か張子の虎的な実体のない軍隊しか持たないアフリカ諸国の将軍くらいのもので、ある意味時代遅れの印象は否めないことも影響している可能性もあります。  ただUSマリーンだけはちょっと別で、公式な場での正装においては全ての勲章を身に付けることを推奨、つまりやんわりと強制しているとのことです。米5軍の中でも最高の受勲率を誇る海兵隊は、世界一勇猛で優秀な軍だと内外に誇示したいんでしょうね。

takara905
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。 以前、幹部自衛官の結婚式に出席したことがあるんですが、自衛官の礼装って胸が寂しいんですよね。 君主制の国や、君主制がなくともホワイトタイ=パーティーが珍しくない西欧諸国だとフルデコレーションの勲章着用の機会はたくさんあると思うんですが。

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