まず、身体能力はアフリカ系が群を抜いています。単に骨格がでかいのであれば東洋系や欧州系にもいますが、素早く動けるという点でネグロイドには劣ります。特に瞬発力とリズム感が必要とされる競技は圧倒的にネグロイドの選手が強いです。
ボクシングも瞬発力と持久力とリズム感が必要とされる競技で、特に重量級ではアフリカ系以外のチャンピオンというのは考えられませんでした。現在の東欧系のチャンピオンは、たしかクリチコあたり、自分たちがチャンピオンになれるのは現在のレベルが低いからということを認めております。
さて重量級のボクサーで東洋系が殆ど居ない理由は、東洋系は体格が小さいためなかなか身体の大きい運動が出来る選手が居ません。東南アジアは全体的にそうですし、体格が大きい選手が期待できる中国は国策でプロボクサーを認めて居ません。日本はというと体格が大きくて動ける選手は他の競技(野球、サッカー、相撲など)に取られてしまうのでボクシングを志す人は殆ど居ません。
次に軽量級に黒人ボクサーが少ない理由ですが、居るところには居るとおもわれます。ボクシングの世界タイトルの認定団体の内、IBFとWBOは日本で認められておらず、成り立ちから言ってもアメリカ(またはヨーロッパ)中心です。そのためこの2つの団体の軽量級には黒人選手が居ると考えられます。そもそもその2団体は日本と関係ないことになっているので、情報が来ませんから本当にそうなのかは分かりません。
そもそもボクシングのマーケットとして世界的に通用するのはフェザー級までで、それより下の階級はアジアと南米で行われていると言っても過言ではありません。あのリカルド・ロペス(ストロー級の名チャンピオン)ですら女子ボクサーの前座扱いであったこと殻もそれはうかがえます。つまりアジアか南米でなかったらボクシングをやっても収入は殆ど期待できないわけです。そのため体格が小さくてもボクシングをやる黒人はフェザー級以上を目指します。そうしないとお金が稼げないわけです。そんなわけで軽量級のアフリカ系選手は居ないわけなのです。
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