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ストラトHighwayペグ交換
2年前にFenderUSAのHighwayを買ったのですが、チューニングがあわずに苦労しています。すぐにチューニングが下がってしまいます。それにローコードとハイコードでチューニングが合いません。ペグ交換を考えていますが、どの程度改善されるでしょうか?あるいは抜本的にそのレベルのギターだからもっといい機種に買い換えを検討した方が得策でしょうか?悩んでいます。よろしくアドバイスお願いします。
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はじめまして。 順序が逆になりますが、以下2つの現象は原因が異なりますので分けて書きます。 1)ローコードとハイコードでチューニングが合わない これはオクターブチューニングが合っていない状態ですね。 オクターブチューニングはブリッジで調整できますが、狂いの原因がネックの反り出ある場合は、まずネック調整を先にやる必要があります。どちらも以下のサイトに解説されていますので、まずはネックの反りの確認からやってみてください。 http://www.esp.ac.jp/club_esp/maintenance/lecture02.html ネック調整は、慎重にやれば自分でもできると思いますが、自信がなければ楽器店やリペア工房にお願いしてください。 2)チューニングが下がってしまう Highway 1 Storatoについているペグのクォリティがそれほど悪いとは思えませんので、ぶつけたとかでペグが故障したのでなければ、他の原因も考えたほうが良いです。通常ペグは12:1とか16:1のギア比になっていて、弦の張力でペグがすぐに逆回転してしまうというのは考えにくいと思います。 それよりも、ペグの巻き付け部分のゆるみや、弦自体の伸びのほうが「すぐ下がってしまう」原因としてはあり得ると思います。ペグに巻く時、巻き始めに折り目をつけること、巻いた弦が重なったり、隙間ができたりしない様に、上から下にきっちり巻いて行くこと、1,2弦は緩みやすいので弦のあまり部分をペグに巻き付けて結ぶなどに注意すればゆるみは最小限に抑えられます。それでも新品に張り替えた時は弦自体が伸びますので、手で引っぱったり、チョーキングをする等して、弦を伸ばしながら安定するまでチューニングを繰り返します。 また、ギターのネックは弦の張力とバランスしていますので、チューニングを上げて行くとネックは順ぞり方向に動きます。例えば6弦→1弦の順番に弦を巻き上げながら合わせて行った場合、1弦を合わせ終わった時には、最初よりもネックにかかる張力が増していますので、6弦は音程が下がっている可能性が高いです。ですので、また6弦から合わせて行き、ネックの状態が安定するまで微調整をする必要があります。 質問者様のギター歴等がわかりませんので考えうる可能性を挙げてみました。失礼なアドバイスであれば申し訳ありません。ご容赦ください。 お使いのギターは、調整さえしっかりすれば、ちゃんと実戦での使用に耐えるものだと思いますので、大事にお使いになることをお薦めします。
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- ssmanishss
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1さん2さんと違う観点からの参考意見ですが。 ひとつはアームのスプリングとゲージが合っていないのではという点。 最近のエレキギターは、009~042程度のスーパーライトゲージが標準となっているので、それより太いゲージを張ると、スプリングが負けてしまい常にチューニングが下がる傾向になります。 2さんご指摘のように、ボルトオンネックの機種は、季節や気温湿度でまるで生き物のようにネックが曲がります、ですからその都度こまめにネック調整、弦高調整を行う必要があります、これはこの手のギターを所有した場合に避けられない手間です、ハイウェイストラトだからという意味ではなく、50万円のギターでもボルトオンタイプは調整が必要です。 ただ、質問者様もうすうすお察しの通り、このモデルはストラトでもかなりの廉価機種ですから、全く使えないことはないにしても、やはり「それなり感」を強く感じることは否めません。特にフェンダーのストラトは単にカスタムショップを冠していてもイマイチなものが多いですし、NOSやCCクラスでようやく使い物になる感じ、本格的に使える楽器となるとTBSやMBSまで手を伸ばさないと満足できません。 その意味では、そのハイウェイを下取りに出して、本当に良いと思える機種に買い替えるのが精神衛生的には良い選択だと思います。 ただ、他の方もご指摘の通り、本件においてはペグを高級品に交換しても、チューニング対策には全く無意味であると思います。
お礼
お礼遅くなりました。アドバイスありがとうございます。正直アコースティックギターはもう少し上級品を持っていますが、チューニングなどの安定感は違うと感じています。欲を言えばきりがないのですが、一生物を買わなかったという反省はあります。ペグ交換をしてもだめなこと参考になりました。感謝いたします。
- kiblue
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ご質問の内容を拝見しますと、どちらの症状も楽器のセッティングが正常で無いように思います。 1について 既に適切な回答が得られていると思いますが、ネックの反り(トラスロッドによる調整)及びオクターブ調整(ブリッジ調整)が必要のように感じます。 既に購入されて2年ということですが、気温や湿度変化が激しい季節の変わり目にネックの伸び縮みによる反りが起こりやすく、違和感を感じたなら迅速にネック調整された方が良いですよ。 そのままにしておくと更に反りが激しくなりトラスロッドによる調整では元に戻せない場合が多々あります。 現物を拝見しておりませんが、ペグ交換代より調整代の方が安く文章から推測するに当たり適切に感じます。
お礼
アドバイスありがとうございます。エレキギターとはあまり深くかかわってこなかったために、こういう基本部分が解らずにおりました。早速調整します。
お礼
本当にご丁寧な詳細なアドバイスありがとうございました。オクターブチューニングなどあまり明るくなく、大変参考になりました。弦ももう少し気を付けて巻きます。一度プロの方にも調整してもらって、末永く使おうと決心しました。ありがとうございました。