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このビジネスはネットワークビジネスかネズミ講どっちでしょうか

知り合いの知り合いからあるビジネスを紹介されました。どういったビジネスかというと、 Xという大元の会社があります。会員はXという会社に30万払い会員になります。この会員はXから格安でいろんな商品を買うことができます(服、ブランド品、いろいろ)。例えば10本の缶コーヒーを50円で買えるとか。さらに会員はこの商品をXからのドロップシッピングで客に売ることができます。また客から月々月額料を徴収すれば、その何パーセントかは会員にバックする流れになっています。お金の流れは客→X→会員です。 会員は月額数千円を払って、Xのサーバーでショッピングモールなどを持つことが可能です。また新しい会員を勧誘すればXからキックバックがいくらか入るということです。つまり会員は初回の30万円と月額の数千円をXに払うことになります。 私はこの会員への勧誘を受けたときに、相手からリスクは全くない、今度説明会みたいなのがホテルのスィートであるから来ないかと誘われました。会員は全員仲がよくて、みんなで海外やいろんな所に遊びに行くと言っていました。ちなみに私を誘った人間は40歳までには引退して海外で優雅に過ごしたいとのことです。それまでにお金が黙ってもはいってくる仕組みにしたいと。それができるのがこのXのシステムだと語っていました。リスクもないしみんなハッピーになれる凄いシステムだと力説してました。 何か新興宗教のニオイと、某洗剤とかを売っている何とかWAYみたいな印象を受けましたが、これはネットワークビジネスというんでしょうか?それともネズミ講の部類に入るんでしょうか?そしてこのビジネスに対してどのように思われるでしょうか?

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  • jess8255
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回答No.6

「ネットワークビジネス」と言えば聞こえはいいんですが、俗にマルチ商法、発祥の地の米国ではMLM(マルチレベル・マーケティング)のことです。マルチ商法と言う言い方は日本独特の言い方で、非常にマイナスイメージが強いため、この商法に従事する人々がネットワークビジネスと言い直したものです。もちろん、まともな英語ではありませんから米国では通じません。日本の法律では「連鎖販売取引」と言い、法で厳しい規制が掛けられています。 一方ネズミ講は過去に悲惨な被害を出しており、日本刑法ではネズミ講加入を勧誘した者、そしてそれに応じて加入した者の双方が厳しく罰せられます。世界のどこの国もこのネズミ講は重大な経済犯罪としています。15年ほど前にアルバニア(旧東欧圏)では冷戦後に失業者が急増し、誰かが始めたこのネズミ講が蔓延し、一説には国民の60%が加入しながら、主宰者が逮捕された後に国家賠償を求める国民が政府に押し寄せたとも言われています。もちろん賠償など出来ませんでした。 かたやビジネス(私はそう思いませんが)、かたや立派な犯罪。まったく別なものなのですが、実はかなり共通点が多く、マルチ商法も運営の仕方を間違えたり、利益最優先でやるとこれも特定商取引法、あるいは詐欺罪、そして場合によってはネズミ講として摘発、逮捕されます。そして熱心にマルチ商法に浸かってしまう会員ほど違法な勧誘をしがちです。 一般的に商品と言える物の流通が加入者間にあるかが、マルチとネズミ講の大きな差の一つだと考えればいいでしょう。AmwayやNu Skinなど米国大手のマルチでは家庭用品、化粧品、サプリメントなどの商品が流通しますが、一部では新会員獲得だけで利益を得ようとする上位者(アップライン)もいます。トップクラスの従事者は確かに年間数億円の収入があるようです。しかし全体の中ではほんの一握りに過ぎません。 一方、ネズミ講(刑法では無限連鎖講と言います)では商品は会員間に流通しないのが普通です。動くのは金だけ。昭和43年に熊本県で始まったネズミ講「天下一家の会」はあたかもこれに加入すれば全員が幸せになれると言って会員を増やしましたが、当然破綻して莫大な被害金が残りました。 ところが最近のネズミ講は形ばかりの商品を介在させて、「これはネズミ講ではない。ネットワークビジネスだ」と新たな会員を勧誘しているようです。この場合であっても流通している商品がうわべだけ、ネズミ講の隠れ蓑と司法が判断すると刑法犯になります。加入しただけでも有罪になることさえあります。 さてお尋ねの件に戻りますが、マルチ商法の従事者が新たな会員を勧誘させるときは「これは特定商取引法に言う“連鎖販売取引"です。あなたを会員としてこれから勧誘します」と宣言しなければなりません。これをしていなければ、それだけで特定商取引法違反、つまり犯罪です。マルチ商法はそれだけ危険性が高い商法で、国も厳しい法規制をしている訳です。 また会員として活動する中でのメリットだけでなく、デメリットも告知しなければなりません。「必ず儲かる」とメリットだけの告知(断定的推奨と言います)では、これも違法です。 なぜ言わないか。それはデメリットを言えば怖がって誰もマルチ商法に加わらないからです。 友人と呼ばれるものはマルチ商法の中では出来ないと思います。全ての人間は自分のアップラインか、ダウンラインに過ぎないからです。その一方、本当の友人、古い友人を失います。これは後述します。 さてマルチ商法では商品の売り買いだけでは加入者にほとんど利益は出ません。海外に移住するだの、ベンツを買いたいほどの成功(メリット)を収めたければ自分が新たな会員(ダウンラインと言います)を勧誘し、さらにその下に孫会員を作らないとまともな収入にはなりません。これは容易ではありませんよ。「マルチ商法=ネズミ講」と考える人は大勢いますし、そう考えなくてもあなたのように「これはもしかしたら、ネズミ講で犯罪ではないのか」と考える人々は大勢いますからね。 これまで国民生活センターや自治体の消費生活センターにこの商法による沢山の被害例や相談が寄せられていますが、マルチ商法で成功を収められるのは本当にごく一部です。おそらく1000人に1人いるか、いないか。その陰には多くの被害者がいますよ。しかし被害者であっても、過去に「リスクはない、儲けられる」と大勢の人に不実告知、事実不告知をやってきた人(つまり加害者)も大勢います。 あなたを勧誘した人はあなたの直接の知人ではないそうですね? あなたの知人も勧誘されているのではありませんか? その知人の方も「誰もが簡単に大金を儲けられる」と持ちかけられたのだと思います。こうやって人々のつながりを辿ってピラミッド構造を作り上げる、ネットワークビジネスとは、マルチ商法をよく言い換えたものですね。 あなたを勧誘した人も幻想に自分を委ねていますね。私の友人のうち、親しかった2名がマルチの従事者になりました。私がマルチ商法の危険性を彼らにも厳しく伝えたので、それ以来、私とはコンタクトを取らなくなりました。 よく言われる「マルチ商法は友人を失う」とは、友人の関係を辿って「君も豊かになれる」と言いながら自分の利益だけを追い求める(なにしろ、ダウンラインを作らないと利益はでませんからね)、デメリットや危険など本当のことを告げないので、これを始めた友人が実態に失望する、人の顔さえ見れば金の話しかしない・・・からです。 私の結論です。マルチ商法にも大きなリスクがあります。既回答にもあるように、30万円の初回投資を回収できるかどうかがまず「重大なリスク」ではありませんか? あなたに持ちかけられているお話はネズミ講ではなく、単なるマルチ商法に過ぎないかもしれません。しかしマルチ商法の危険性は国も認識しており、各地の警察も「要注意ビジネス」として警告しています。どちらにしても近付かない、勧誘を受けてもきっぱりと断ることが大事です。 警視庁の警告サイト http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/anote/maruchi.htm 一旦会員になったら、今度はあなたが非合法な勧誘方法で新しい会員を作ろうとします。そんなビジネスはおやめなさい。 論理的にマルチ商法の危険性、欺瞞性を解説したサイトがあります。この下のURL「そのでたらめ勧誘、待ったぁ」をどうぞ。非常に論理的です。 なお中国ではネズミ講はもちろん、マルチ商法も法で禁じられています。

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/3870/nehanweb/main_index.html

その他の回答 (6)

回答No.7

>ネットワークビジネスかネズミ講どっちでしょうか どちらでもなく、詐欺なんじゃないですか? ネットワークビジネス(マルチ商法)を装った詐欺。 なににせよ、すでに相手側に違法行為がいくつもあるようです。

  • saltmax
  • ベストアンサー率39% (2997/7599)
回答No.5

マルチレベルマーケティンぐ~ですね。 その会社がいつまでも永遠に存続して、かつ客も何度も何度も 買わないとハッピーにはなれませんね。 仕入れ値が売価の1/4程度ならダンピングしても その人自体は短期間は成り立つかも知れませんが 客も有限なので近い将来破綻するでしょう。 いつの世も金儲けをしたい貧乏人から お金を集めて返さない事が一番儲かるというのが鉄板なので 会社の上層部数パーセントが一時期豪遊して そのうちお縄になるいつものパターンではないでしょうか。 ビジネスモデルを冷静に評価すればわかる話なのに 上位3%にいなければ絶対に儲かる事はないでしょう。 最終的には借金しか残りません。

回答No.4

ニュースキンのやってるbig planetのことですね。 ショッピングモールのサイトはデザインが変更できない上に 購入者が非常に使いにくい設計になっています。 流行るとは到底思えません。 リスクについてはNo.1さんの仰るとおりです。 ほとんどの人が30万を支払って、回収できないままやめていきます。 紹介者へのバックは5%ですので、30万円を回収する為には600万円分の商品を誰かが購入しなくてはなりません。 それに加えランクを維持する為のノルマが月々24万あります。 やればやるほど赤字が雪だるま式に増えていくシステムです。

参考URL:
http://www.jp.bigplanet.com/
  • hiko3323
  • ベストアンサー率37% (226/595)
回答No.3

はい、ネットワークビジネス=ねずみ溝です、言葉が違うだけです。 30万円くれる、初回会員がなかなか勧誘できなくなってきた時期に、静かに本社は行方不明になるでしょう。

回答No.2

おいしい話には裏がある。よくあるネズミ講ですね 行かないほうがいいと思いますよ。

  • 5gasira
  • ベストアンサー率34% (347/994)
回答No.1

何のリスクもないといいながら、とりあえずは入会金30万円を支払っているのでそれを自分の下から回収しなければなりませんよね。 その時点ですでに回収不可能になるリスクが十分にあるのではないですか? それに新しい会員を紹介して紹介料の一部をあなたに還元するらしいですが、何人紹介すれば元(30万)が取れるのですか? また、30万払う『友人、知人、家族、親族以外』の全くの他人をあなたは勧誘できる自信がありますか? とりあえず、「なにわ金融道」というマンガを読んでください。 マンガではタイヤの販売を例に詳細に説明されています。決して堅いマンガではありませんし、生きていく上で役に立つ場面が出てきます。