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なぜBOSEスピーカーは6Ωが多いんでしょう?
なぜBOSEスピーカーは6Ωが多いんでしょう? 博士の考えなのでしょうか? 適応インピーダンスが4~16Ωのアンプが多い中、ボーズSPはパラ接続すると3Ωになり、適合外となる点でふに落ちません。 ご存知の方いらっしゃいましたら宜しくお願いします。
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再質問にお答えします。 BOSE101 MMですか、このスピーカーでしたらパラ接続して使う可能性は有りますね。 アンプ側のスペックや回路構成との関係になります、最近のアンプはデジタル方式のアンプ(PAM方式)が多いですね、この場合スピーカーのインピーダンスで若干音質が変わります。(アンプ出力部のローパスフィルターとの関係です) 又、トランジスタ、FETを用いたコンプリメンタリー方式のアンプの場合は殆ど関係有りません。 従ってスピーカーを並列接続して使っても若干音質が変化するかも知れませんが問題無く使えます。 尚、アンプに対する負荷インピーダンスが下がる為、使用するケーブルに注意して下さい、ケーブルによる損失の影響が出ますので、太い物を使って下さい。 又、アンプの種類によってはプロテクターが働く可能性が有りますのでその場合は直列に接続して使って下さい。(音量を下げれば働かないと思います) (片方のスピーカーの端子にアンプの例えば赤ケーブルを接続し、スピカーの白端子から他のスピーカーの赤端子に接続し、アンプの白ケーブルをそのスピーカーの白端子に接続します、此れで12Ωのスピーカーシステムになりますが、安定して動作するので有れば、並列接続を推奨致します)
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- Yorkminster
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スピーカーのインピーダンスが一定でない最大の理由は、スピーカーの発音機構がコイルを使った電磁石でできているからです。 コイルは、高周波の交流電流を遮断する作用があります(インダクタンスという)。そのため、特にウーファーで、高域に行くほど抵抗値が上昇していき、たとえば20cmくらいのウーファーだと、交渉8オームでも1kHzで10オーム、10kHzで20オーム、などといった形になります(もっと極端に上昇するものもあれば、あまり上昇しないものもあります)。 また、機械的な共振と、電気的な共振の関係から、主に低い周波数の一部で極端にインピーダンスが上昇するポイントができます。これを最低共振周波数といって、基本的に、これがそのスピーカーの再生できるいちばん低い音に当たります。 >> ボーズ101にはケーブル接続端子が2種類あり、それを使ってパラ接続して均等に鳴らしたい // ふつうの家庭で、ふつうに音楽を聴く場合、スピーカーを並列接続するメリットはありません。特に中高音が干渉して、音質が悪化するばかりで、有害無益だからです。近接して鳴らすと低音が増強されますが、中高音の劣化はさらに顕著になります。 したがって、ふつうは1組のスピーカーしか鳴らさないので、アンプの適合インピーダンスが4~16オームくらいで全く問題ないのです。 他方、広い会場で、全員に同じように音を届ける必要がある場合には、音質は2の次として、並列接続することが少なからずあります。この場合、アンプもそういう用途に向いたものが使われ、低インピーダンスに耐えられる設計のものが少なくありません。 また、そういう現場では、スピーカーケーブルの端末処理がされていることが多いのですが(設置・解体を早くするため)、それには何種類かあります。そのため、スピーカーの側でも、さまざまなケーブルに対応できるように、たとえばフォンジャックとバラ端子といった複数の種類が一緒に付けられている場合があります。並列接続用に使える場合もありますが、本来は、違う種類のケーブルに対応する目的なのです。 そういう次第なので、家庭用のアンプが4~16オームで、BOSE101を並列に接続できないとしても、それはある意味で当たり前だといえます。 >> 音量に気をつければ大丈夫 // 基本的にはそういっても良いでしょうが、メーカーが保証していない以上、ここの回答者が安請け合いで「大丈夫」とはいえません。たいていの場合は問題ないでしょうが、仮に壊れたり、火を吹いたり、買ったものが無駄になったりしても、質問者の責任ということになります。 なお、スピーカーを直列接続すると、音質を語るどころではないほど音質が劣化する上に、ケーブルの取り回しもややこしくなるので、よほどやむにやまれない事情がない限り、お勧めしません。上記の通り、コイルであるスピーカーは高音を遮断する上に、ダンピングファクタが10倍以上悪化するので、締まりのない下品な低音と、キレのない高音になるだけです。 ケーブルは、電話線のように細いものでなければ、問題ありません。常識的なアンプであれば、ケーブルによる損失は1パーセント未満のレベルの話なので、無視できます。数万円クラスのスピーカーなんて数%オーダーの個体差があるでしょうし、1%の違いを問題にするくらいなら、並列接続をやめた方が音質面では有利です。
お礼
ありがとうございます。 SPの構造、鳴る仕組み、勉強になりました。 借家でなるべく小音量で、各部屋に聞こえるようにと考えましたが 音質が悪くなるのですと考え物ですね。 もう少し勉強してみます。
- elekichi
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オーディオ暦52年の高齢者です。 BOSE博士の考えかも知れませんね、冗談はさて置いてスピーカーのインピーダンスとはどう言う物でしょうか。(直流抵抗では有りません) スピーカーが振動する(音を出す)時に空気との抵抗によって生じる機械振動の特性が、スピーカーの電気的な抵抗(インピーダンス)となります。 しかもスピーカーの振動は低域にダンパー、コーンエッジ等によるバネ特性(コンプライアンス)とコーン、ボイスコイル等からなる重量で決まる第一次共振周波数(F0と言う)では公称値の5倍程度のインピーダンスになり、その後ピストン振動領域で1KHzの時のインピーダンスを無響室で計った値が「公称インピーダンス」として示され、その後コーンはピストン運動をしなくなり、複雑な分割振動をする様になります、この時のインピーダンスは徐々に上がって行き公称値の3倍程度になります。 つまりスピーカーのインピーダンスは一定値では無いのです、国産の一般的なスピーカでは8オームが多いですが、私の使っているダイアトーンも6Ωです。 詰り、6Ωも8Ωも対して関係有りません、但し、スピーカーシステムを並列、又は直列に接続して使う事は殆ど有りません。 (スピ-カー単体を幾つか接続したスピーカーシステムは有ります)
お礼
ありがとうございます。 SPの構造、鳴る仕組み、勉強になりました。
補足
ご回答ありがとうございます。 >スピーカーのインピーダンスは一定値では無い 知りませんでした! >スピーカーシステムを並列、又は直列に接続して使う事は殆ど有りません。 ボーズ101にはケーブル接続端子が2種類あり、それを使ってパラ接続して均等に鳴らしたいと考えてました。 その際アンプ側のインピーダンスが気になってました。 >詰り、6Ωも8Ωも対して関係有りません 音量に気をつければ大丈夫ということなのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 ケーブルまでの予算ありません(悲) 普通ののビニール線でがまんです(悲)