時刻表を見てみましょう。列車番号の末尾にDがついていればディーゼルカー,Mがついていれば電車,なにもなければ客車です。ってご存じだったらごめんなさい。
(細かい話。首都圏などの電車区間では必ずしもこの通りではなく,車両の所属する基地=電車区という=の種類によって違ったり,電車でありながらアルファベットがつかないものもあります。)
手元の時刻表によると,
列車番号 発 着
2630 直方650→門司港810
6532 飯塚644→若松806
6545 若松1600→飯塚1711
2647 門司港1722→飯塚1919
の2往復が残っています。DD51(というディーゼル機関車)が50系の客車を6両引いて走っています(車両の種類までは時刻表には書いてありません)。
書いているうちに私も乗りに行きたくなってきました。
なお,客車列車ということで言えば,現在走っている夜行の寝台特急・急行はほとんどが客車ですので,「唯一の客車の普通列車」ということになります。
(あとはSLなど,イベント性の強いものがあります。)
それにしても,ほんの10年ちょっと前には,東北や山陰や北海道の本線に行けばいくらでも見られた客車列車が,どんどんディーゼルカーや電車に変わっていき,とうとうここまで減ったかと思うと,客車ファンとしては寂しいかぎりです。
(などというと,上の世代の方には「もう少し前には,どこにいってもその客車をSLが引いていたんだよ」と言われそうですね。)
gooなどで,「筑豊本線 50系」あるいは「筑豊本線 客車」などで検索してごらんになると,詳しい情報がいろいろと得られますよ。
参考URLに掲げたページでは乗車ルポが読めます。また,現在発売中の雑誌「Rail Magazine」2001年2月号にも載っているようです。
(まだ買ってない。早く買わなくちゃ。)