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FXでその国が破綻した場合のリスクについて
現実に起こるかどうかは別として、例を挙げます。(※手数料等は考慮しないで話します) FXで1米ドルが100円のとき。 証券会社の口座に100万円入れました。その内の10万円を証拠金として預け、レバレッジ100倍で10万米ドル買ったとします。ロスカットレベルが「必要証拠金の100%」であった場合、この状況だと為替変動で9円下がるとロスカットになりますよね。 そんな状況の中、いきなりアメリカという国が破綻したとします。(前もって破綻するのは分かるのかもしれませんが、仮に分からない場合です)そうすると、こちらの損失はどうなるのでしょうか?考えられるのは次の3つです。 1.証拠金である10万円だけの損失。(可能性は低そう…) 2.破綻すると米ドルの価値が1円も無くなるということだと思いますので、一気にロスカットされて終了。つまり証拠金はもちろん、口座に入れている100万円すべてが消える。 3.ロスカットとは反対売買で決済されること。しかし破綻した場合、売りたくても買い手がいないためそれも出来ない。つまり、10万米ドルすべてを保障しなければならず(誰に対してかは知りませんが)、100万円が消えた上、さらに900万円の追証が発生。 個人的には2番だと考えてますが、実際はどうなのでしょう?また国が破綻しなくてもトルコのように、新通貨に変更される場合もあります。この場合も破綻と同じことでしょうか?一応、リスクとして考えておきたい事柄だと思いますので、ご教授願います。
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- masuling21
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NO.1です。 なぜ3なのかだけ書いておきます。 FX会社のロスカット機能は、万全なものでないからです。そのレートに達したとき成行注文をするので、急落してレートが下がったら、下がったところで約定するしかないわけです。ロスカットの監視も5分間格で該当しそうなポジションを抽出し数十秒間隔でロスカットになるか判定してロスカット機能を働かせる仕組になっているはずです。また、たぶん、9.11テロの後のように取引は中断され、決済はできなくなり再開を待つしかなくなるでしょう。ゆえに3を選んでいます。 普通のストップ注文でスリッページする会社のロスカット機能など知れたものです。FX会社では、ロスカット機能が正常に働かない場合に備えて、損失が拡大するおそれがあると常に警告しています。 もうひとつ言うと、前提条件の「必要証拠金の100%」」がよくわかりません。私の理解では、この場合はポジションを取ったらすぐにスプレッドでロスカットになってしまうと思います。要は、評価損が必要証拠金と同じになったときロスカットになると言いたいのだろうと思いますが、こういう表現を見たことないのでよく分かりません。
- masuling21
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考えるだけムダです。企業と違うので、突然倒産しません。ハイパーインフレが先にくるので、わかります。 そうはいっても、可能性は3ですね。 こんなこと考えるより、トレードに集中したいです。
お礼
コメントありがとうございます。 確かに突然破綻ということはないと思いますが、大金を動かしているだけに、仮に3番であった場合はシャレでは済まなくなります。ある意味、人生終わります。リスクを知らずに投資することほど怖いことは無いので、当然、知っておくべきことだと思っています。 実際はおっしゃる通り、インフレが起こるので分かるとは思いますが、それ以前に「仮にそうなった場合はどうなるのか?」という単純に経済知識として知りたいという欲求があります。
お礼
再度詳しいコメントありがとうございます。 「なぜ3なのか?」という点は、とても説得力のある回答だと思います。確かにそういった状況では、大きな損失を被る可能性がありますね。もしかしたら、業者によっては何らかしらのフォローを入れてくれるかもしれませんが、過度な期待はしない方がよいと思いました。 ・「必要証拠金の100%」について 業者によって「必要証拠金の額」も「ロスカットのレベル」も様々ですが、高レバレッジを扱う業者では「必要証拠金の100%でロスカット」というところはよくありますよ。確かに、必要証拠金しか入れてなければすぐにロスカットになってしまいますが、上記の例では「必要証拠金10万円」を含め、トータルでは口座に100万円入れています。つまり、この時点での有効比率は1000%で、評価損が-90万(有効比率100%)になって始めてロスカットされるということです。