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携帯電話のアンプの信頼性について
13年前、マイクロ波のアンプ調整をしている技術者から聞いたことが疑問になってきました。 マイクロ波は入出力のマッチングが非常に難しく、僅かなI/O経路の歪みで増幅度の特性維持ができなくなると聞きました。 具体的には熱によるI/O経路の歪みにより特性が不安定になると聞きます。 携帯電話などは車の中に入れっぱなしにしても、ノイズが激しくなるとか、低音域がカットされるとか...そんな症状はまったく感じません。 何故でしょうか?何か技術革新があったのでしょうか? 当方、この種の技術には詳しくないので、中学生レベルの解説をしていただけると助かります(^_^;
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基地局のアンプとアンテナの間は同軸ケーブルで接続しますが質問にあるとおり僅かなゆがみでインピーダンスが変化します。この変化によって本来100%伝送されるべき信号が入力側に反射されたりノイズ成分が増えてしまいます。ですので極端な曲がりや歪みは嫌います。 電話機本体も仕組みは同じですが大きな違いはアンテナと送信機の間が同軸ケーブル等ではなくマイクロストリップラインというプリント基板上に作られた銅箔により構成されています。これにより非常に安定して動作します。 マイクロストリップラインの参考URL http://www.mwave-lab.jp/mline.htm
お礼
ありがとうございます! 助かりました。 ほぼすべて不明な点がクリアになりました。 大感謝です。