板金溶接筐体のビードについて
いつも参考にしております。
SUS304 t1~t2を使用して筐体を製作して貰い、客先へ納入しているのですが、客先よりビード長や幅、ピンホールやバリ等、主に外観に拘わる内容で受入検査基準を設けるよう指示がありました。
ピンホールや割れについては全品水密テスト、抜き取りで探傷試験をしているので良いのですが、溶接ビードについては板金業者様に「そんな取り決めされたら仕事にならない」と言われてしまいました。
工場様にも客先にも受け入れ易いかとJIS規格で管理出来ないか聞いてみましたが「JIS規格でもビードの仕上がりに規定はない」との事でした。
客先からは「個体差無くキレイで均一なら良い」と言うかなり抽象的な話もありますが、工場様では「溶接が甘いとか強度や気密に不安がある所は再施工する事もあり、見た目均一は無理」と言われ、正直困っております。
しかし溶接箇所は項目数が数十箇所有り、個別に部品規格や検査成績書を作成するのはナンセンスであり、製作を断られても困ります。
そこで、やはりJIS規格等の公的基準を引用し、「JIS○○○○に準拠する事」としたいと思っております。
そこで諸先輩方にお聞きしたいのですが、
?溶接部の仕上がり具合等について、引用出来そうな公的規格等ご存じでしたらお聞かせ下さい。
?一般的に溶接ビードの均一化は無理ですか。
?ビード長や幅に公差を設ける事は可能ですか?また設けるとしたら適正な公差は?
?工場様にも作りやすい、客先も納得しやすい解決策や経験談などはありませんか?
この方面に知見が無く、また客先もこのような製品の実績が少ないようでどう管理して良いか困っております。
何卒御回答をお願い致します。
御意見有り難う御座いました。
質問者、受け入れ先共に薄板筐体の溶接に知見がない為、また一度クレームが起きている為、受入規格の落とし所に苦慮しております。
そのまま採用する気はありませんが、予備知識を入れたいのでJISを始め溶接の規格を調べてみます。
それとこんな規格もあるよと言う情報も知っていましたらお願いします。
また客先との話にあったのですが、このような薄板の突き当て溶接で開先を取る事って有るんでしょうか?
例えばサンダーで適当に45度カットして・・・効果有るのでしょうか?
有り難う御座いました。
お礼
なるほど、クラッシュビードはまったく別物だったのですね! ありがとうございます。 大変参考になります!!!