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「上海帰りのリル」(津村謙)とは演歌ですか
「上海帰りのリル」(津村謙)という曲は演歌ですか。
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わしは演歌ではないと思います。が、そもそも「演歌」の定義・・・と言うよりそもそも「演歌」と言う言葉を音楽のジャンルの名称にするのはおかしいと思ってます。 ある特定の時期の特定の楽曲が「演歌」と呼ばれただけでジャンルとしては「邦楽」の中の「独唱曲」であると思ってますのでその時代時代の「流行歌」の傾向によって「演歌」>「流行歌」>「歌謡曲」>「フォーク」>「ニューミュージック」>「J-POP」等と呼び名が変遷しているだけだとわしは感じています。 じじいになっても「慢性中二病」を患っておりますのでイマイチ「邦楽」には乗り切れず世間一般の皆さんとは逆に「民謡」や「ど演歌」の方がよりソウルフルじゃん!等と感じております。 例えば最近ラップっぽい歌詞で感情を込めて唄ってらっしゃる清水翔太さんなど歌詞にストーリーあるしそれって「演歌」じゃん!などと思う訳です。 演歌(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E6%AD%8C 清水翔太Official Web Site http://www.shimizushota.com/
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- peyang40
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他の方が、おっしゃるように、この曲が流行った昭和20年代当時には、演歌というジャンル分けは、なされていなくて流行歌という分類だと思います。昭和30年代にロカビリーという従来の流行歌と違うタイプのポップス系の流行歌が登場したのにともない、従来のタイプの流行歌を、演歌として区別したのでは、ないでしょうか?その意味で、現在の分類で「上海帰りのリル」を分類すれば、演歌ということになるのかもしれません。また、歌謡曲という言葉は、広義と狭義があって、広義には、ジャンルに関係なく、ヒット曲全般。狭義には、演歌のことを指すと思います。 あと、余談ですが、「上海帰りのリル」は、昭和57年に、俳優の根津甚八さんによって、カバーされています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 昭和20年代には演歌というジャンル分けはなされていなかったというわけですね。 大変参考になりました。
- tasogare32
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No.1のおっしゃることに大体同感で、屋上屋を架すようですが… 当時はそもそも今でいう「演歌」という概念はありませんでした。すべてひっくるめて「流行歌」ないしは「歌謡曲」と呼ばれていました。 そしてもちろん当時でも所謂こぶしをきかせる歌手もありましたが、大多数は藤山一郎に代表される正統的な発声で歌う歌手が圧倒的でした。その中で津村謙さんは「ビロードの歌声」と言われ、美声の歌手として多数のヒット曲がありますが、いづれも現代風な演歌調とは無縁のものです。 後に五木寛之さんが藤圭子さんの歌を「演歌でなくて怨歌」であると称された頃から「演歌」という言葉、そしてそれに対応するジャンルの歌が広まったという感じがあります。それまでは「演歌」といえば、その昔演歌師がヴァイオリンを抱えて歌う「籠の鳥」とか「金色夜叉」とかいうような「大正演歌」のことでした。
お礼
ご回答ありがとうございました。 正統的な発声で歌っているから演歌ではないというわけですね。 大変参考になりました。
お礼
ご回答どうもありがとうございました。 大変参考になりました。