はじめまして。
>こういったノリの良い演歌と言いますか、変わった曲はないでしょうか
ということですので、何曲か考えてみました。お役に立つとうれしいのですが……。
1.「恋は天下のまわりもの」 by石川さゆり
○美空ひばりの「車屋さん」の影響もちらり。基本、スコーンと抜けた
曲調ですが、随所に入る小節回しとホーンのからみ具合いが気持ちいいです。
2.「朝の国から」 byキム・ヨンジャ
○ソウル・オリンピックの応援歌として(確か)歌われた曲です。
ソウル版の「五輪音頭」でしょうか。のびやかなメロディと声が魅力。
3.「東京物語」 by森進一
○熱唱力唄の時代からちょっと抜けた、円熟期の森進一のよさを
堪能できます。近田春夫絶賛の馬飼野康二のアレンジもかっこいい。
4.「馬鹿っちょ出船」
5.「はるみの三度笠」
6.「男が惚れなきゃ女じゃないよ」 以上by都はるみ
○都はるみご本人はあまりお好きではなかったそうですが、上の3曲を
代表とする、タイトル通りのおふざけ半分な歌詞を説得力を持って
歌いきるテクニックは尋常のものではないです。ソウルフルで
脳天気なメロディラインも素晴らしい。「馬鹿っちょ出船」は中でも絶品。
7.「恋しているんだもん」 by島倉千代子
○元祖・ぶりっこ歌手の極めつけの名品。♪地球もちいちゃな星だけど
幸せいっぱい空いっぱい なんて歌詞がハマるシンガーは貴重です。
8.「東京アンナ」 by天童よしみ
○大津美子のナンバーを天童よしみがカバーしてます。ホーンを分厚くした
ナイトクラブ感のあるアレンジがそりゃゴージャスでカッコいい。
天童よしみの伸びとメリハリのある歌いっぷりもいい感じです。
9.「あの娘と僕(スイム・スイム・スイム)」 by橋幸夫
○「恋のメキシカン・ロック」(同じく橋幸夫)と最後まで迷ったのですが……、
マリアッチとかルンバとか中南米リズムをここまで自分のものにした
作曲家・吉田正さんはリスペクトすべき存在です。橋幸夫の唄も見事。
10.「WOMAN」 byフランク永井
○ノリがいいというわけではないのですが……これは演歌史上にというか
日本歌謡曲史上に残る大傑作。後期フランク・シナトラを思い起こさせる
魅惑のベルベットボイスにしびれます。山下達郎プロデュース作品のなかでも
Best3には入る出来だ思うです。イントロからしてノックアウトされます。
す、すみません。
気がついたらこんなに挙げてしまってました……。
どうぞ気が向いたらでいいんで、お聞きになってみてください。
お礼
こんばんは! アジアの海賊ではないのですが、B面のまた君に恋してる を舞踊の先生に提案したところ OKが出ました。 新しい曲だったので先生も知らなかったようです。 とても参考になりました! また 機会がありましたら是非 ご回答よろしくお願い致しますm_ _m