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なんで親は子供に「勉強しなさい!」としか言わないのか?
今度の娘による父の殺人事件も父から「勉強しなさい!」と言われたのが原因だと聞いています。 素朴な疑問なのですが、なぜ世の中の親は子供に「勉強しなさい!」としか言わないのか、もっと他に言うべき言葉はないのか? 少なくても同じことを言うにしても別の言い方があると思うのですが、どうして皆同じ言い方しかしないのでしょうか? 子供の立場に立てば先ず上から物を言う前に、共感を示したり、子供がすぐに勉強にかかれない他の要因の分析にかかったり、(その勉強よりも優先順位の高いことへのサポートを心がけたり)、いくらでもやることがあると思うのに、あまりにも芸がないと思います。
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ANo.11のANo.13です。 私が最初にご質問を目にした時には、タイトルにあった『なんで親は子供に「勉強しなさい!」としか言わないのか?』に対してしか考えませんでした。 ANo.13でいただいた補足の「どうしたら、子供が勉強をする気になるか、もっと上手な方法を考えよう!」がタイトルだったら、多分回答せずにいたと思います。 それは、私には考えてもわからない事だと思っているからです。 そんなのは八法手をつくすしかない、と思っていますし、そんな方法があればすでに世界中でそうされていると思うからです。 答えのない事は考えない、いつもではないですが、それが普段の私。 私にとって、このご質問が質問者様にとって真剣みをおびているような気がしたので、普段の私ではおれなくなりました。 と、私の心情などはどうでもよろしくて。 それでもやっぱり、上手な方法は思いつきませんでした。 他にいくつか思いついた事があります。 と言っても、最初の回答の続きのようなものですが。 1.すでに手遅れ。 世の中にはどうにもならない事が多々あると思います。 すべての子供が同じではないので、こうしたらいいと言う方法は、実際のところわかりません。 でも、何かしら、こうしたらいいと言う答えがあった場合もあると思うのです。 私の友達に「ほめてのばす」を主張している人がいます。 自分自身がほめられるとのびるタイプだと言う事をよくわかっているのです。 私にはこの友達が不思議なのですが、「そうだとわかっているから、ほめてくれ」と言うのです。 私だと、わかっていたら、ほめられてもなんの影響もありません。 でも、その友達はそれでがんばれたり、さらなる結果を出す事ができるのだそうです。 それで、その友達は自分の子供にも「ほめてのばす」を実践しているそうです。 その子供も、同じようにそれがわかっててのびていくタイプになりそうです。 このようにほめられてのびていくタイプの子供にはそれが一番だと思うのですが、その一番を、もしか最初にやらなかったらどうでしょうか。 例えば、子供が生まれてはじめての「テストで100点とったよ」に対して、「よくやったね。かしこいかしこい」と言うのと、「100点なんて当たり前でしょう。次もとりなさい」と言うのでは、ちょっと違ってくると思います。 ほめられてのびるタイプの子供であれば前者の方がいいですが、厳しくされてのびるタイプの子供であれば後者の方がいい事もあります。 親は自分の経験(人から聞いた事も含め)でしか子供に接する事はできません。 この、勉強に対して云々言う以前に、つまり、もっと幼い頃に、その子供がほめられてのびるタイプなのか、他のタイプなのかを、知る経験をする必要があるのだと思います。 これを怠った、あるいは、経験したかったにもかかわらず事情があってできなかった場合には、子供を育てる手がかりを得る事ができません。 結果、「勉強しなさい!」としか言えなくなってしまう場合もあるのだと思うのです。 と言うわけで「すでに手遅れ」説。 2.ここであきらめてはいけない。 これが、このご質問の本来の意味に近づくものでしょうか。 それでも、いい方法と言うのはやっぱり見つかりません。 でも、このご質問のおかげで、私は少し考えるようになりました。 私の基本的行動のひとつに「相手の意思を聞き、それが可能であり、かつ、私が同意できるものであればそれに従う」と言うのがあります。 もし子供が「お金くれたら勉強するよ」と言っても同意できないのでまずそれはしません。 私が自分で考えてもわからない事はやっぱり本人に聞くわけで、「どうしたら勉強するのかな」「どうして勉強できないのかな」と次の手、その次の手を、子供と一緒に考えていきたいと思います。 親の気持ちだけを押しつけるのではなく、子供と一緒にです。 「子供と一緒にではなく、親としていい考えがあるだろう」と言われる人もあるかも知れませんが、私にできるのは一緒に考えるくらいです。 と言うわけで、いい方法ではありませんが、「子供と一緒に考える」が私の回答になります。 ご質問していただき、ありがとうございました。
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- tarsan0013
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「たまには夕食の支度くらいしなさい」 「自分の部屋の掃除くらいしなさい」 「少しは家の手伝いをしなさい」 「月々の携帯代くらいバイトしなさい」 「早くお風呂に入りなさい(これが一番切実)」 「暑苦しいから髪の毛を切りなさい」 とか他にも色々バリエーションはありますよ。 ただ社会人が働かなければ家族に「働いてくれぇ」と言われるが如くに学生が勉強して居なければ「勉強しなさい」と言われがちなのはなんとも致し方ない現実かも知れませんね。 で、これはあくまでもわしの場合なんですけどどうにも系統だった勉強が嫌いでいい加減に人生を歩んできたおかげで現在さほど裕福では無いと自分では感じている次第です。それゆえ偉そうに「勉強しなさい」と説教を出来るような身分ではないし例え言ったところでてんで説得力が無いのは承知ですのでそのような言葉は口にしないよう心掛けて来ました。 が、やはり将来安定した収入を得たいと思った時あややりたい事が見つかったけど資格を持って居なかった時など等逆になんであの時言ってくれなかったのか、と恨まれるのではないかとの不安も胸をよぎるのです。 そう言う事で自分は一所懸命人生を歩んできたとの自負のある親ほど子供には自信を持って説教なさるのではないでしょうか。
お礼
お礼が大変遅くなりました。 色々バリエーションを頂き、有難うございました。 お説のとおり、親が勉強してなければ、説得力ないですよね。 でも、たとえ勉強している親からでも、いやそんな親だからこそ、私だったらそんな通り一遍のセリフは聞きたくありません。 少し研究熱心な親なら、そんな問題の丸投げのようなセリフではなく、どうしたら勉強する気になるか、その極意を研究してみるはずだと思うのですが・・・。 まあ、親もそれぞれ、子供もそれぞれ、ということで、一人ずつ感覚は違うもので、「勉強しなさい」と言われたら素直に従う子供も中にはいるでしょうが・・・。 要は、ボキャブラリーの問題で、「・・・なさい。」ではなく、もっと色んな言葉の投げかけ方法があるのではないかという素朴な疑問なのです。
- asebi-0806
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くだんの殺人事件については動機解明中で「勉強しなさい」と言われたことが原因とは特定されてません。 事件の加害者になった子供と同年齢の受験生を持つ母ですが最近のことをよく思い出してみても「勉強しなさい」というセリフを言った覚えはありませんね。父親もです。 言われなくてもやる、というような子供でももちろんありませんけど。 成績や進路の話はもちろん頻繁にしています。 <なぜ世の中の親は子供に「勉強しなさい!」としか言わないのか 本当にそうでしょうか?
お礼
お礼が大変遅くなりました。 「勉強しなさい!」としか言わない親が目立つだけで、実際には、親子では色んなバリエーションの会話がなされているのかもしれませんね。 それならよいのですが、どうも、今の親子間では、ステレオタイプの会話のみが横行し、本当に腹を割った会話がなされていないような印象を抱いたのです。成績や進路の話のように具体的な方法論について、踏み込んだ会話があれば、親の有難味がわかる子供に育つと思うのですが・・・。
補足
お礼文の趣旨を一部補足します。 「勉強しなさい!」といった言葉の投げかけは一方的なもので、「会話」と呼ぶにはふさわしくないと思います。「会話」というのは、成績や進路の話を子どもと親の双方向で、交わす時にはじめて成立するものだと思います。
うちの親は子どもに勉強しなさいと言ったことがないですよ。もう勉強をやめて寝なさい、とか、少しは遊びなさいと言われることはありますが。「勉強しなさい!」と言われるのは、その子が勉強していないか、し足りないからでしょう。
お礼
お礼が大変遅くなりました。 私も親に「勉強しなさい。」と言われたことがありません。 私は子供の頃、ひ弱でスポーツが苦手で、勉強位しか能がない少年でした。もっと元気な少年になれるよう、一杯アドバイスをしてくれればよかった、と今は思っています。(7/31 22:32)
補足
皆さま、猛暑の中、意欲的なご回答を沢山頂き、有難うございます。 お礼が遅くなっており、申し訳ありません。 明日から29日まで、旅行に行くのでパソコンをいじれません。 更にお礼が遅くなりますが、ご容赦ください。 このテーマは前から大変不思議に思っていたことです。 これから回答される方も、是非ドンドン活発なご意見をお寄せ下さい。 よろしくお願いします。
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お礼
OKポイント大台突破おめでとうございます。 他の質問-回答でも何回かご一緒させて頂いていますね。 今回の私の質問では、質問しておきながら、何だか私の意見の表明の場みたいになっている嫌いがあり、随分言いたい放題だな、とお感じの向きもおありかと思います。すでに手遅れかと思いますがすみません。 それにもかかわらず、何度も辛抱強く、私の一方的にもみられる主張にお付き合いいただき、恐縮です。 >もっと幼い頃に、その子供がほめられてのびるタイプなのか、他のタイプなのかを、知る経験をする必要があるのだと思います。 >相手の意思を聞き、それが可能であり、かつ、私が同意できるものであればそれに従う(子供と一緒に考える) 社会的、心理的に人間の心の分析をよくされていると思います。 このようなお考えは、私の信じる考えに近いものがあり、ストンと腑に落ちるものがあります。昨今親の権威がなくなったことを問題視する向きもありますが、やはり、家庭教育の基本はその一番の受益者(つまり子供)が自発的にやる気にならないことには、そしてそのようになるように辛抱強く親が子供に付き合わないことには、始まらないのではないでしょうか? プロフィールで「ポイントはいらない」とのお言葉ですが、やはり度々のご回答に誠意を感じましたので、ポイントを付けさせて頂きます。 質問から2週間を過ぎましたので、質問をクローズさせて頂きます。 皆様、ご回答有難うございました。