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バイオリンのチューニングができるようになりたい。
私は大人になってから、ヤマハのバイオリン教室で始めて5年くらい経っています。 バイオリンのチューニングってどうやったら一人でできるようになりますか。 普段はチューナーに頼っていて、大人の教室はたいていどこでも先生がチューニングをしてくれるので、自分で覚えられません。 ここ数年は個人レッスンに変えて、レッスンを始めるときに先生と一緒にチューニングをします。 A線とD線を一緒に弾いて、音が合ったときに先生がOKを出しますが、私にはどこがどう合ってるのか未だにさっぱり聞き取れません。 先生は「合っていないとワオワオワオというドタバタ音がする」と教えてくれますが、それすら聞き取ることができません。 音を上げるべきなのか下げるべきなのかも検討がつかない状態で、途方に暮れてしまいます。 一人でできるようになりたいです。助けて下さい・・・。
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以前にフラジオレットのことで質問されてましたね。 チューナーがなかった頃は開放弦で調弦するのが当たり前でした。 開放弦で調弦できないのは完全五度の響きを知らないからです。 だから,それを知ればいいのです。 チューナーで合わせるのは完全一度(同音)。 もしかして,耳で合わせているのではなく,メーターの針を見て 目で合わせているのではないですか。 チューナーの音を耳で聴いて完全一度で合わせるよりは, 2本の弦を同時に弾いて完全一度や完全五度に合わせる方が 簡単だと思います。 なぜなら,楽器の中で2つの音が響くからです。 その響きでピタっと合う響きを知ればいいのです。 音に揺れがなく直線的で純粋に澄んだ響きです。 その響きがわかればできるようになります。 練習法の提案ですが, D線の1stポジションで4の指になるA(ラ)の音と A線の開放弦のA(ラ)の音を同時に弾きます。 完全一度です。 ピタっと合っていれば揺れのない澄んだ力強い響きがします。 少しでも4の指の角度が変わるだけでも響きは揺れます。 同じようにG線のD(レ)とD線の開放弦でもやります。 E線のような細い弦よりは太い弦の方が響きは分かりやすいです。 これでまず純正な響きの聴き取りを習得してください。 揺れがなく直線的で純粋に澄んだ響きを感じるまで繰り返します。 つぎに完全五度(2つの開放弦)です。 今はチューナーが必要なようですので,まず,チューナーで A(ラ)とD(レ)を合わせます。 ラレ・・・レラ・・・と弾いて2つの音の関係をおよそ覚えます。 D線の音を微調整して完全一度の練習で感じた澄んだ響きを探します。 ピタっと合えば,揺れがなく直線的で純粋に澄んだ響きがします。 「揺れがなく直線的で純粋に澄んだ響き」とはこれかとわかるまで 根気よくやってください。一度わかれば(一度見つければ), その後はできるようになります。 その完全五度の響きを一度知ればいいのです。 開放弦で調弦できなければアマチュアオーケストラに入っても 調弦で困ります。 また,だれかと弦楽合奏するときにも,純正律の響きはヴァイオリンには つきものです。澄んだ和音です。完全五度の響きは重要なので, その響きを知っていなければ合奏でもうまくいかないです。 完全五度の響きを探って,その響きを知ってください。
- sakura5678
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http://www.geocities.jp/gammautalamire/Tuning.html の中ほどに、 さて、この完全5度は、・・・ 狼の声になります(C#-G#の完全5度の例。最初は平均律での完全5度、次に中全律での狼の音)。 という記述があります。 この「(C#-G#の完全5度の例。」のmidiが5度の「うなり」です。 (「G線とD線」「D線とA線」「A線とE線」の場合も、 すべて、うなりに関しては、同じです。。。) このmidiで、「和音和音(わぉんわぉん)」爆! と聞こえますか? これが、なくなれば、「純正率」の完全5度の調弦です。 あとは、なんどもよく聴いて訓練するしかないのですが。。。
お礼
教えていただいたサイトは私には難しそうですが、読んで勉強してみます。ありがとうございます。 日本語で「うなり」って言うんですね。先生が日本人ではく、英語で「bang」と言っていたので、日本語で何ていうのか知らず困っていました。
- sakura5678
- ベストアンサー率38% (120/314)
「チューナー」でもいいと思いますよ。 そのためのものなんですから。。。(^^; ちなみに、初心者であれば、まずは、「音さ」や「ピッチパイプ」による、「実音(同音)」合わせをやりましょう。 要は、「同じ音」同士であわせるので、基本ですね。 「ピアノ」でも、なんでもいいです。。。 また、A線とD線を一緒に弾いて。。。の方法は、ちょっと、無理かも。。。 これは、「バイオリン特有?」の調弦かな。 要するに、「完全五度」の音程で合わせています。 これは、相当、訓練しないと、わからないものです。 余談ですが、「ワオワオワオ」とは「うなり」のことですが、 これは、「ギター」の場合には、「同音」や「ハーモニクス」なので、 よく聞こえるのですが、「五度」の場合は、なかなか、聞き取れません。 ということで、「チューナー」があるんですから、「チューナー」でいいと思いますし、または、「音さ・ピッチパイプ」の同音あわせで、やられたらどうでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 ヨーロッパのクラシック音楽家の友達(教授クラスの人)に、「調弦できないって本当?基本だからできるようにしたほうが良い。」と言われてしまったので、どうしてもできるようになりたいのです。
お礼
hikipapaさん、いつも困ったときに魔法のランプのように出てきて下さいますね。ありがとうございます。 ちょっと感覚が掴めそうな気がしてきました。 おっしゃる通りに練習してみます。