こんにちは。
まず大前提として、一発で治るものではなく、その子の性格等にもよりますが、半年を目安と考えてください。
また、お留守番トレーニングは、しつけ教室よりは、できるだけご自身でされるほうが効果があります。(自宅で一人という状況になれる必要があるためです)
まずは、プチお留守番です。
今は、(1)飼い主が出て行くこと(2)一人になること(3)帰ってくる事が、わんちゃんにとって一大事になっているため、それを「当然のこと」とするトレーニングです。
飼い主が出て行く際、わんちゃんに対して「心残り」な言葉や行動、表情をすると、わんちゃんはそれを察知し、「これは大変な事なんだ!」と感じます。できるだけ普通に、声もかけずに、まるでわんちゃんが居ないかのように家を出てみてください。
帰ってきたときも同様、「淋しかったでしょ~ごめんね~」というような言葉、行動はせず、当たり前のように家に入ります。
最初は家を空ける時間を1分、次の週は5分、10分と、少しずつ慣らしていくと、出かけても必ず帰ってくるという安心感、そして、出かけることは一大事じゃないんだという認識を与えてあげてください。(もちろんそれ以外の外出がNGなのではなく、最初は「すぐ帰ってくる」という認識を与えたいので、長時間の外出があった日も、プチお留守番トレーニングはやってくださいね)
部屋を荒らしているのは、「淋しかったんだ」というアピールと、「かまってほしい」という意思表示だと思います。それを怒ってしまうと、荒らすと怒ってくれる(かまってくれる)と思い、悪化する場合もありますので、何事も無かったかのように淡々と片付けてください。(危険なものは手の届かないところに置くようにしてください)
トイレをすぐ覚えられる賢い子です。ちゃんと意味があって、そのような行動をしているのです。ですので、留守番が出来ないことに対して飼い主さんもストレスを感じるだけでなく、できるだけ、その子のメッセージを読み取ろうとしてあげてみてください。意思疎通ができれば、案外すんなり治まることもあります。
とにかくコツは、(1)毎日(2)少しずつ時間を増やしながら(3)お留守番は一大事ではないんだよ。と教えてあげる事。
犬はそもそも一人が苦手な生き物です。留守番上手な子だって、それなりのストレスを抱えて飼い主の帰り待っています。でも、お留守番上手になれば、本人もその分、楽に一人の時間を過ごせます。その分一緒に居るときは、寄り添ってあげる時間を増やしてあげてくださいね。
お礼
徐々になんですね。よくわかりました。ありがとうございました。