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ハブボルトにグリスが塗られていましたが・・・
先日ある作業のためホイールを外したところ、ハブボルトのネジ山にグリスのようなものが塗られていました。 ハブボルトにはグリスは塗らないのが常識だと思っていたのですが、どこかで塗られたようです。いろんな工場やショップに出入りしてるので、いつどこで塗られたかはわかりません。もちろん自分では塗った覚えはありません。 グリスを塗るとネジ部の摩擦抵抗が減るので、既定のトルクで締め付けた場合でも、締まりすぎてネジ山同士に規定以上の張力がかかりネジの損傷に繋がりやすくなのるではと思いますし、砂などが付着しやすいためネジを傷める原因になりやすいです。 なによりもナットが緩みやすそうな気がします。 というわけで塗られているグリスをきれいに除去しようと思うのですが、わざわざ誰かが(しかもプロが)塗ったからには何かしらの理由があると思うのです。 場合によってはグリスを塗ることもあるのですか? 当方の車は大昔の旧車なので、現代の車の常識が当てはまるとは限らないため、もしかしたら塗ったままのほうが良いのではないか、とも思ったりします。 さてこのグリス、除去すべきか、それともそのままが良いか、どちらが良いでしょうか? 皆さんのご意見をお聞かせください。
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座面? ホイールナットのテーパー部と ホイール穴のテーパー部分に グリスが付着しなければ ねじ山だけなら問題ありません 固着防止と ガジリ防止になります。 但しブレーキで加熱される部分なので 耐熱グリスが絶対条件です。 現状をウエスで拭き取り僅かに残った グリス分だけでも ナットには良い状態で 閉まりすぎ等の不安も解消されます? 自分は マックガードスプラインドライブナット+ロックナットを使ってますが 内部が錆びるので ワコーズスレットコンパウンドを塗布してつかってます。 当然座面に付着しないように注意して締め付けてます。
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- SCM435
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こんにちは。 トルク管理法によってネジを締め付ける際に問題になるのが、軸力のばらつきです。たとえば、ホイールを6本のネジで止められていたとした時、同じ締め付けトルクで締め付けても軸力の高いもの、低いものが出てきます。この原因は個々の摩擦係数のばらつきによるものです。そこで、少しでも摩擦係数のばらつきを小さくする為にネジ部や座面部に潤滑剤を塗布します。また、ネジ部の焼き付き防止の意味もあります。ステンレス材のネジでは潤滑剤は必ず使います。 「グリスを塗るとネジ部の摩擦抵抗が減るので、既定のトルクで締め付けた場合でも、締まりすぎてネジ山同士に規定以上の張力がかかりネジの損傷に繋がりやすくなのるではと思います」 たしかにそうです。今締めようとされている締め付けトルク値がどの様な条件(潤滑の有無など)でだされたものか、サービスマニュアルかメーカーに問い合わせるのが確かです。ここで素人の意見を真に受けてホイールの脱落事故にでも繋がればたいへんですよ。 ネジの世界も奥は深いです。
お礼
私の車は大昔の旧車ですが、いちおう当時のサービスマニュアルを入手し持っています。 締め付けトルクはその指示によるものです。ホイール脱着時にオイルやグリスを付けるなとか付けろとかの記述はありません。 まあ自然な考え方をすると、ごく普通の一般ユーザーがホイールを脱着するのにネジにグリスなどを塗るかという観点からすると、「グリス等の潤滑剤は付けない」と個人的には読み取れます。 >ここで素人の意見を真に受けてホイールの脱落事故にでも繋がればたいへんですよ。 たしかに仰る通りです。この手の疑問はQ&Aサイトでお聞きする事柄ではないのかもしれません。 しかし、こうやってパブリックなインターネットという場で様々な方のご意見をお聞きし、またそのご意見を自分なりに咀嚼し、結論を出せないまでも曖昧な部分を深く掘り下げることで、少なくともその情報を求めている方のヒントの一部ぐらいは残すことができたはずだと思います。 この質問をする前にも検索していろいろと調べてみましたが、個人のプログの記事がほとんどで、複数の人間が各々のやり方、考え方を集中して掲載しているものには中々出会えませんでした。 こういった一見なんでもないようですが重要な事柄においては、特にこのようなやり取りは意味を持ってくるのではないでしょうか。
- santana-3
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#3,7です。 度々お邪魔します。 >大型車・乗用車のホイールボルト、ナットには使用しないでください。」と赤字で書かれています。 そうなんですね。昔は書かれていませんでした。 何かあったのかな?メーカーに確認するかな。
お礼
やはり例のホイール脱落事故で各方面で注意深くなってるんでしょうね。 どんなつながりで自分の会社にとばっちりが来るかもしれませんから。 メーカーも大変だと思います。
- santana-3
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#3です。 >6 ワッシャ付きホイールナッ トでは、ワッシャとナッ トの間の接触面に軽くグリースを塗布します。 >7 ホイールボルト・ナットのネジ山には、グリースやオイルが付着しないように注意します。 じゃーアンタはどうしているのか?と問われれば、「ワコーズ」の「スレットコンパウンド」をボルトに散布してウエスで軽くふき取り、ボルトの谷部に「スレットコンパウンド」が残った状態でナットを締めています。 この様な事を20年近く行っていますが、特別に不具合は生じていません。
お礼
スレッドコンパウンドはネジ用の耐熱潤滑剤ですよね。 使ったことはないですがあるのは知ってました。 そういう製品があるということは、ネジに潤滑剤(グリスも含む)を使うのは社会的に大いに認められていることと判断できますね。 ただ、WAKO'Sのサイトで確認してみたところ、 http://www.wako-chemical.co.jp/products/pdf/036P07-08.pdf 「大型車・乗用車のホイールボルト、ナットには使用しないでください。」 と赤字で書かれています。これは如何したものでしょう。 santana-3さんは20年も実践されてて不具合はないということですので、まず問題ないものと思われますが、車やホイールの状況、乗り方、メンテの仕方など様々な条件がありますから一概には言えないという気はします。(否定しているわけではなく、考えうる可能性の問題) まあメーカーとしては、人間の命を支えているホイールナット・ハブボルトへの潤滑剤の使用は、万が一トラブルがあった際の責任対策として最初から「つけるな」と言っているだけかもしれません。 ネジへの潤滑剤塗付は主にネジ山の保護と維持が目的ではないかと思うので、つけないほうが多少でも緩みにくいというデータ(イメージでも)があるのならそのほうが立場的にリスクが少ないのでしょう。 ともあれ結局自分なりの捉え方としてこう考えました。 ・ネジ山にグリス等の潤滑剤をつけるのは一般的なことであり本来そうするべきである。 ・但し座面にはつけてはいけない。 ・ホイールナット/ハブボルトにはNGとされているが、固着や防錆のためごく薄くなら現実的には問題ない。
- KINPATSU-OYAJI
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グリスのようなものが>ハッキリとしませんな? コパスリップやスレッドコンパウンドは、付けたりするするが?
お礼
>グリスのようなものが>ハッキリとしませんな? いやまあ多分グリスだと思うんですが、自分で塗ったわけじゃないので断言できないということです。 >コパスリップやスレッドコンパウンドは、付けたりするするが? そのコパスリップやスレッドコンパウンドの実物を見たことがないので自分の頭のデータベースからはグリスしか出てきませんでした。色は黒で触った感触はグリスのようにぬるぬるしています。 モリブデングリスのように思うのですが他のものかもしれません。
- nichaim
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昨今の大型貨物自動車のホイール脱力事故によって、日本工業規格に準じている車両においては、ねじ部のみにエンジンオイルを散布し、適切なトルクで締めなさい、と整備振興会から通達がきています(大型貨物のみですが・・・) #1さんのURLは確かISO規格でのハナシですので、国産のテーパー型ホイールナットの取り扱い方とは多少違いが有るのかと思われます(それでも外国製のクリップボルト10本タイプでは事故は起きていません、国産は8本タイプ) ねじ部のみに塗ってあるのであれば、固着防止になるし、それによって緩みが発生することはないので問題はないと思います、一度ホイールを外されたのなら、綺麗に掃除してやってください
お礼
日本工業規格に準じている車両においては、ねじ部のみにエンジンオイルを散布・・・なるほど、やはり塗るのですか。 No.1さんのリンクはちょっと対象が違うのですね。そうなると皆さんのご意見からするとネジ部に油分を付けるのは正しいという結論にとなりそうですね。 緩みも問題ないとの事で安心しました。ありがとうございます。
- santana-3
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耐熱系のグリスでなければ焼きつき・固着防止にはなりません。 #1さんのURLでも座面には薄く散布しても良いが、ネジ部には散布してはならないと明記してあります。
お礼
塗られていたのは真っ黒のグリスでしたのでおそらくモリブデングリスと思われます。 耐熱を考慮してあるのかその辺にあったのを適当に塗ったのかは知る由も無いですが。 >#1さんのURLでも座面には薄く散布しても良いが、ネジ部には散布してはならないと明記してあります。 あれ?他の方と意見が異なりますね。座面に塗ってネジ部には駄目なんですか? もう一度リンクのPDFをよく読んでみます。
補足
お礼の欄に書いた後、サイドNo.1さんのリンク先を確認してみましたところ、 6 ワッシャ付きホイールナッ トでは、ワッシャとナッ トの間の接触面に軽くグリースを塗布します。 7 ホイールボルト・ナットのネジ山には、グリースやオイルが付着しないように注意します。 とありました。 ワッシャ付きホイールナットというのがどんなものか恥ずかしながら知らないのですが、当方のホイールおよびホイールナットには相当しないものと思われます。 ただ、形式は違えど「座面に塗ってOK、ネジにはNG」ということにはなりますね。
ボルトのねじ山に回り止め効果は見込みませんので、そこにオイルがついている分には特に問題にはなりません。 私は、グリスや焼付き防止材を塗って居ます。 これを塗る事で、固着防止になります。 ボルトやナットは、ねじ部でゆるみ止めにするのではなく、座面の摩擦で周り止めにします。 ですから、座面にグリスやオイルなどがつく状態であれば問題になりますが、ねじ山部分だけであれば特に問題にはなりません。 これは、昔から変わらない話しですよ。
お礼
「ボルトのねじ山に回り止め効果は見込みませんので、そこにオイルがついている分には特に問題にはなりません。」 とありますが、ネジ山部も金属面が強い力で接していますから当然接触抵抗があるわけで、座面の摩擦だけで止まっているとは思えないのですが・・・ でもとにかくネジ山には薄くならグリスは着いていてもいいのですね。 了解しました。ありがとうございます。
- SVOC
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http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/emergency/pdf/actros.pdf 某メーカーでは公式にグリスを塗るなと明言しています ただし旧車については固着防止やネジ山保護のためにグリスを薄く塗るという人(業者)もいるようです ただしメリット・デメリットを承知の上であくまでも薄く、というのが素端のようですが
お礼
ありがとうございます。 やはり塗らないのが基本のようですね。 ネジ山保護のために塗るというところもあるのですか。 まあ保護程度に薄くならそれほど問題ではないのでしょうかね。
お礼
>座面? ホイールナットのテーパー部と ホイール穴のテーパー部分に グリスが付着しなければ ねじ山だけなら問題ありません う~ん、意見が正反対に分かれてますね。「座面NG、ネジOK」が多いですが多数決で決まる話じゃないですしね。 とりあえず座面(テーパー部)にはついていません。 一応塗らないことを基本に考えれば、仰るように現状のグリスをウエスで拭き取るぐらいが折衷案(?)として妥当かもしれません。 ネジにスレッドコンパウンドを使うのはよく聞きます。 ただホイールナットにも使うのは知りませんでした。