１日か２日の朝ズバでの厚生年金の放送内容

質問

たしか、みのもんたの朝ズバ！の７月１日か２日での放送だったと思うのですが
厚生年金の問題で、お給料から天引きされているにも関わらず支払われていなかったり
給料を少なく提示して年金の支払い額を減らしている企業があるというような内容だったと思うのですが
朝は眠く、頭が働かないので間違った記憶だと良くないので詳しい放送内容を教えて下さい。

少ない記憶で確認方法として標準報酬月額表を取り寄せ
どこかの数字を見れば給与明細から確認できるというものだったと思うのですが・・・
標準報酬月額表で合っているのか？どこの数字だったのか？など色々わかりません。

特に何かをするつもりはないのですが、今後友人と話題にするかもしれないので
間違ったり中途半端に覚えるのは困るので宜しくお願いいたします。

回答No.1

redowl · ベストアンサー

７月２日の放送でした。　８時１４分から～２１分までの内容が下記です。

現役世代にも送られてくる「ねんきん特別便」
その中身には、勤め先や働いていた機関等が記されていますが、標準報酬月額はどこにも書かれていません。
では、一体どうすれば自分の標準報酬月額が確認出来るのでしょうか。
まず、全国に３１２カ所ある社会保険事務所、あるいは５４カ所の年金相談センターの窓口に行くか電話で相談します。
その時に準備しておくものは、ご自身の基礎年金番号が判る年金手帳か年金特別便を手元に用意しておきましょう。
そして、「標準報酬月額が知りたい」と伝えれば、それが記載された表が貰えます。電話の場合は、郵送でも送ってもらえます。
また、社保庁のHPでも、手続きをすれば照会する事が可能です。

そして、もらえるのが「被保険者記録照会回答表」　そこに、「標準報酬月額」が記されています。
ちなみに、「標準報酬月額」とは、保険料を計算する為に基準となる、いわば「月給」
４月から６月の３ヶ月間に貰った月給や通勤手当等の総支給額を平均したものです。
現在は、最低９万８千円から最高６２万円の３０等級（１０００円単位）に分けられています。
「標準報酬月額」の　項目で
「月・賞」の下に記入されている数字。　　例えば「０１０」というのは、この数字の下にゼロが３つ省略されているので
　正しくは　　１００００（円）の報酬月額である事がわかります。
仮に　「３００」となっていれば、ひと月の給料が「３０万円ほど」であった、ことがわかります。
この数字が、少なかったりすれば、貰える年金額が減ってしまいます。

じつは、この「標準報酬月額」　入力ミス以外にも、少なくされてしまっている場合があるのです。
社会保険庁の発表によると、　会社が社員の厚生年金保険料を支払っていないケースが２０２件判明。
本来であれば、会社と社員が半分ずつ収める厚生年金の保険料。しかし、会社が社員の給料から保険料を天引きしておきながら
社会保険庁に納めていなかったというケースが、あるのです。さらに、社会保険事務所が指導し、本来貰っていた月給よりも少ない標準報酬月額
に改ざんすることで、会社が払う保険料を少なくしていたケースもあるのです。

多くのケースが、社員が知らないうちに標準報酬月額が少なく改ざんされているのです。
いざ年金を貰う時になって、初めてわかる事も少なくないのです。
自分の「標準報酬月額」は、自分で確認するしかないのです。
では、「標準報酬月額」をチェックして入力ミスや改ざんに気づいた時は、どのようにしたら良いのでしょう。

最も有力な証拠になるものが、勤務当時の給与明細。しかし、保管している人は少ないと思われます。
勤めていた会社で確認する方法もあります。幸運にも残っていれば、証拠となります。

住民税等から当時の収入を調べ、おおよその「標準報酬月額」とする事は出来ないのでしょうか？
＿＿＿（社会保険労務士の回答）↓
【役所を動かしても、所得証明書等は出るけれど、限度があります。　自治体によって異なりますが　普通は５年。長くて７年】

昔の所得を示す書類を得る事は、ほとんど無理に等しい。のが現状です。その為にも、一刻も早く自分の「標準報酬月額」を確認する必要があるのです。
社会保険事務所の窓口が開くのは午前８時３０分。　もはや、自分の年金は自分で守るしかないのです。

お礼

番組を見ているかのような的確な内容であぁそうだったと、その時の映像まで思い出しました。
大変詳しいご回答ありがとうございました。