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ネオ・アームとスーパークール

熱帯魚水槽の照明について教えてください。 60×30×36センチ水槽で小型淡水魚と水草少々を育てる予定です。オープン・アクアリウムにしたいので、照明を探しているのですが、照明に関する知識がないので困っています。 質問の内容ですが、カミハタの「ネオ・アーム」に「スーパークール70(散光型)」をセットして使ったらどうかなと思っているのですが、60センチ水槽にこの照明1つで足りるでしょうか? ちなみに現在は45センチ水槽にルミノ24Wを使っていますが、ちょっと暗いかなという感じです。 よろしくお願いします。

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  • x530
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回答No.2

No.1です。 > 今日、家電販店で、電球と蛍光灯と電球型蛍光灯とLED電球の明るさを比較するには何を基準にすればいいのか聞いたところ、それはむずかしいという答しか返ってきませんでした。もしかしたら、ご説明の中にある「lm」という単位で比較できるのでしょうか? =明るさの単位について= 単位の名称 カンデラ(cd)光度 ルーメン(lm)光束 ルクス(lx)照度 1カンデラという点光源は四方八方の空中に光が拡がりその際に4π(=12.5663706144)ルーメンの光を放射しているとします。 (4πというのは立体角のステラジアンという単位で360角度全方向という意味をもっています。) この12.5ルーメンの光を反射鏡や投射レンズを使ってどれだけ効率よく前面に投射するかで投射光束(照度)が変わってきます。 12.5ルーメンが1平方メートルに照射されますと12.5ルクスですし、10平方センチメートルですと1,256.6ルクスになります。 ルクスから単純にカンデラ換算できるのはロウソクのような点光源だけになります。 反射鏡とか投射レンズが介在していると正確なカンデラ換算はできなくなります。 前記の通り、照度(ルクス)からルーメンを求めるにはその照度で照らされている面積がわからないと光束(ルーメン)も求まらないということです。 LEDランプの場合、単体発光体は6400mcd(ミリカンデラ)程度が標準で、6400mcd(ミリカンデラ)という表記を見かけることがありますが、これはあくまでもLED単体の発光性能に他なりません。 (超高輝度LEDは複数の発光体をワンプライしたものです。) つまり反射鏡や投射レンズを用いずにLED単体に電気を流すと6400mcdの発光をするという意味です。 カンデラといっても、実際はLED自体も指向特性があり4π(全方位)に光をだしているわけではありません。 仮定として、前面にはこの値で出ているのならば、このLEDでは、1mで6.4ルクス程の光が得られることになります。 このLEDを複数個使って反射鏡や投射レンズを使うことにより、10倍~30倍くらいの照度(64~192ルクス)がφ20cm程度の範囲で得られるようになり、製品化されています。 すこし、わかり難かったかもしれませんが、照明の明るさは全光束(lm)が基準でよいと思います。 > また、「メタハラは点光源」というのは、スポットライトみたいな光で、ある程度の高さから照明すれば水槽全体を照らすことができると考えてよろしいのでしょうか? その通りです。 水槽照明における蛍光灯とメタハラの違いですが、、、 =メタハラ= ・メタハラは点光源の直進光ですから、水草や流木などの真下に陰が出来ます。 ・水面を揺らめかせることにより、水槽下部の底砂などに美しい光の揺らぎが生じます。 ・直進光ですから、水面から距離を離しても急激な減衰が無い特徴があります。 以上の点は、とても自然な雰囲気ある水景が表現できます。 =蛍光灯= ・面光源の分散光であるため、水草や流木などの真下にも十分に光が回り陰が出来ません。 ・大きな上草の陰部分に育成する下草にも十分に育成できます。 ・面光源は水面から、数センチ離れるだけで、ドンドン減衰するため、照明は水面ぎりぎりに設置する必要があります。 水草育成向きの照明ですが、自然な雰囲気ある水景の表現が苦手です。 蛇足ながら、、、 水槽底部の明るさを測る簡単な方法があります。 水槽の明るさを測りたい部分に5cm四方程度の白いビニールやプラスティック板を沈めます この白い板部分をデジタルカメラで絞り優先モードでスポット測光します。 絞りを固定(F5.6など)した際の適正露出時のシャッター速度を読み取ります。 シャッター速度が速いほどその部分が明るいことを意味します。

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  • x530
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回答No.3

No.1です。 一番はじめの「1カンデラ」についての説明を記述していません。 自分にとって当たり前だったので・・・思い込みでした、すみません。 「1カンデラは、およそろうそく一本の輝き」となっています。(動物油のろうそく) 「1カンデラは圧力101325パスカルの下における白金の凝固点にある黒体の、600000分の1平方メートルの平らな表面の垂直方向の光度になります。」と手持ちの本に書かれています。 厳密には、上記の通りですが、、、なんのこっちゃ?ですね。 ・カンデラは光源自体の明るさの単位。(ろうそくを基準に何本分・・・) ・ルーメンは、実際に照らされた面積に対する明るさの単位です。 雑談ながら、カンデラはキャンドル(ろうそく)という意味です。

mixedmolly
質問者

お礼

こんばんは。光を測るのはむずかしいんですね。でもロウソクが基準になるっていうのは、なんか人間的でおもしろいです。 とても丁寧な解説をありがとうございました。細かい数字は正直ピンとこないのですが、だいたいは理解できたと思います。 水槽の照明で、ぶら下げ式のかっこいいやつに蛍光灯仕様が少ない理由がよくわかりました。私もメタハラで美しい水槽を演出してみたいと思います。 おかげさまで、だいぶ先が見えてきました(費用がかかるってことも)。 本当にどうもありがとうございました。また、疑問質問が沸いてきたらよろしくお願いします。

  • x530
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回答No.1

> ちなみに現在は45センチ水槽にルミノ24Wを使っていますが、ちょっと暗いかなという感じです。 スーパークール70のランプはメタハラ20Wです。 蛍光灯は面光源に対し、メタハラは点光源という特性の違いはありますが、スーパークール70は電球型蛍光灯24Wよりも暗い照明です。 スーパークール交換電球 http://www.rva.ne.jp/shop/ks/haraid.htm アクアピンク1440lm/アクアホワイト900lm 電球型蛍光灯 24Wタイプ1520lm~1370lm 以上で、説明は要らなくなってしまったかもしれませんが、45センチ水槽にルミノ24Wで暗く感じるようならば、60cm標準水槽ならば、スーパークール70の2本立てにしないと満足出来ないと思います。 なおコンパクトメタハラは、「スーパークール70(20W)」よりも「ウシオ U-ONE セラミックメタルハライドランプ(24W)」の方がオススメです。 http://www.akaricenter.com/u-one10000.htm http://www.akaricenter.com/ushio_uone.htm 同製品がカミハタへOEMされています。 「ウシオ U-ONE セラミックメタルハライドランプ(24W)」は安定器内蔵型ですから、ご自分のお気に入りのデザインの100W電球用のスタンドに装着可能です。

mixedmolly
質問者

補足

早速の回答をありがとうございます。 とても詳しい方みたいなので、もう少し教えてください。 今日、家電販店で、電球と蛍光灯と電球型蛍光灯とLED電球の明るさを比較するには何を基準にすればいいのか聞いたところ、それはむずかしいという答しか返ってきませんでした。もしかしたら、ご説明の中にある「lm」という単位で比較できるのでしょうか? また、「メタハラは点光源」というのは、スポットライトみたいな光で、ある程度の高さから照明すれば水槽全体を照らすことができると考えてよろしいのでしょうか? 理工系はさっぱりおばかなので、どうかよろしくお願いします。