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ノートPCの液晶ディスプレイについて
現在17インチの液晶ディスプレイは単体だと2万円程度で販売されており、性能も液晶テレビと同等の広視野角、高コントラスト比になっています。しかしノートPCの17インチのディスプレイは、視野角も狭いし光沢液晶(写りこみが激しく使いづらい)でないとコントラスト比がかなり低いのですが、ノートPCに高性能液晶を搭載することは技術的に不可能なのでしょうか?
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> 他のメーカーが搭載しないので、うちも搭載してない だとしたら、そのメーカーはどうやって自社製品に特長を持たせるんでしょうね?他もやっている製品しか出さないんなら、勝負できるのは値段しかなさそうですけど。ということで、その回答は実現する手間とお金に見合わない、という意味を含んでいそうに思います。コントラストの向上は、液晶そのものでやれる工夫であれば、質問者さんが最初に述べているように、ノートPCに搭載することは技術的に困難ではないので。 液晶テレビやモニタで高コントラスト・高色純度のものができるのは、液晶そのものの工夫だけではなく、バックライトや反射板などいろんな工夫の積み重ねです。ただ、厚み・重さ・熱・消費電力の制約があると、できなかったりお金がかかる工夫は多いです。
- 13mobilflt
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#2です >ところが無いんですよ。みんな光沢で誤魔化してるんです。高価と言ってもプラス1万円くらいなのに何で搭載しないのか不思議ですね。 少し見ない間に、完全に光沢ナシは駆逐されてますね。 残っているのは、15インチの通販でのカスタマイズでのエプソンと、アップルぐらいになってしまいましたね。 簡単に言えば、立派な液晶搭載しても売れないからです。 1万円程度の差額があれば、CPUのグレードが変わります、グラフィックチップのグレードが変えられます。 カタログスペック上では大きな差になりますので、販売上不利になります。 同じスペックで1万円安いのと、同じ値段でCPUやグラフィック機能に差があればどちらを選ぶでしょうか? また、AV系のパソコンでは光沢ありの方が圧倒的に売れた実績があります。 写真編集ですとか印刷物に関わると液晶にも拘りますが、それ以外の方は見えれば大差はないと考える人の方が多数です。 写真編集や印刷物ですと、コントラスト比が高すぎても色味がおかしくなるので問題になるのですが。 結局、売れなければ通販限定でのカスタマイズでも用意しなくなります。
コントラスト比を上げるには、どうしても明るいバックライトが必要です。しかし単純に、ノートとして許されるサイズ(厚さ)の中には、そのようなバックライトは入りません。デスクトップ用の液晶って、どれもみんな分厚くて重いでしょう?そういうことです。 そんな液晶を「ノート」と称する製品に付けたとしたら、厚さも重さもノートとはもはや呼べないものになるでしょう。消費電力も一般ノートより増えるため、ACアダプタも巨大になります。だったら最初から一体型デスクトップにした方が、ずっとスマートかつ高性能なPCを作れます。持ち運びを前提としていないのであれば、ノート型である必然性などないとも言えるでしょう。 質問者さんがおっしゃる形に一番近いPCは、VAIO type Lじゃないですかね?下手な大型ノートよりはよっぽど場所を取らないと思いますが。
お礼
やはりノートの薄さだと技術的に無理なんですね。VAIO type Lの液晶はガラス張りなので、光沢と同じように写り込みが激しくて私には駄目です。セカンドモニターを買うか、デスクトップにするか、どちらかしか方法はなさそうですね。
補足
今日、パソコンメーカーから回答が来ましたが、技術的にはノートの薄さでも可能だそうです。他のメーカーが搭載しないので、うちも搭載してないと言っていました。
- Hoyat
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#1です。 「ユーザーの概念」と「メーカーの概念」は違うと申し上げているのです。17インチであろうと(極論で言えば存在しないけど22インチクラスだったとしても)ノートPCは「携行性を持ったもの」と想定するのがメーカーであって、それを固定で使うのは「ユーザーの使用」にすぎないのです。またパネル解像度の高細密化も影響しています(ノートPCのパネル解像度は高細密なものが多いです)。メーカーの想定する「ユーザー要求」は高コントラストよりも高細密です。OSやアプリケーションが高細密を要求するようになっていますからね。 高コントラスト比は、階調性には影響しない(500:1や1000:1という範囲の中で255階調を表現する)ので高コントラストが必ずしも高画質ではないから、特に必要と言うわけではないのです、逆に使用において目に負担を与えるなどのデメリットがあります。 安価なディスプレイの高コントラスト比は高照度のバックライトによって実現しているものが多く、高照度になればなるほどライトは故障しやすくなります(実際バックライトの保証は1年以下ですメーカーによっては半年以下だったりします)。故障率を減らすためにはバックライトの数を増やしたりする場合もありますが、余剰スペースの無いノートPCでは限度があります。安価にして消耗品扱いにする事によって、「ディスプレイを買い換えればいい」デスクトップと違いノートPCはディスプレイがダメになれば本体を有償修理に出すか、買い替えをせざるをえませよね?安価になってきたとは言えユーザーがそれを許容するとは思えませんのでメーカーは故障率を下げようとする訳です。 テレビの高コントラスト比は、これはPCのディスプレイよりもパネル解像度が低解像度である分、部品の調達費用が抑えられるのと大抵が大型(バックライトの方式を変えることや数を増やす事が出来る)である事に拠ります。またパネルそのものが低解像度である為にパネルそのものの故障率が低いのと相まって故障率は下げていますが、(バックライトの高照度による方式である場合は)低コントラスト比の方が実際は「故障しにくい」のです(だから比較論と申し上げています)。
補足
テレビのほうがPCより低解像度ということはないですよ。 それと家電店で2万円程度のディスプレイを見てみると輝度は高くしなくてもコントラストは高いんですよね。現在メーカーの回答を待っている状態です。
- 13mobilflt
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技術的には可能でも必要とされないので搭載していないが正解かと。 視野角については、外で使用する際に簡単に横から覗き込まれて見えるのは問題があります。 光沢パネルは安物のパネルでも色がぱっと見きれいに見えるようになります。 要は本体価格を下げる為に安物の液晶を使っているわけです。 逆に言えば、良い液晶を使ってその分価格を上乗せしても売れなくなる現状があるのではないでしょうか? 低価格帯のノートの液晶は酷い物ですし。 17インチクラスでは、メーカーと機種によっては、比較的マトモな液晶を積んでいるモデルもありますが、いわゆるフラグシップモデル等の高価なモデルに限定しているようです。 結局の所、きれいな画面で見たいけどお金を出してまではいいやって人が多いので今の状態になっているのではないでしょうか?
補足
>17インチクラスでは、メーカーと機種によっては、比較的マトモな液晶を積んでいるモデルもありますが ところが無いんですよ。みんな光沢で誤魔化してるんです。高価と言ってもプラス1万円くらいなのに何で搭載しないのか不思議ですね。
- Hoyat
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技術的と言うより使用想定が異なるから搭載しないのです。 まず視野角はデスクトップ用のモニターは机の上で「固定設置される」ので、体と必ずしも正対すると言うわけではありませんので視野角を広く取る必要性があり、またユーザーからそれを要求されますが、ノートPCは基本的に「携行性もっているもの」ですから正対させるのは容易だからです。 コントラストは、最近のディスプレイはDVD等の映像(動画って意外とコントラストが甘いのです)を見る事を前提をするので高いコントラスト比を持つようになっていますが、元々画像や映像を扱わない事を前提としていたノートPCは高コントラスト比のディスプレイを搭載する必然がなかったのです、まぁある意味慣習ですね。ですが高コントラスト比に関してもある必然はないのです、ノートPCの画面は基本的に「覗き込む」訳ですから。 デスクトップ用ディスプレイとノートPCのモニターとでは本来「使用状況」が異なるので「載せない」が正解であって「載せられない」訳ではありません、でもデスクトップ用ディスプレイと同等を求めるのは本来はディスクトップで作業をするものをノートでやろうとするユーザーだけですので、各メーカー・ベンダー共に作ってはこないと思いますけどね(比較論で高コントラスト比にすると故障しやすいですし、視野角が高いものは高価になります)。
お礼
17インチのノートPCを持ち歩く人は少ないと思います。「固定設置」で使う人が大多数だと思います。
補足
回答ありがとうございます。高性能のディスプレイは単体で2万円程度で売っていて高価ではありませんし、高コントラスト比にすると故障しやすいのであればデスクトップやテレビの液晶はすべて故障しやすいということになります。それと必要性がないということもないと思います。写りこみのない、高コントラストの映像を見たいというユーザーは無数に存在するはずです。
補足
現在はハイグレードのCPUやグラフィックを搭載したパソコンがメーカーによっては10万円程度で買えますから、液晶にも選択肢があればハイグレードを選ぶ人が多いのではないでしょうか。CPUやグラフィックに拘る人が画質を気にしないはずがありませんから。