弾く場所の環境も関係してきますよ。
エレアコやマイクを使用せず、生音でやるなら、
指引きのアルペジオが聞こえる範囲は限られます。
聞く人がどれだけ離れているか分かりませんが、
当然ながら自分で聞こえている程は聞こえないですよ。
その点は確認しておいた方が良いと思います。
もし聞こえにくい状況であれば、選択の余地はなく、
細かい音使いは無視して、フラットピックでストロークするしかありませんね。
その合間に、フラットピックでのアルペジオを混ぜるとか。
あと、ストロークでも、ポイントはベース音にあります。
コードがCなら、ベース音はド(5弦3フレット)ですから、
そのコードの1拍目は、5弦を中心にアタックします。
(あくまでも中心に、ということで、4弦、3弦も音が出てもかまいません。)
コードの変わり目(1拍目)を、ベース音を中心に弾くようにし、
2泊目以降は高音側を弾くように注意するだけでも、
聞こえ方が全然違います。
この曲は盛り上がり部分がなく、単調になりがちですので、
ベース音の変化に注意して弾いて、
あとは少しアルペジオっぽく高音弦の単音を混ぜると良いでしょう。
質問者さんの歌い方にもよりますが、私がフラットピックでやるとしたら、
●部分は基本的にダウンストロークで淡々と
■部分もダウンストロークですが、2ビートでジャラ~ンと
▲部分は1泊目から4泊目にかけて声もギターもだんだん力強く、そのまま次の小節まで
という感じですね。
●夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれに さまよう
●青空に 残された 私の心は 夏模様
■夢が覚め 夜の中
▲永い冬が
●窓を閉じて
●呼びかけたままで
■夢はつまり 想い出のあとさき
スコアはアルペジオの音使いなどは参考になりますが・・・。
原曲がバンド編成だと、あまり参考にならないと思います。
ギター弾き語り用となっていても、質問者さんが求められているような、
ギター1本での「味わいの出し方」みたいなのは表現されてませんから。
本人がギター1本でライブしたときの完全コピー版なら別ですが、
ビギナーレベルには難しい場合もあります。