度胸のいいインタビュアーとのことですが
私が最初に紹介した対談こそ、怖いもの知らずのインタビュアー阿川佐和子さんが週刊文春で聞いたことです。
まあ普通はそんな話題は聞かないよねえということを平然と聞いてしまうのが阿川さんの強みですが、
その彼女をしても、その程度の思い出話しか語られなかったのですから
いくら突撃されようとも、当人同士が何かを言うことは考えられません。
裏に何があろうとも表には出さないことを美徳とする世界ですし。
若いころは兄弟でバンドを組んでいたという話ですから
中年過ぎてから疎遠になったということでしょうか。
私の力のなさで誤解をされるといけませんので申し上げますが
対談の面白そうな部分のごく一部だけ抜き出したのでそういうイメージをお持ちになるのかもしれませんが
全体を通して、兄の悪口を言っているという印象は決して受けませんでした。
内心はどうだかはわかりませんが。
通読して感じたのは、何に対しても諦観している方だということでした。
阿川さんの対談集はたしか単行本化していたと思いますから、ご興味がおありでしたらお読みください。
勉強不足の(?)阿川さんは兄弟が疎遠であるということは知らずに対談に臨んだように思われます。
詳しくはご存じなくてお答えになっていらっしゃるようですが
>幸四郎さんの方が話題性もありテレビにもよく出ているのでそんな必要ないのでは?
それは逆です。ライバル意識を持っているからこそテレビに出たりして話題を作っているのですね。
吉右衛門丈の方が先に鬼平という当たり役をつかんでしまいましたから。
幸四郎丈は金銭的にちょっとというお話が多いです。
悪口を言われるのはメディアに露出することが多いための有名税みたいなものなんでしょうが
何せ襲名という、いくらお金があっても足りないようなイベントが待ち構えていますから、仕方ないことだと思います。
吉右衛門丈には息子がいないからがつがつしなくていいというせいもあるでしょう。
だからこそ、ライバル意識を燃やしても仕方ないのでしょう。
>それに歌舞伎一家としては他より突出してますしねぇ。
これはただ単にテレビでお目にかかることが多いので、一般的に知られているというだけで
特に突出しているとは思えないんですよ。
もちろん名優ですが、親子で名優という一家は珍しくありません。
お礼
またまたありがとうございます。ある程度のことは想像がついていたのですが、なにか真実が隠されているようで、どうにも気になっています。吉右衛門さんは時折、都内某所のスーパーで奥様とお買い物姿を拝見しますが、とても素敵な雰囲気。幸四郎さんは息子の不祥事の折りの対応はいただけませんでしたが、芸を極めようとする名人上手。繰り返しになりますが、せめて互いについて発言くらいはあってもいいのでは・・・