カッコーの囀りの意味は?
予備知識は托卵することだけです。カッコーがよく鳴きます。観察と言えるほど、しっかりしたものではありませんが、どうも雌雄のカップルが成立しているようです。一声か二声で止めるときがありますが、そんな時には何処からともなく、もう一羽が現れるからです。郊外へ出ればヨシキリも少しは鳴いていますが住宅地のサクラ、ケヤキ、ニセアカシアなどを住処としているオナガの巣に托卵するのではないかと推測しています。
さて、質問です。
1 カッコーはカップルで行動していると考えられますか。
托卵するカッコーは多忙な子育てからは開放されているのでしょうから、交尾さえ済めば雌雄の協力は不要な筈で単独行動の方が合理的に思えます。実はカップルと見るのは錯覚で、囀りは未だメスが見つからないだけだと考えるべきですか。それとも交尾が済んだ後も雌雄で行動することに何か利点があるのですか。よもやと思いますが、托卵すればよいのを幸いに同一のメスが何度も交尾と産卵を繰り返すためにカップルで行動しているなんてことがありますか。
2 カッコーのオスは一シーズンに複数のメスと交尾しますか。
多分、同じ個体だと思うのですが何故こんなに長期間(二月近い?)囀るのですか。実は、依然としてメスが見つかっていないなどの事情でもありますか。それとも托卵するので子育ての負担がなく、多くのメスを誘うなどの事情でもありますか。交尾とは別に、餌の確保の観点から縄張り内に他者を侵入させたくないなどの理由でもありますか。
3 近年、カッコーが都市部へ進出しつつあるというような情報がありますか。一般に都市鳥が殖えつつあるらしいのは承知しています。
よろしくお願いします。
お礼
早速ご回答いただき、ありがとうございました。参考になりました。今後も宜しくお願い致します。