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ip7100とip4500の比較
現在キャノンの「PIXUS IP7100」を使用しております。 この度「PIXUS IP4500」を、突然入手したのですが、私の利用環境において、どちらが優れているのか分かりません。dpiや印刷速度など、数字的なスペックは調べがつくのですが、7色が5色にスペックダウン(?!)などもあり、実用上の判断がつきません。利用形態は「L版写真印刷」と「DVDダイレクト印刷」が主です。両面印刷は特に必要ありません。 よろしくお願いします。
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少し前までPIXUS960iというBCI-6系の6色全弾2plのプリンタを 使っていて、最近iP4500に代替えした者です。 それ以外に、iP7100もよくいく出先にあったので使ってました。 iP7100はBCI-7(7e)の6色・全弾2plのプリンタですので、 写真印刷向けに振られた製品ですね。 その上にiP8100(7色)とiP8600(8色)があったわけですが、 iP7100でも十分な発色が得られていました。 風景写真においては、色空間の表現力はレッドインク、グリーンインク 搭載機には及ばないものの、通常の写真印刷において、 必要十分な能力を発揮していたと思います。 (iP8600・8100は使ったことないですが、iP9910使ったことあります) iP4500ですが、5色(染料4色+顔料BK)とはいえ、諧調表現では iP7100に匹敵する表現力を見せてくれますよ。 iP7100は全弾2plなのもあって細部の表現力、また6色インクによる 色の境目の処理の上手さ(粒状感が少ない)と言ったところが魅力。 ただし、プリンタドライバの進化によって、5色インクのiP4500でも 7100と比べても判らないくらいのレベルまで進化していると思います。 というのも、iP4500の場合、1pl・2pl・5plの3種類のインク粒を 滴下して印字する方式ですので、1pl・2plのインク粒が、iP7100の フォトシアン・フォトマゼンタと同じような役割をしますし、 さらに1plという細かい粒は、フォトシアン・フォトマゼンタよりも もっと微細な表現を可能にします。 純粋に画質で比べると非常に難しいところですが、 諧調表現ではiP4500、色空間ではiP7100ってトコでしょうか…。 ただ、インクコストを加味すると、iP4500が圧倒的に有利です。 プロフォト使用でL版約150枚とA4数枚フチなし写真印刷しましたが、 インク半分~3/4くらいの消費で済んでいます。 キヤノンの6色以上の機種はやたらとインク減るの早いです(-_-;) 印刷速度に関しては、「プロフォト・きれい」のモードで印刷して、 iP7100よりも少しだけ遅いかな?って程度です。 実用上何ら不満はありません。 文書の印刷はiP4500の方がかなり高速です。 iP7100の世代はなぜかしらヘッドが弱い印象がありますので、 もし6色に拘らないのであれば、iP4500のご使用をオススメします。
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- 080426
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IP7100とIP4500の違いは、最小インク滴が2ピコリットルと1ピコリットルの違いです。 http://cweb.canon.jp/pixus/lineup/ip4500/point01.html#print 光の場合は3原色の組み合わせでいろんな色を再現できますが、Y,M,Cの3色プリンターで印刷したものはとても写真画質と呼べるものではありません。 これは黒の追加や白(用紙)の改良、インク滴を小さくすること等で写真に近い表現が出来るようになりました。 さらに、粒状感(ざらつきがある)や、諧調表現が十分でない等を解消するために、低濃度インクを加えた6色以上の機種がでてきて初めて写真画質として認められるようになりました。 さて本題に戻りますが、キャノンは「理論的には1ピコリットルならば、Y,M,Cの3色だけで粒状感もなく諧調も十分表現できる。」としています。(確かこのような技術者の談話をどこかのサイトで見た記憶があるのですが、見つかりませんでした。) 参考までに、IP4500の前の世代の4色と6色の画質の比較をしているサイトを挙げておきます。 http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0511/16/news119_3.html また、IP4500と、MP800の比較は、 http://cweb.canon.jp/pixus/comparison/spec.html?spec_null=000&spec_null=000&spec_null=000&spec_df=110&spec_df=131&x=45&y=13 結論として、解像度が優れている、画像処理技術が向上している点などを総合的に考慮すれば、IP4500が数年前のIP7100より劣ることはないと思います。色味の違いは好みもありますので別にすると、大伸ばしの時には多少諧調表現の差があるかもしれません。しかし、L判プリントでは判別できない程の差だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 大判印刷はまずないので、ランニングコストと経年劣化を考えると、 切り替えたほうが良いかもしれませんね。 ご指摘ありがとうございました。
- 4G52GS
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プリンタの修理屋です。 iP7100当時のiP4100がiP4500と同等のグレードとなります。 iP7500は7色ですが、iP7100は6色です。 iP7100とiP4500(iP4100)では想定している使用目的にかなりの差があります(本来は)。 通常、プリンタの使用目的は、普通紙を主体とした文書印刷と写真印刷の2つと考えることが出来ます。 写真印刷の場合は染料インクの方が有利(例外もありますが)ですが、染料インクで普通紙印刷するとにじみが発生し、必ずしもきれいな印刷は出来ません。 普通のプリンタでは黒インクは普通紙を考慮して顔料インクを装備しています。 そういった機種で写真印刷を行う場合は黒以外の3色のインクで印刷します。 メーカーの説明では黒がくっきり出ない、という事です。 そこで、写真用の黒を装備したものが5色のモデル。 それにフォトシアンとフォトマゼンタを装備したのが7色モデル。 顔料インクを省略したのが6色モデルとなります。 (注:以前のモデルでiP8600、990i、F800、700Jという7色モデルがありましたが、これはまったく異なる構成でした) iP7100は顔料インクを装備しない6色モデルですので、写真専用と考えるべきでしょう。 通常印刷をまったく考えないのであればiP7100の方が良いともいえますが、数年の差が画質にどう表れるかは不明です。 一般論ですが、4年くらいの差がありますので、画質は互角と考えていいのでは? そうすると、クリーニングでロスするインクは6:5ですから、ランニングコストはiP4500に軍配が上がるはず。 普通紙印刷がまったく無いともいえないでしょうから、iP4500の方が重宝するのは間違いないと思います。 iP7100のメリットは、インクタンクのICチップ非対応時代の機種ですから社外インク派にはうれしい機種ですね。 また、USBポートが1.1と2.0が独立して付いていますので、2台のPCで使う場合は便利です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 プロからのアドバイスで、私の知らない情報をたくさん頂きました。 通常印刷はほとんど無いため、写真専用機としては今のip7100が良いのかもしれません。ただ、修理屋さんからということで、経年劣化が気になりました。確かに4年はつかっておりますので、新品に換えたほうがよいのかもしれませんね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 実際に双方を使用している方の、実質的な意見で、 大変参考になりました。 お勧めにそって、IP4500へ切り替えたいと思います。 ありがとうございました。