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我が子を自殺に追いこんでしまった親
家庭事情、感情的齟齬などから、 我が子を自殺へ追い込むこととなってしまい、 後悔・煩悶する……という親が描かれた(あるいは登場する)小説を探しています(できれば父と息子)。 よろしくお願いいたします。
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noname#118935
回答No.1
家庭事情とか感情的齟齬からの自殺ではなく、 小説でもありませんが、 我が子に自殺されてしまった父の後悔、煩悶を記したのが、 <柳田邦男「犠牲(サクリファイス)-わが息子・脳死の11日」 我が子が、自殺を図るほどの苦しみを抱えていたのに、 自殺されるまで、そのことにまるで気がつかなかった柳田邦男。 赤裸々にその苦悩が語られています。
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- apricot06
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回答No.2
父と息子、ではなく、父と娘になりますが、 「福永武彦」さんの『告別』はいかがでしょうか? 「家庭の事情から娘は自殺をします」。 その一言では済ませられない、 「生きている意味」と言う事に対する娘の心理描写に惹き込まれます。 そんな疑問にとり付かれるようにして死んでいった娘と、 その疑問をとり付かせるきっかけを作ってしまった父親。 娘の死後、父親は娘の葛藤に気付いて行きます。 中篇で読み易く、内容の濃い作品かと思います。
質問者
お礼
当初は「父と息子」に限定していたのですが、 『告別』の内容を知り、是非とも読んでみたいとの思いに駆られています。 入手はかなり困難なようですので、図書館で探してみます。 貴重な情報を本当に有難うございました。
お礼
小説ではないとのことですが、 是非とも読んでみたい(自分にとって読む必要がある)1冊だと感じました。 情報を本当にありがとうございました。