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BOSS GT-PROとは?
- BOSS GT-PROはギター初心者にもおすすめのマルチエフェクターです。
- COSMアンプ搭載で様々な音色を再現することができます。
- 使い方次第で幅広い音作りが可能であり、自分の好みに合わせたサウンドを作り出せます。
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No.1です。 FC-50をお持ちになられていて、ライブ演奏で使用予定ということで、状況はわかりました。 これに関しましては、まず、FC-50は、フットスイッチのみとなっておりますので、ボリュームペダルやワウペダルとして使えるペダル付きのFC-200やFC-300を使われたほうが何かと良いかと思います。(御予算が許せばということになりますが) 音量のコントロールは、ライブ演奏において将来必ず必要になりますが、GT-PRO各部の出力レベルを設定しておいて、その切り替えでも行えるものの、無段階に音量を設定できるボリュームペダルのほうが、やはり実用的なものとなります。 そして、このボリュームペダルの話も含め、GTシリーズ等のマルチエフェクターは、ライブにおいては、ROLANDのJCのような、アンプにおいて音を歪せない設定とできる種のギターアンプの使用を前提としていることにも注意となります。 つまり、基本的な音色をマルチエフェクターで全て作っておき、その音をそのまま出してくれるようなアンプの使用が好ましいということで、このことの第一の理由は、ディレイ、リバーブ、コーラス、フランジャー等の空間系と呼ばれる種のエフェクターは、音を歪ませた後に接続しないと音が崩れてしまうことになる、ということです。 マーシャル等のチューブアンプでGAINを上げてアンプで音を歪ませる場合、空間系の使用状態でのマルチエフェクターを通常通りアンプの前に接続すれば、上記の逆の順の接続となり、好ましくないことになってしまいます。 したがって、この場合は、アンプのセンド-リターン(エフェクトループ)にマルチ(エフェクター)を入れることになるのですが、マルチにはコンプレッサーやワウ等、歪ませる前に接続するべきものも含まれておりますので、これは実質できないことが多いものです。 よって、結局は、空間系の使用の場合は、歪みの音も全てマルチで作り、アンプは極力歪ませない設定でアンプの前に接続するか、やはり、上記のようにJCのようなアンプを使用することになってくるものです。 あるいは、マルチエフェクターは基本的にはプリアンプと同等のものですので、マーシャル等のアンプでも、リターンの端子(ジャック)から入力して、パワーアンプとスピーカー(キャビネット)のみの使用とすればだいじょうぶではあります。(⇒マーシャルのプリアンプは切り離され、自動的にマーシャルでは歪ませない状態となります。) しかし、この使い方では、それなりに難しい要素もあるので、通常は、どの店にも置いてあることが多いROLANDのJC-120(または、JC-160)に接続して使ったほうが無難となるものです。 このようなことでまとめると、空間系のエフェクター等に関してはGT-PROのもので特に問題はありませんので、歪み系を考慮した場合は、ライブでのセッティングは次のようなものが考えられることになります。(いずれの場合も、MIDIコントローラーは、FC-200かFC-300が良いことになります。) 1.歪みの音に関してはGT-PROの単体の歪み系を使って、アンプはJC-120(JC-160)を使用。(⇒大きく歪ませた場合(ハイゲイン)の音質には多少目をつぶることになりますが、クランチ程度の軽めの歪みは十分使えます。) 2.歪みの音は、GT-PROのエフェクトループを使った外付けでの歪み系エフェクターを利用し、アンプはJC-120(JC-160)を使用。 3.歪みの音は、GT-PROのエフェクトループを使った外付けでの歪み系エフェクターを利用し、マーシャル等のチューブアンプのリターンに接続、アンプのパワーアンプ以降のみを使用。(⇒JCよりは、より太い音を出すことが可能とはなります。) 4.マーシャル等のチューブアンプを使用して、歪みの音はアンプで作り、アンプのエフェクトループに空間系等の使用のみとしたGT-PROを入れる。
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- real_tube
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私は現在、GT-PRO を使っています。 お兄様がどのような点でこれを薦められたのかをおききしたいかとも思いますが、この機器は、その名前どおり、ある程度の経験者のかた用といった内容のもので、残念ながら、初心者のかたですと色々な面で扱いが難しいかと思うところです。 私がGT-PROを選択した理由も、”他の色々な機器と組み合わせて、ある程度大規模なシステムを作る場合に便利である”という特徴があるからであって、BOSSのGT-8やGT-10といった、通常のフロアタイプ(床に置く形式)のマルチエフェクターと比較すると、GT-PRO 単体での使用には限界があり、自宅での録音作業等にしか使えないものとなってしまいます。 バンド活動等で使うには、少なくとも、ROLANDのFC-200やFC-300といった、GT-PRO 内部のエフェクターの設定を切り替えたり、音量を変えたりするコントローラーを別途購入して接続して使う必要があります。(既に購入されているかもしれませんが) したがって、持ち運ぶ際の重量や手間を考えても、なかなかたいへんなものともなってしまうわけです。 また、COSMアンプは、一般にアンプモデリングと呼ばれるものですが、音を歪ませることに関しては、実際のバンド演奏ではあまり使えないような音質であるので、COSMの機能はOFFとして使わないようにし、内蔵のオーバードライブやディストーション等、単体のエフェクターとしての機能を使って音を歪ませたほうが良いかもしれません。 または、3系統装備されているエフェクトループという機能を使って、他の歪み系エフェクターを接続して使うという手段もとれます。これであれば、良好な音のエフェクターを別途購入して接続するということで、歪みの音質に関しては、かなりの解決が図れるものです。 音を歪ませる場合の機能があまり良くないことは、他のGTシリーズのマルチエフェクターでも同様なのですが、最新のGT-10では、COSMの機能が改良され、以前よりは良い音質にはなっているようです。(⇒残念ながら、GT-PROは以前のCOSMが使われています。) このようなことで、はっきり言ってGT-PRO の扱いは、色々とめんどうですので、機器に詳しいかたや、音楽教室に行く等して、直接説明を聞きながら検討されるのが良いかと思います。
お礼
そうなんですか・・・ライブで使おうと思っていたんですが、歪みがBOSSシリーズには向いてないんですね・・・フットコントローラーならFC-50を持っています。回答ありがとうございました。
お礼
本当に詳しく書いていただいてありがとうございます。すごく参考になりました。アンプはJCのものを買うことにします。フットコントローラーもFC200に買い換えます。問題が解決しました。本当にありがとうございました。