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海外の競馬事情について教えてください。
ここ数年、海外の競馬について情報が入ってくる様になり、私のようなオヤジの間でもダービーや凱旋門賞のレース内容が話題になるようになりました。 しかし、実際に海外の競馬は体験した事が無いので色々分からないことがあります。 そこで、何点か教えてください。 (1)G1レースの数について 最近は日本でも統一G1も出来て、G1レースの数も増えましたが、海外の場合は頻繁にG1レースが行われていますね。 特に北米では(BCは別にしても)週に何回も行われているように記憶しております。 しかし、数が多ければそのレベルも低くなるのは当然の帰結で、北米のG1レースの中には賞金が日本の条件戦並みというのもあります。 実際、G1レースの数の割合やレースの重みは日本と比べてどうなのでしょうか。 (2)競馬主催団体について 日本では、JRAとNAR(と各地方競馬)に分かれて競馬が施行されていますが、海外ではそんなことが無いと聞いたことがあります。 海外では競馬はどうのような団体(官・民の別)が施行しているのでしょうか。 (3)世間の「目」について 日本では、今でも「競馬」=「ギャンプル」=「楽して設けようとする不道徳な連中」=「悪」という図式を抱いてい方々が少なからずいらっしゃいますが、海外ではどうなのでしょう。 英国ではダービーに王室が観戦するなど「貴族のスポーツ」と認識されているとの報道もありますが(これも真偽は不明です)、他の国ではどうでしょうか。 テレビドラマや映画に競馬が登場するのはそんなに多くないと思います(「スティング」には出てきますが、主な舞台は馬券売り場だったと記憶しています)ので普段の市民生活と、どのように関わっているのか分かりません。 大変長くなって申し訳ありませんが、御暇のときにでもご回答願います。
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NAATANさんこんにちわ。 長文になりますが失礼をば。 この最近の日本の馬の海外進出には目を見張るものがあります。 (1)G1レースの数について >特に北米では(BCは別にしても)週に何回も行われているように記憶しております。 しかし、数が多ければそのレベルも低くなるのは当然の帰結で、北米のG1レースの中には賞金が日本の条件戦並みというのもあります。 日本は世界中の中で賞金が高い国です。 特に中央競馬ではたかが条件戦で400万円ももらえます。こんな国はほかにはないと思います。のでほかのの国の重賞の賞金が低くてもそんなに違和感はありません。 また北米でのレースについてですが、開催している競馬場の数が多いのでそれだけ重賞の数が多いのだと思います。しかしそれだけサラブレッドの生産数も多いのである程度は馬の質は維持できるのではないかと思います。 アメリカもすべての競馬場が日本以上のレベルがあるのではないと思っています。 (2)競馬主催団体について 基本的に賭け事の主催が地方公共団体の外郭団体の主催というのは日本独自のシステムだと思います。法律的にギャンブルが禁止されているのでこのような方法をとっているのですね。 外国ではおのおのジョッキークラブや会社が固有をしていたりするところが多く思いますがこの件はあまり詳しくないのでほかに詳しい方がいましたらそちらの助言願いたいと思います。 (3)世間の「目」について 私は競馬に関して2種類あると思います。 まず普通にかけて楽しむ人。こちらの人は外国でも多少日本と同じような感覚がもたれはしますが、日本ほど賭け事に関する嫌悪感がないのでそこまで感じないだけかもしれません。ただ、やっぱりよくは言われないと思います。 次に自分自身が馬を持つ人。(要するに馬主ですね) こちらは日本ほど賞金が高くないので維持をすることはとても大変なことだと思います。要するのそれだけ経済的な余裕がないとできないことだと思います。 あと、欧米のステータスのひとつになっていることだと思います。お金持ちになったら牧場を持ったり、どこかのクラブチームをもったりと、こういうことはお金持ちのシンボルなんだとおもいます。 だからこのような点で「貴族のスポーツ」となるのだと思います。 どこかで聞いたことありますが案外ギャンブルに熱中しやすいのはアジアの人なんだそうです。そういう点では日本人のほうがギャンブルに対しての偏見が強いかもしれません。 海外進出ですが道営で調教師をしていた方が、マレーシアで第二の調教師人生を送るという話を聞きました。こちらのほうもぜひ日本人の活躍を期待したいものです。 応援しませんか?
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- mr0823
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(1)「海外競馬に行こう!」 (2)「海外競馬完全読本―世界の競馬の仕組みが詳しく分かる」 上記2冊の本は詳しく、楽しいですよ。一度立ち読みでもしてみてください。 ↓これも便利!
お礼
ありがとうございます。 参考URLはトップページを見ただけですけど、大変参考になりそうですね。 じっくり時間を掛けて見てみます。
お礼
詳細なご回答、ありがとうございます。 (1)については、確かに中央競馬のバカ高い賞金(一口馬主としては、一寸ありがたいのですが)と比較して、レベルを云々するのは乱暴でしたね。反省します。 北米は開催競馬場が多いわけですか、それなら相対的にG1レースの数が多いのもうなずけますね。 因みに、日本の何倍くらいでしょうか。宜しければ追加のご回答をお願いします。 (3)については、日本とは全く事情が違うということですね。 そういえば、ラスベガスへ行ったとき空港や「デニーズ」にスロットマシーンがあって、サラリーマンや主婦が軽い感じでやっていたのが印象的でした。 馬主がステータスですか。確かに日本でも金持ちしかなれませんが、「尊敬される存在」かというと、一寸疑問に思うところがあります。 アジアの人がギャンブル好きというのは、分かるような気がします。 道営の調教師の方の話は興味がありますね。厳しい環境の中でやってきたからこそ、出来るのかも知れませんね。(中央の有名調教師などでは、無理のような気がします)