MPOアッセイ
私はある組織のMPO活性を測定しようと思っているんですが、それに先立って、キットの試薬が使えるかどうかを見るために、スタンダードの検量線を引きました。
このキットはMPO の塩素化活性を蛍光検出するもので、塩素化反応により生成した次亜塩素酸(HOCl)との反応により,基質 APF が蛍光物質 Fluorescein に変化することを利用しています。この検量線をプロトコール通りエンドポイントで測りました。
A 0nM
B 5
C 10
D 25
E 50
F 100
G 150
H 200
プロトコールの例によるとグラフは、縦軸蛍光強度で、横軸フルオロセイン濃度において、Hのポイントで約20000程になっています。y=105.7x-53ぐらいになると書かれています。
しかし、やってみると、 バッファーだけのはずのAにおいて10000ほどの蛍光強度がありそこから20000まで伸びていく直線のグラフや、Aでは0でもHの部分で10000ほどといったグラフになってしまいます。どちらも傾きはプロトコールの半分ほどです。どちらもr二乗は1に近く、希釈の手技は問題ないと思われます。何が原因なのでしょうか?
条件は室温、蛍光波長範囲485-515で黒プレートでやっています。
宜しくお願いします。
お礼
やはりチートですか。 ありがとうございます。