「流行語大賞」は,自由国民社という出版社が決めています。『現代用語の基礎知識』という大きな本を戦後すぐのころから毎年出しているところです,。
自由民主党とは関係ないと思いますけど…。
で,流行語大賞とは
>1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新
>語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
だそうですので,単に流行していたかどうかというより,その1年の世相を短い語句で語るのにふさわしいものが選ばれているように思われます。
見ていると,そんなに流行っていたとは思わないが,今読むと確かにあの年を思い出すなあ,というのも結構あります。
また,雲仙普賢岳が噴火した年の「火砕流」は,昔からある火山の専門用語がたまたまこの年はよくニュースに出てきたというだけであって,いわゆる流行語とはちょっと違うと思いますが,大賞を授章しています(雲仙岳測候所の職員が表彰式に出ました)。
そう考えると,今年の2月~3月は一般紙だけでなくスポーツ紙もワイドショーもムネオ問題で持ち切りでしたし(ワイドショーに佐々木さんはじめ共産党議員が連日出演するというのは非常に珍しいんじゃないでしょうか),少なくとも大賞の候補になる資格は十分あると思います。
ただ,誰がもらうかというと…
たいていは「言った本人」「流行らせた人」などが受賞しているので,それでいくと,4番か2番かなあ。
4番だとすると,言い出しっぺが特定できないので代表として3番,ということもあるかな。いずれにしても,国後島から呼ぶ交通費がかかりそう。
2番だとすると,案外出てくるかもしれません。ワイドショーにも出ているくらいですから。
1番は…さすがに難しいでしょう。坂田さんならありうるか?
カーン選手は私も印象的でした。「流行語」でなく,今年の絵になる場面,だったらかなり上位に来そうな気がします。
ともあれ,あと約1か月後を楽しみに待ちたいと思います。
お礼
ありがとうございます。 さすがに「無削除最多回答質問20ポイント受賞者」。 こんなところまでよくお越しくださいました・・。 「現代用語・・」の出版社が出しているんですか。なるほど、といえばなるほどですね。 「1の方」は、参考人質問にたいして「スズキとかムネオとか、そんなことは誰も言ってませんよ」って否定してたから、「流行語」として認定しても、やっぱり否定されるんでしょうかね。 ロナウドが「ヘアスタイル」以外で何か流行らせたら面白かったのになあ…。 そういえば「ベッカム様」や「中津江村」も流行語のうち…?